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ずっと地上にいるダンスは自由度が高い
タンゴ、ハッスル、サルサなどは、浮き沈みがない、ずっと地上にいるペアダンスです。
これらのペアダンスの大きな特徴としてあるのが、自由度が高いということです。どの状態からでも、あらゆる派生の選択肢があります。
逆に浮き沈みのあるダンスとは、たとえばワルツ、スウィング (ジルバ、ジャイブ、リンディホップなど)、フォックストロット (ブルース、スローフォックストロット)、クイックステップなどなどがあり
ペアダンスのコミュニケーションとして基本的なこと
社交ダンス、アルゼンチンタンゴ、ハッスル、サルサといったペアダンスには大きく2つの要素がある。それが「プレゼンテーション(表現)」と「コミュニケーション(交流)」である。
そして軽視されがちなのがコミュニケーションの方だ。ダンサーたちはプレゼンテーションのための技術をどんどん磨いてはいくが、コミュニケーションの技術は磨かないままの場合が多い(人に関心があるからペアダンスをしているのだろうに…)。コ
彼氏・旦那はなぜペアダンスをいっしょに踊ってくれないのか
ペアダンスをやっていると、社交ダンス、アルゼンチンタンゴ、ハッスルなど、どの界隈でも聞こえてくるのが「彼氏・旦那がいっしょに踊ってくれない」というもの。
そのために彼女・妻が一人でダンスを習っているという方は非常に多い。
今回の記事では、この問題における彼氏・旦那がいっしょに踊ってくれない理由と解決策について考えていこうと思う。
彼氏・旦那が踊ってくれない理由彼氏・旦那が踊ってくれない理由とし
私がコロナ禍で望んだのは平和でした
私はこのコロナ禍のなか、幸運なことにすばらしいパートナーと出会い、結婚しました。ですが、私の実家には未だにあいさつに行くことはできていません。
実家は田舎であること、実家は自営業を営んでいることもあり「身内から感染者がでたら店を畳まないといけないから、まだ帰れないね」と言われたためです。
その後もいろいろありました。「父が倒れて救急車で運ばれた」と母が泣きながら電話してきても帰れません。祖父や
ペアダンスの楽しい思い出 〜ミロンガ編〜
私は社交ダンスからはじめてその後アルゼンチンタンゴをはじめた。社交ダンスでは曲を途中で切り、1曲ごとにパートナーチェンジするのが当たり前だったので、アルゼンチンタンゴのレッスンで1曲踊りきることや、ミロンガで4曲同じパートナーと踊ることは、最初のうちはしんどかった。
しかし徐々に、同じパートナーと連続して長時間を踊ることはとても楽しいことだと気づいた。曲の合間にちょっとした雑談ができたりして、た
最近のコンチネンタルタンゴの音楽は社交ダンスのタンゴ基礎と合わない
社交ダンスのタンゴはコンチネンタルタンゴの音楽で踊ります。そしてその基礎ルーティンは1小節半 (SQQS) とか2小節 (SSQQS) くらいで構成されます。
社交ダンスのタンゴの特徴は「瞬発と急停止」なので、ルーティンの始まりで勢いよく飛び出して、そのおわりで急停止し、それによってスタッカートの歯切れよさを表現します。
昔ながらのコンチネンタルタンゴの音楽はスタッカートが生まれる間隔が短かっ
ペアダンスでは毎回完璧なリードをしなくてもよい
ソーシャルなペアダンスを踊る上では、同じ相手と踊っている間は、一度リードが通じた動きは二回目以降は多少雑にリードしてもよいです。それで十分に伝わりますし、伝わればよいのです。
レッスンを受けていると、「このリードでは伝わらないのでもっとこうしましょう」みたいなことを習います。
しかし、それはその動きをする度にすべて完璧にしなくてもよいです。
これは会話で考えると、「Aを達成するために、Bをした
踏み変えもリードでできるとペアダンスの自由度はさらに広がり、やさしさも向上する
社交ダンスは「足を揃えたら踏み変える」ということがルールになっていますが、アルゼンチンタンゴでは踏み変えはリードで行うので踏み変えをリードしなければフォロワーは踏み変えません。
アルゼンチンタンゴはこの点で、社交ダンスより自由度が高くなります。
右足の次は左足、左足の次は右足、足を揃えたら踏み変える。これが社交ダンスのルールですが、この踏み変えルールのために振り付けではなくソーシャルに踊る上で
主として裏をとるダンスは、ときに表をとることも必要
インターナショナル・スタイルの社交ダンスのルンバとチャチャチャは、主として音楽の裏をとります。
ルンバなら2・3・4。チャチャチャなら2・3・4&1です。
インターナショナル・スタイルの社交ダンスは、これらの種目では裏をとることしか教えません。しかし、音楽はときに表をとったほうがうまく合うことがあるのと、そもそも表をとるスタイルもあります。
たとえばルンバは、スクウェアルンバやアメリカンスタイ
メロディアスな曲は素の自分で踊ってはダメなのだということを思い出した
深夜のテンションで自戒的なことを書く。
新型コロナ対策の緊急事態宣言が明けて、アルゼンチンタンゴのプラクティカに参加した。
ダリエンソ系のリズミックな曲はもともと得意で、ブランク明けだが勘を取り戻しながら踊れた。
しかし、メロディアスな曲の踊り方を完全に忘れてしまっていた。どうしてもグダグダになってしまう。これは技を忘れたとか、もっと溜めを入れないといけないとかそういう技術的なことではなく、ど