記事一覧
19_部下マネジメントは顧客マネジメント
私がヒューマン・マネジメントで役立つなぁ、と実感しているのもののひとつが『社内顧客』という概念です。
はじめて知ったのは、新卒で入った証券会社で本社へ異動したときです。
他部署に所属するスタッフは、同じ会社の社員であっても社内顧客として位置付けていました。
社外のお取引先よりもフランクではあるけれど、自部署スタッフに相対するよりも遥かに礼節をもって接するべし、という心得のようなものです。
相手
17_爆速1週間で派遣社員を採用する方法
採用に携わっている人なら強く実感していると思いますが、派遣社員の時給はこの半年ほどで更に上昇しています。個々人の保有スキルはさほど変化が見られないにも関わらず、です。
加えて、この8月前半は連休が控えていた影響もあり、応募者数がグッと減る傾向にありました。
採用側にとっては苦しい状況です。
その中で、私の部署(以下BPOチームと称する)は相場よりも低い時給レンジでの募集にも関わらず、要件にフィッ
13_部下は解ってくれないとボヤく上司
マネジメントにも慣れたと思っていたけれど、まだ半人前やなぁと思い直した出来事があります。
部下は自分(上司)の苦労をちっとも理解せずに、好き勝手言う。遅々として進んでいないように見える物事も、裏では根回しやら妥協点の調整やらで、自分たち(上司)は頑張って動いているのに、なんで部下は解ってくれないのか。
こんな愚痴を、何度も聞いてきました。私も、何度も同じ思いを抱いてきました。
そんなある日、
12_採用活動で「優秀だからお見送り」は存在する
自分が人を採用する側になって、気付いたことです。
転職活動をしていた頃は、不採用=自分に至らない部分が多かった(能力が低かった)のだろう、と落ち込む事が結構ありました。
今でも記憶に残っている企業があります。
最終面接が終わったあとに役員から呼び出しがあり、私のモノの考え方やそれが育まれた環境について話をする機会がありました。役員は熱心に聴き入り、私の入社は周囲の社員にも良い影響を与えるだろう
10_私が退職したら、チームが崩壊した話
今の会社に転職して1年9ヶ月が経ちました。
先日、元部下と食事をする機会があり、そこで聞いた「私が抜けた後のチームの状態」がショックだったので記録しておきます。
私は前の会社で経営企画部門におり、業務改善とシステムの2つのチームをマネジメントしていました。
その間「管理職の仕事は、チームの生産性を高めること」だと考えてマネジメントしてきました。
具体的には、部下が雑音(上層部からの無茶ぶり)に