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渋滞へまっしぐらな大衆
毎日がゴールデンウィークの僕にとって、今回のゴールデンウィークも変わらない日常に過ぎない。
むしろ、普段よりも外出を控え、家で読書や映画を楽しんでいる。友人や家族との旅行はゴールデンウィークとは別のタイミングで。
なぜ多くの人が同じタイミングで休むのだろう。旅先は混み合うし、ホテル代や飛行機代は普段よりも高くなるのに。せっかくの休みなら、人混みを避け、リーズナブルに楽しみたいものだ。
休みを
帰宅部をバカにしていた
帰宅部はつまらないと思っていた。
スポーツや音楽、研究に熱中するのではなく、ただ友人と雑談を交わし、異性を追っかけ、少しばかりの時間をもてあます帰宅部たちを。
僕は小学3年生から高3の夏までずっと野球部に所属していた。ただひたすらに野球が好きだった。1日の大半を野球に費やしていた。
大学時代は野球漬けの日々から一転したものの、サークル活動に熱中した。
何かしらの組織に所属し、目の前のことに
世界と戦える、かも。
ポーカーなら世界と戦えるかもしれない。僕は確信した。
「メジャーリーガーになる」
小学校の卒業式でのこと。壇上で僕は、自分の夢を語った。僕はずいぶん前から、世界を見据えていた。
だけど、現実は理想通りにいかないものだ。高校野球ではベンチ入りすら果たせなかった。野球では世界と戦う土俵にも立てなかった。
メジャーリーガーへの夢は諦めたけど、世界への夢はまだ終わっていない。むしろ、ここからが始ま