マガジンのカバー画像

好きな記事その2

383
運営しているクリエイター

#とは

ネック・チャンド:驚異のランドアート(アウトサイダーアート)

ネック・チャンド:驚異のランドアート(アウトサイダーアート)

ネック・チャンド(Nek Chand Saini,1924-2015/インド)の驚異のランドアート(アウトサイダーアート/アール・ブリュット)

ネック・チャンドは、チャンディーガル市(Chandigarh)に18エーカーの彫刻庭園であるロックガーデン・オブ・チャンディーガルを建設したことで著名だ。そのガーデンは、タージマハルに次ぐ、2番目に人気のある場所だ。
そして、そこに鎮座するかのような人形

もっとみる
作家ゾンネンシュターン:何が本当なのか(アウトサイダー・アート)

作家ゾンネンシュターン:何が本当なのか(アウトサイダー・アート)

フリードリヒ・シュレーダー・ゾンネンシュターン(Friedrich Schröder-Sonnenstern,1892-1982/リトアニア・ドイツ):画家
1892年、ティルジット(東プロイセン/リトアニア)生まれ。
色鉛筆等でシュルレアリスム的な絵を描いたアウトサイダー・アートの作家。
「ゾンネンシュターン」は、ドイツ語の「太陽(Sonne)」と「星(Stern)」からなり、自らを「月の精の

もっとみる
どうしようは要らない

どうしようは要らない

どうしようは要らない。
どうしようと思うから
変な思い込みに囚われる。

もっとみる
確信だけが現実になる

確信だけが現実になる

今日は長崎の原爆の日。
心静かに祈りたい。

私は信仰心がとても厚い。
信仰とは信じること。
信仰とは神や仏の道を敬い
その教えに従うこと。

宗教心もかなり厚い。
宗教とは神や仏の道を
人の力を超える存在を
世界を創りし
絶対的存在を信じて信仰すること。

信仰とは
特定の宗教団体に入ることではない。

自らの内に信じる想いを持つこと。

信仰とは望みを確信すること
見えない真実を確かに認めるこ

もっとみる
時代を創る意識

時代を創る意識

鳥の群れが飛んでいた。
鳥の群れにはリーダーがいない。
統制とれた編隊を組み飛ぶ理由。
アリと同じで集合意識だ。

考えれば人間も
宇宙から見たら
地球人という
大きな一つの集合意識。

集合意識は個人を縛る
集合意識は時代をつくる。

意識を自分で創ると
集合意識も変化する。

自らの意識を大切にして
自らver.upを確実に行う。

外の誰かに作られた
意図が入っている情報は要らない。

外の

もっとみる
意識を向けるもの

意識を向けるもの

芙蓉の花が咲いている。
夏を迎えた。
夏の太陽に繊細な芙蓉の美しさが映える。

とても多くの人が
不安を抱え生きている。

人の心は対象に
意識を向けるほどに
現実に顕在化する。

意識を向けるから顕在化する。

対処しようとすると
対象に意識が向かう。

対処するから
苦しいことへ
意識の力を与えてしまう。

苦しみはとれず苦しみは続く。

対処すればするほど
苦しみは大きくなる。

花に意識を

もっとみる
諸悪をつくるもの

諸悪をつくるもの

猫じゃらしが
朝の光の中で揺れた。
ひかり無くば見なかった。
朝の光があることで
何かが変わった。

現象と存在は面白い
肉体的血縁関係は一度きり
親子は一世などと云う。

魂や霊というものは
夫婦は二世
師弟は七世と云ったりする。

霊的親族などとも云う。
永遠に消えぬ関係
物質は儚いが霊は永遠と云う。

霊とは幽霊ではない。
幽霊とは幽かな霊
彷徨いし抜け殻に過ぎない。

全ての現象は元々

もっとみる
自らを認めて始まること

自らを認めて始まること

特別な価値は存在しない。
それは物質世界の夢幻。
存在には全て価値がある。
一が存在する理由は此処にある。
存在するあなたが在り難いのだ。

雨上がりの朝
百日紅が咲いた。
とても美しい
あれから一年が経つ。

人が何かをするとき
そのことをすれば
自分に良いことだと必ず思っている。

決して悪いと思って
悪いことをしているわけではない。

人は不思議だ。
良いと思うことしかできない。
良いと思い

もっとみる
起きてくること

起きてくること

あなたにとっての真実は
正しいものでも本当でも嘘でもない。

あなたを幸せに
導くものが真実。
大切なことはこころが
満たされて幸せを感じているか。

只それだけでいい。

恐れよりも不安よりも
明日への期待と安心に包まれて

それだけが大切だから。

いま思い考えていること
この思考があらわれてくる。

もっとみる
フルクサス-日常とアートの閾を除く

フルクサス-日常とアートの閾を除く

フルクサス(Fluxus)
1960年代を代表するイベント(1度限りのアート)をメインに展開された芸術運動。
1950年代後半以降の*ネオダダ的な芸術運動の中心核的な運動となるだろう。
ジョージ・マチューナス(George Maciunas,1931-1978/建築家・デザイナー,リトアニア出身)が、宣言(1961年)した前衛芸術運動であり、 多国籍のグループで構成された。そして、ニューヨークや欧

もっとみる
女性アーティストSarah Lucas(YBAs)-大胆なユーモアでの不条理を表象

女性アーティストSarah Lucas(YBAs)-大胆なユーモアでの不条理を表象

サラ・ルーカス(Sarah Lucas,1962- UK)
身体表現をテーマとした立体、インスタレーション、写真、コラージュ等。
日常にある不条理を強調し、批判的なユーモアを取り込んで表象している。
YBAs(Young British Artist)のメンバーだ。

1962年、ロンドン生まれ。
1987年、ロンドン大学(ゴールドスミス校)を卒業 。
1988年、「Freeze」展-ロンドン大学

もっとみる
理屈から情の時代へ

理屈から情の時代へ

理屈で考えて
理屈で整え
理屈で生きることの臨界点。

理のみでは
情を越えることはできない。

情という
こころを
動かすことはできない。

時代の変わり目
幾つもの相が
深層で交錯する

混濁し
一つの潮流となる。

小さな力で
抗えるものではない

時代の潮流に
飲み込まれて行く。

新型コロナウィルスの出現

AIの進化

先の大東亜・太平洋戦争
望んでいなかった戦い
長期化すれば
物資不

もっとみる
#2 デレク・ジャーマン監督- 苦悩の映像

#2 デレク・ジャーマン監督- 苦悩の映像

デレク・ジャーマン(Derek Jarman、1942 - 1994 UK)
イギリスの映画監督、アーティスト、ガーディナー(園芸家)。

Fig.カラヴァッジオ (Caravaggio)-1986

Derek Jarman 監督-略歴
ロンドン大学キングス・カレッジで美術を学ぶ。
そして、映画監督ケン・ラッセルのもとで美術スタッフを務め、
"In the Shadow of the Sun"

もっとみる
現代アートとその周辺文化を考える

現代アートとその周辺文化を考える

 現代アートが成立するバックグラウンドとその周辺は、不可解だが、分かりやすい世界かも知れない。
それは、現代アートの価値を論じる為には、*現代の「メディチ家」(Casa de' Medici:ルネッサンス期にイタリア・ファレンツェに於いて、その財力で芸術家を支援した)という存在のバックグラウンドで成立するという事だ。
そのバックグランドは、狭義の*アートワールド(現代アートの価値と価格)は、なん

もっとみる