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読書記録50『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』
村上春樹/河合隼雄
『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』
(新潮文庫 1996年)
熱心なハルキストではないけれど、家の本棚には村上春樹の小説が15冊弱くらいはあるだろうか。
カウントダウンしてまで書店に走って単行本を買いには行かない。文庫になることをまって書籍は購入している。
日本にとってターニングポイントまではいかないまでも、影響を与えるできごとは毎年のようにある。
この2人の対談が行われ
読書記録47 『断片的なものの社会学』
岸政彦
『断片的なものの社会学』
(朝日新聞社 2015年)
岸政彦さんはとても気になっていた社会学者。
「東京の生活史」という分厚い本を発表している。
まだその本は手に入れていないがまずは「断片的なものの社会学」を読んでみた。
書きたいことが沢山ある。いつにも増してまとまりのない文章になりそうだ。
普段何気なく生活していて息苦しさを感じたり、幸福を感じたり…。人と関わることで救われもするが
読書記録46『怪談和尚の京都怪奇譚』
三木大雲
『怪談和尚の京都怪奇譚』
(文春文庫 2011年)
三木大雲さんは、日蓮宗光照山蓮久寺のご住職。仏教の教えを広げているYouTuberでもある。
都市伝説のチャンネルや怪談で活躍しているイメージ。話が面白いので書籍も読んでみたくなった。
お坊さんというのは、めちゃくちゃに話が面白い。今まで出会った人も面白い人しかいなかった気がする。
話芸の祖と言われる無住の著作である『沙石集』は
雑記「レトロゲーム考5」
「どうせなら当時のコントローラーが使いたい!!①」
アーケードゲームにはアケコンが必要。
コンシューマー機でも当時からスティックコントローラーを愛用していた。
格ゲーには必須。練習して、ゲーセンで実戦を積む。十字キーパットで強くなっても意味がないと思っていた。
実戦で使えない技術なんて必要ないとまで思っていた。(間違ったベクトル。驚くほどの熱量。)
ゲームセンターでは、あまりにボコボコにする
読書記録45『47歳、まだまだボウヤ』
櫻井孝宏
『47歳、まだまだボウヤ』
(株式会社KADOKAWA 2021年)
様々な分野で活躍している人のエッセイに興味がある。声優である櫻井孝宏さんのエッセイを手にしてみた。
中学生から高校生くらいにかけて、エヴァンゲリオンが流行った。その時はシンジくんと同い年。いつのまにやら加持くんすら飛び越え、ついにはゲンドウの年齢に近づいてきた。
当時はスニーカー文庫やら声優、アニソンなどのサブカ
雑記「レトロゲーム考4」
「まずは整理整頓とクリーニングを!!②」
収納に困る…。
無駄なものを排除。コスパ、タイパが叫ばれる世の中である。
断捨離もすすめられる。しかし逆行するように探し、集めていく。
収集癖とは困ったものだ。スペースがない。
整然と集めたものは保管しておきたい。
そこで登場するのが、100均である。
ファミコン専用、スーファミ専用ではないがほぼほぼシンデレラフィットの容器が売っている。
「探す→買
雑記「レトロゲーム考3」
「まずは整理整頓とクリーニングを!!①」
押し入れから大量のソフトが発見された。
中学生の時に次世代ハード(プレステ、サターン)が流行した際にファミコンやPCエンジンが値崩れし始めた。
そのときに、箱説明書無しのソフトを買い求めた。底値投げ売り…。新品もどんどん半額以上になっていた。まだ市内にあった中古ゲームショップを回っていた気がする。メガドライブ2も1000円くらいで友達が譲ってくれた。
雑記「レトロゲーム考2」
「レトロゲームを集めたい」
もともとあった収集癖が爆発した原因は「レトロフリーク」の購入だ。間違いない。
現在、当時もの(ハード、ソフト)が手に入らない難しさがある。
例えば手っ取り早くゲームをしたいのならば、ニンテンドースイッチのサブスク。もしくは、ダウンロードコンテンツを最新ハードでするべきだ。それが一番いいのはわかっている。
これでは趣がない。(←個人の感想です)
しかし、押し入れ
雑記「レトロゲーム考1」
レトロゲームが今ブームだ。サブスク的に配信されたり、実機にこだわりをもっている人もいたり…。
ハードオフをdigるYouTuber,レトロゲームの実況配信者も人気コンテンツだ。
ソフトにはめちゃくちゃなプレ値もついているものもあり、それにはなんだかなと思ったりもする。
私も40を過ぎた。幸運にもすべてのゲームの変遷を見てきた。
ファミコン、ゲームボーイから始まり、スーファミ。プレステへ。
もち
読書記録42『人類の未来』
ノームチョムスキーほか、
吉成真由美(インタビュー,編)
『人類の未来』
(NHK出版新書 2017年)
言語学者ノームチョムスキーという人物名に惹かれて購入。
この「人類の未来」という書籍は、なぜもっと早く読まなかったのかと思うほど熱量の高いものだった。
現在は2024年。出版が2017年なので、取材等の期間も含めれば10年ほどのタイムラグがある。
(つまりこの数年でのトランプ政権出現から崩
読書記録41 『感じるオープンダイアローグ』
森川すいめい
『感じるオープンダイアローグ』
(講談社現代新書 2021年)
精神科医の森川さんが「オープンダイアローグ」との出会いや今まで体験してきた一部分をまとめた書籍。
私自身も人と関わる仕事をしているので参考というか、身に覚えがあることが沢山。
(過去にしてしまった失敗や痛さを振り返る機会になった。とても苦しいし恥ずかしい…笑)
若い時は、何も知らない。
人のために「間違い」を「正