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ユーチューバーは次世代の販売員?【オンライン販売の工夫】

 以前オンライン販売の工夫として、キリンのホームページを例に挙げました。今日はそういったサイト上の工夫ではなく、公式サイトへ誘導するための工夫をご紹介したいと思います。

 私が目を付けたのはYoutubeを通した各社の取り組みです。例えば色味や質感など"生"の要素が大いに重要となる化粧品の場合、シャネルはいくつかの著名ユーチューバーにパートナー契約する手段をとっています。
 これは商品の提供に加え、ユーチューバーごとにクーポンコードが発行されることもあります。そうすることで視聴者は自分の好きなレビューを確認した後、そのまま概要欄からお得に買い物をすることができます。

 動画には化粧品の細かな色の違いを半顔で比較してくれる人や、その商品の持ちはどれくらいなのか1日を通して実験してくれるコンテンツなんかもあります。

 今はコロナの影響もありカウンターに行っても試すことができませんから、無料でレビューが確認できてより安く買える可能性があるということは魅力的ではないでしょうか。
 最近は不動産会社や家具、電子機器など多くのものがYoutubeを通して購入することができますね。

 またZ世代の特徴として、

「オンラインで入念に情報収集・検討をした上で、実店舗で購入する傾向が強く、 最も用意周到な買物客だと言えます。」
「商品を購入する前に調査を入念に行うZ世代は、複数の店舗や商品を比較・ 検討する傾向が強い買物客です。」(引用:https://www.criteo.com/jp/wp-content/uploads/sites/6/2018/12/Criteo-2018-Gen-Z-Report-JP.pdf

ことが挙げられるそうですから、まさにYoutubeはその役割を担っていると思いました。Youtube販売がよりスムーズになっていくとその需要はますます増加するのではないのではないでしょうか。


Sally


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