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日々感じたことを書きとめたい。 読書、映画、音楽、ゲーム、おもちゃ、プロレス、ねこ、愛…

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日々感じたことを書きとめたい。 読書、映画、音楽、ゲーム、おもちゃ、プロレス、ねこ、愛用品メモなどの超個人的な備忘録です。 どうぞよろしく。1日1投稿の気持ちで。

記事一覧

読書記録50『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』

村上春樹/河合隼雄 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 (新潮文庫 1996年) 熱心なハルキストではないけれど、家の本棚には村上春樹の小説が15冊弱くらいはあるだろうか…

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19時間前
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読書記録49『大阪』

岸政彦/柴崎友香 『大阪』(河出文庫 2024年) 「百年と1日」読了。続け様に共著エッセイ「大阪」を読む。 大阪出身で現在大阪にはいない柴崎さん。 出身ではないが、大阪…

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2日前
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読書記録48『100年と一日』

柴崎友香『百年と一日』(ちくま文庫 2024年) 「百年と一日」、文庫になったタイミングで読んでみた。好きな作家ということもあるが印象はとても良い本で、雰囲気がある本…

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5日前
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雑記「レトロゲーム考6」

「どうせなら当時のコントローラーが使いたい!!②」 スーパーファミコンのコントローラー。 凄く手に馴染む。 昔つかっていた30年前のコントローラー。 復活させたい。…

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4週間前

読書記録47 『断片的なものの社会学』

岸政彦 『断片的なものの社会学』 (朝日新聞社 2015年) 岸政彦さんはとても気になっていた社会学者。 「東京の生活史」という分厚い本を発表している。 まだその本は手に…

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1か月前
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読書記録46『怪談和尚の京都怪奇譚』

三木大雲 『怪談和尚の京都怪奇譚』 (文春文庫 2011年) 三木大雲さんは、日蓮宗光照山蓮久寺のご住職。仏教の教えを広げているYouTuberでもある。 都市伝説のチャンネ…

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1か月前
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雑記「レトロゲーム考5」

「どうせなら当時のコントローラーが使いたい!!①」 アーケードゲームにはアケコンが必要。 コンシューマー機でも当時からスティックコントローラーを愛用していた。 …

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1か月前
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読書記録45『47歳、まだまだボウヤ』

櫻井孝宏 『47歳、まだまだボウヤ』 (株式会社KADOKAWA 2021年) 様々な分野で活躍している人のエッセイに興味がある。声優である櫻井孝宏さんのエッセイを手にしてみた…

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1か月前

雑記「レトロゲーム考4」

「まずは整理整頓とクリーニングを!!②」 収納に困る…。 無駄なものを排除。コスパ、タイパが叫ばれる世の中である。 断捨離もすすめられる。しかし逆行するように探し、…

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2か月前

読書記録44 『オーバーヒート』

千葉雅也 『オーバーヒート』 (新潮文庫 2024年) 千葉さんの2023,7/19のツイートによれば、 『デッドライン』、『オーバーヒート』、『エレクトリック』は、結果的におお…

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2か月前
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雑記「レトロゲーム考3」

「まずは整理整頓とクリーニングを!!①」 押し入れから大量のソフトが発見された。 中学生の時に次世代ハード(プレステ、サターン)が流行した際にファミコンやPCエンジ…

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2か月前
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雑記「レトロゲーム考2」

「レトロゲームを集めたい」 もともとあった収集癖が爆発した原因は「レトロフリーク」の購入だ。間違いない。 現在、当時もの(ハード、ソフト)が手に入らない難しさが…

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2か月前
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雑記「レトロゲーム考1」

レトロゲームが今ブームだ。サブスク的に配信されたり、実機にこだわりをもっている人もいたり…。 ハードオフをdigるYouTuber,レトロゲームの実況配信者も人気コンテンツ…

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2か月前
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読書記録43『山怪-山人が語る不思議な話-』

田中康弘 『山怪-山人が語る不思議な話-』 (山と渓谷社 2015年) マタギの人たちから直接聞いた奇譚をまとめたもの。 私自身も田舎に住んでいるので「山」というものは身近…

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2か月前
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読書記録42『人類の未来』

ノームチョムスキーほか、 吉成真由美(インタビュー,編) 『人類の未来』 (NHK出版新書 2017年) 言語学者ノームチョムスキーという人物名に惹かれて購入。 この「人類の未…

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2か月前
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読書記録41 『感じるオープンダイアローグ』

森川すいめい 『感じるオープンダイアローグ』 (講談社現代新書 2021年) 精神科医の森川さんが「オープンダイアローグ」との出会いや今まで体験してきた一部分をまとめた…

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3か月前
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読書記録50『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』

読書記録50『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』

村上春樹/河合隼雄
『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』
(新潮文庫 1996年)

熱心なハルキストではないけれど、家の本棚には村上春樹の小説が15冊弱くらいはあるだろうか。
カウントダウンしてまで書店に走って単行本を買いには行かない。文庫になることをまって書籍は購入している。

日本にとってターニングポイントまではいかないまでも、影響を与えるできごとは毎年のようにある。

この2人の対談が行われ

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読書記録49『大阪』

読書記録49『大阪』

岸政彦/柴崎友香
『大阪』(河出文庫 2024年)

「百年と1日」読了。続け様に共著エッセイ「大阪」を読む。

大阪出身で現在大阪にはいない柴崎さん。
出身ではないが、大阪に惹かれ住み続ける岸さん。
二人の大阪。二人を生かす?許す?癒す?(というと大袈裟かもしれないが)街の姿や人の姿が描かれている。

私自身も大学にいって少し不在にしたが、27歳の時に帰ってきてからはずっと生まれ育った街で暮らし

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読書記録48『100年と一日』

読書記録48『100年と一日』

柴崎友香『百年と一日』(ちくま文庫 2024年)

「百年と一日」、文庫になったタイミングで読んでみた。好きな作家ということもあるが印象はとても良い本で、雰囲気がある本だったということ。

しかしながら、「どんな小説?」と聞かれたら「短編?」としか、半ば質問を質問でしか答えられないかもしれない。なんとも言語化できない小説、なんとも不思議な小説だ。

今まで読んだ本の中で似ているものは何かと考えてみ

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雑記「レトロゲーム考6」

雑記「レトロゲーム考6」

「どうせなら当時のコントローラーが使いたい!!②」

スーパーファミコンのコントローラー。
凄く手に馴染む。

昔つかっていた30年前のコントローラー。
復活させたい。私自身、ハンダとかはつけられないけれど、綺麗に掃除することでどうやらつかえるようになるらしい。

それくらいならやってみたい。
さっそく、黄ばんだコントローラーを分解!

そして、レトロブライトといわれる漂白!!
#メガドライブ  

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読書記録47 『断片的なものの社会学』

読書記録47 『断片的なものの社会学』

岸政彦
『断片的なものの社会学』
(朝日新聞社 2015年)

岸政彦さんはとても気になっていた社会学者。
「東京の生活史」という分厚い本を発表している。
まだその本は手に入れていないがまずは「断片的なものの社会学」を読んでみた。

書きたいことが沢山ある。いつにも増してまとまりのない文章になりそうだ。

普段何気なく生活していて息苦しさを感じたり、幸福を感じたり…。人と関わることで救われもするが

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読書記録46『怪談和尚の京都怪奇譚』

読書記録46『怪談和尚の京都怪奇譚』

三木大雲
『怪談和尚の京都怪奇譚』
(文春文庫 2011年)

三木大雲さんは、日蓮宗光照山蓮久寺のご住職。仏教の教えを広げているYouTuberでもある。

都市伝説のチャンネルや怪談で活躍しているイメージ。話が面白いので書籍も読んでみたくなった。

お坊さんというのは、めちゃくちゃに話が面白い。今まで出会った人も面白い人しかいなかった気がする。

話芸の祖と言われる無住の著作である『沙石集』は

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雑記「レトロゲーム考5」

雑記「レトロゲーム考5」

「どうせなら当時のコントローラーが使いたい!!①」

アーケードゲームにはアケコンが必要。
コンシューマー機でも当時からスティックコントローラーを愛用していた。

格ゲーには必須。練習して、ゲーセンで実戦を積む。十字キーパットで強くなっても意味がないと思っていた。
実戦で使えない技術なんて必要ないとまで思っていた。(間違ったベクトル。驚くほどの熱量。)

ゲームセンターでは、あまりにボコボコにする

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読書記録45『47歳、まだまだボウヤ』

読書記録45『47歳、まだまだボウヤ』

櫻井孝宏
『47歳、まだまだボウヤ』
(株式会社KADOKAWA 2021年)

様々な分野で活躍している人のエッセイに興味がある。声優である櫻井孝宏さんのエッセイを手にしてみた。

中学生から高校生くらいにかけて、エヴァンゲリオンが流行った。その時はシンジくんと同い年。いつのまにやら加持くんすら飛び越え、ついにはゲンドウの年齢に近づいてきた。

当時はスニーカー文庫やら声優、アニソンなどのサブカ

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雑記「レトロゲーム考4」

雑記「レトロゲーム考4」

「まずは整理整頓とクリーニングを!!②」

収納に困る…。
無駄なものを排除。コスパ、タイパが叫ばれる世の中である。
断捨離もすすめられる。しかし逆行するように探し、集めていく。

収集癖とは困ったものだ。スペースがない。
整然と集めたものは保管しておきたい。

そこで登場するのが、100均である。
ファミコン専用、スーファミ専用ではないがほぼほぼシンデレラフィットの容器が売っている。
「探す→買

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読書記録44 『オーバーヒート』

読書記録44 『オーバーヒート』

千葉雅也
『オーバーヒート』
(新潮文庫 2024年)

千葉さんの2023,7/19のツイートによれば、

『デッドライン』、『オーバーヒート』、『エレクトリック』は、結果的におおよそ同じくらいの分量の三部作となりました。
これを「私小説の脱構築三部作」と呼びたいと思います。ぜひ合わせてお読みください。

とある。

気になっていたが、文庫になるのを待ち我慢して我慢してようやく読むことができた。

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雑記「レトロゲーム考3」

雑記「レトロゲーム考3」

「まずは整理整頓とクリーニングを!!①」

押し入れから大量のソフトが発見された。

中学生の時に次世代ハード(プレステ、サターン)が流行した際にファミコンやPCエンジンが値崩れし始めた。

そのときに、箱説明書無しのソフトを買い求めた。底値投げ売り…。新品もどんどん半額以上になっていた。まだ市内にあった中古ゲームショップを回っていた気がする。メガドライブ2も1000円くらいで友達が譲ってくれた。

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雑記「レトロゲーム考2」

雑記「レトロゲーム考2」

「レトロゲームを集めたい」

もともとあった収集癖が爆発した原因は「レトロフリーク」の購入だ。間違いない。

現在、当時もの(ハード、ソフト)が手に入らない難しさがある。

例えば手っ取り早くゲームをしたいのならば、ニンテンドースイッチのサブスク。もしくは、ダウンロードコンテンツを最新ハードでするべきだ。それが一番いいのはわかっている。

これでは趣がない。(←個人の感想です)

しかし、押し入れ

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雑記「レトロゲーム考1」

雑記「レトロゲーム考1」

レトロゲームが今ブームだ。サブスク的に配信されたり、実機にこだわりをもっている人もいたり…。

ハードオフをdigるYouTuber,レトロゲームの実況配信者も人気コンテンツだ。
ソフトにはめちゃくちゃなプレ値もついているものもあり、それにはなんだかなと思ったりもする。

私も40を過ぎた。幸運にもすべてのゲームの変遷を見てきた。
ファミコン、ゲームボーイから始まり、スーファミ。プレステへ。
もち

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読書記録43『山怪-山人が語る不思議な話-』

読書記録43『山怪-山人が語る不思議な話-』

田中康弘
『山怪-山人が語る不思議な話-』
(山と渓谷社 2015年)

マタギの人たちから直接聞いた奇譚をまとめたもの。
私自身も田舎に住んでいるので「山」というものは身近な存在だ。

晴れている時の地元の山々の様子は思わず、足や手を止めて見てしまうくらい。(先日も運転しながら事故りそうになった…。)
うっとりするような美しさをもっていることにも、ある程度歳を重ねて気がつくことができるようになっ

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読書記録42『人類の未来』

読書記録42『人類の未来』

ノームチョムスキーほか、
吉成真由美(インタビュー,編)
『人類の未来』
(NHK出版新書 2017年)

言語学者ノームチョムスキーという人物名に惹かれて購入。
この「人類の未来」という書籍は、なぜもっと早く読まなかったのかと思うほど熱量の高いものだった。

現在は2024年。出版が2017年なので、取材等の期間も含めれば10年ほどのタイムラグがある。
(つまりこの数年でのトランプ政権出現から崩

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読書記録41 『感じるオープンダイアローグ』

読書記録41 『感じるオープンダイアローグ』

森川すいめい
『感じるオープンダイアローグ』
(講談社現代新書 2021年)

精神科医の森川さんが「オープンダイアローグ」との出会いや今まで体験してきた一部分をまとめた書籍。

私自身も人と関わる仕事をしているので参考というか、身に覚えがあることが沢山。
(過去にしてしまった失敗や痛さを振り返る機会になった。とても苦しいし恥ずかしい…笑)

若い時は、何も知らない。

人のために「間違い」を「正

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