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千世(ちせ)
2024年4月2日 16:46
記事内の画像はすべて許可された範囲で2022年4月1日に撮影しました。主人と二人で中の島の国立国際美術館「古代メキシコ展」へと向かったのですが、なんと休館日!自分たちの間抜けさに呆れ、どれだけ落胆したかは言葉にできないほどで、しかもこの日は4月1日とは思えないぐらいの夏日のため、歩いているだけで身体にこたえる暑さに疲れは倍増しました。アホ過ぎて精神的に落ち込む💧こちらは前売りチ
若林 薫/絵画講師
2024年2月28日 06:46
自宅の庭先に生えていたコナラの木の1本が木喰い虫に侵され切り倒されてしまいました。幹や枝葉は処分され切り株だけが残っています。その切り株も日に日に朽ちてやがて土に還るのだと思います。この切り株の背後にもう一本幹が描かれているのが見えます。おそらく二本同時に芽生え共に成長し天に向かって枝葉を伸ばし互いに支え合って生きて来たのでしょう。 ところが或る日、片方の体の一部に病気が
2024年2月3日 07:10
作品はS60号の画面全体に国連の旗が描かれています。平和のシンボルである しなやかで優しい木の葉に包まれた地球の姿です。そのきれいな旗が誰かに依って刃物の様な物で切り裂かれ荒れ果てた場所もダンボールを無造作に破りそれをコラージュして表現しています。更に核兵器を保有する国やミサイルをたくさん所持する国も描き込まれています。21世紀に入った今でも世界各地で争い事が絶えません。現在5
2024年1月11日 05:43
屋久島を訪れたお嬢さんが撮った縄文杉のウィルソン株とテレビで紹介された縄文時代の土偶が作品のモチーフになっています。この作品は紙ヤスリや段ボールを使った技法で作業をしていますが 最初これらの素材をどう利用すればよいのかなかなか理解できずに居ました。考えあぐねた末次の世代に繋げる意味を込め縄文杉の古木と比べると驚く程ひ弱な自分自身だったのでしょう。描き進めていく内に次第 次第
2023年12月15日 06:42
ステップ⑦は マチエール(絵肌)創りを学習するコーナーです。この画面から和紙に描かれた作品をイメージするかも知れませんが今回のマチエール創りはティッシュペーパーを利用しています。支持体はキャンバスボードF4サイズを用いてティッシュペーパーをジェッソで貼り付けています。 まず最初に2重になっているティッシュを1枚に剥がし巾3cm程度の短冊状にしておきます。キャンバスボードにジェッソ
2023年12月9日 07:10
画面を縦横に走る線は幾重にも重なり複雑にからみ合っています。作者は何をこの画面に織り込もうとしたのか?からみ合う線をそれぞれにたどって行くとその先に幾何学形態の円や三角形が現れて来ます。それは世界の人種や国家かも知れません。更にもう少し小さな単位で考えると家族の中の人間関係を表しているのかもしれません。それぞれに違った年齢や性別や思いを持ってひとつの屋根の下に暮らす事は行
2023年11月14日 06:37
第1回 Amasアート展開催のおしらせ芸術の秋となりました。国立新美術館では11月26日まで「日展」が開催されています。ここ神奈川県平塚市では 新しいギャラリーで新たな公募展が開催される運びとなりました。美容と芸術を融合させた湘南のアートシーンが活気づく場所でありたいと願うGallery Amasと美術活動を通じ地域の文化振興と発展向上を願い広く交流と親睦を深めたいと願う画材&ギ
2023年9月3日 06:26
大画面に挑戦する時は 誰もがワクワクドキドキすると思います。この高揚感が創作の原動力になっているのかも知れません。作者は マリンスポーツが好きで自宅からすぐの湘南の海へ出かけてサーフィンをしたり仕事柄 水難救助で出動したりと 海との関りを日常的に持っています。作者が 海へ行くたびに強く思う事は 最近 特に海水の汚れや砂浜の浸蝕それに漂着物など海洋汚染が進んでいると言う現実。自
2023年8月2日 07:05
山あいの少し開けた土地に昔ながらの宿場のおもかげを残して小さな集落が有ります。 街道に沿って細い川が流れ水は清く小魚の泳ぐ姿も透けて見えます。山肌の緑は旅人の疲れを癒してくれます。 その街道の脇には何代も続く歴史有る宿が軒を連ねています。 昔はこの道を大勢の人達が往きかいおおいに賑わったのかも知れません。 家並みの一番はずれに ちいさなよろず屋が有ってすでに80才を過
2023年7月3日 11:02
水彩画やアクリル画で使用されるスポンジは地中海産の天然海綿が使われています。細目・中目・荒目の三種類があります。筆では表現しにくいグラデーションなどには最適な画材です。生徒作品1 掴み取ろうとして掴めない物 あるいは不確かな物を朦朧と した形で表現しています。生徒作品2 月に掛かる群雲を曖昧な形で表しています。生徒作品3・4 遠景の白雲や作品4の夕焼け雲も同様で輪郭
2023年6月22日 10:25
少しグレートーンのきれいな箱が空中に浮いています。上昇する訳でも無く下降する訳でもありません。漂う様で静止しているような静かな画面です。各々の箱のほとんどがフタを開けていたり開きかけていたりします。色んな形と色をした箱達は作者の心のひとつひとつなのかもしれません。作者の穏やかな言葉づかいと物静かな行いが伝わってくる気がします。何が有っても全てを受け入れ様とするフレキシブルな人柄が
2023年5月11日 06:48
大きな交差点の歩道に描かれた地上絵です。 実は水道工事の為に埋設する配管やバルブの位置を示す図面が描かれています。ナスカの地上絵を思わせる形をしていて黒い部分は人物か動物の姿にも見えます。その体の中の白線が体を支える骨の様に思えてとても不思議なアートになっています。 「路面アート」と題したこの作品はドライブラシの技法を使って小石まじりの砂利道感を演出しています。 まず 乾
2023年5月3日 07:16
S15号のパネルを4枚組み合わせS60号の大画面に仕上げています。 最初に4枚のパネル毎にブルー系3色を使い「にじみ」の作業をしています。乾燥後にグラフィックペンと定規で各パネルに5㎜方眼を描いています。その小さな5㎜桝の中を更に分解し三角形や四角形を連続させ図柄を構成して自分の思いを表現しています。 気の遠くなる様な作業ですが作者本人は作品に没頭して心地良さそうです。
2023年4月21日 07:18
岬のはずれのその又むこうに白い燈台が建っています。景色は最高だけど 風当たりは最悪です。厳しい環境の中にひとり立ち塩害で肌はザラザラその上日焼けもきついけどそれでも沖を航行する船の安全を守る為に日夜立ち続けています・・・ たまに休んで海水浴をしたり岬に寝ころんで海鳥とたわむれたり夜には電気を消して満天の星との語らいも想像したりしていますが叶わぬ夢だと思っています・・