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誰が正社員か分からなかった

「皆の発言を聞いていると、誰が正社員か分からなかった。正直、驚いたよ。」
私の部署の会議に初参加した、お偉方の所感です。

これを聞いたとき、マネジメントの答え合わせがひとつ出来た!と思いましたね。

私の部署は、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトと、あらゆる雇用形態のメンバーがいます。

全員参加の会議で、誰が発言するか?
ふつうは正社員が発言すれば良いところ。それも大抵、自主的にというよりは、名指しで促されて一言二言っていう流れになりがちよね。

本当に意見がないなら、それでも構わないんだけど(中身のない意見に時間を割くよりマシ)、伝えたいことがあるのに躊躇する環境になっていませんか?
もっと言うと、そういう環境を無意識に、悪気なく作り出していませんか?

私たちの会議は、チャレンジしていること(成果に結びついていない段階でもOK)、仕事の失敗(そして凹んでしまった感情も併せて)、仕事で嬉しかったことを伝え合う機会を設けています。
これを週1ペースで、飽きずに懲りずに継続しています。

新規メンバーは最初、ミスしたことを正直に言っても良いのだろうか?評価に響くんじゃないか?と躊躇うのですが、他メンバーの発言を聞いて、その時の私(管理職、評価者)の反応を見て、徐々に発言するようになります。
こんなことを『当たり前』に繰り返しています。

その結果が、冒頭の所感です。

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