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#親子関係

自分軸の作り方#125  「感情の井戸」を教えてくれたブログを紹介します。

自分軸の作り方#125 「感情の井戸」を教えてくれたブログを紹介します。

私は3年半前、
コンプリメントという子育て方法に出会い、
子どもが不登校になった時から、コンプリメントで子育てする親の会(ラ・ニコリーナ東京)に参加していました。

コンプリメントって何?という方もいらっしゃると思います。
マガジンにまとめていますので、
よかったら参考になさってください。

子供への声かけに
「あなたには○○の力があるね」
「お母さん嬉しい」
この2つのフレーズを使って、1日3回

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自分軸の作り方#121 子どもは真珠。太陽の位置が子育ての軸になる。

自分軸の作り方#121 子どもは真珠。太陽の位置が子育ての軸になる。

今日、縁あってあるセミナーを聴講してきました。
その帰り道にふと

「母は太陽」

という言葉が頭に浮かんできました。

以前に聞いた言葉が思い浮かんだのでしょう。

自分軸と他人軸をどんな喩え(たとえ)にしたらわかりやすいかな?と常日頃から考えているのですが
急に閃いたので、覚書として文章にしておきます。

これは、
子どもを育てるときの、自分軸他人軸の話です。
でも、
目の前の人が誰であっても

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自分軸の作り方#32〜反省文。“子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる”を読んで

自分軸の作り方#32〜反省文。“子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる”を読んで

私はこの手の断定的なタイトルの本をあまり読むことがない。でも、Amazonのレビューを読み、一度読んでみようかという気になり、図書館で借りてみた。

大阪弁のおばちゃんが経営するスナックに、
会社が倒産し、借金を抱え、家族との関係も悪化して自信を失くした男性・賢一が飲みに来たところから物語は始まる。妻の実家に世話になる他なく、二人の子供は方言の違いを他の子に指摘されて、不登校気味。

 スナックの

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自分軸の作り方#30〜【不登校】校長室で受け取った、卒業証書〜

自分軸の作り方#30〜【不登校】校長室で受け取った、卒業証書〜

長男が登校できなくなったのは、小6の2月のことだった。

小5の冬にも長男は一度、登校できなくなったことがあったけれど、
その時は担任と相談して、いつも一緒に遊んでいた子に迎えに来てもらう作戦を立てた。

 友達に迎えに来てもらうと、長男は人一倍気を遣うタイプなので、狙い通り登校するようになった。でも小6のこの時は、友達作戦を実行できなかった。小5の冬に迎えに来てくれた友達のママから、小6の初めに

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自分軸の作り方#28〜思いやりコミュニケーション。言葉よりも意図が伝わる〜

自分軸の作り方#28〜思いやりコミュニケーション。言葉よりも意図が伝わる〜

 NVCセミナーの最初に教わった、心に残る言葉を書き留めておきたい。

①「コミュニケーションでは、
  言葉よりも、意図が伝わるものなんです。」

②「最初の2年間は、自己共感だけをしましょう。」

     ********************************

どんなに表面上、優しい言葉を伝えていたとしても、
苦々しい気持ちで言葉を投げかけていたら、
苦々しい気持ちの方が伝わると

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自分軸の作り方#26 〜思いやりコミュニケーション。まずは自分に共感〜

自分軸の作り方#26 〜思いやりコミュニケーション。まずは自分に共感〜

#1の中で 、ファミリー・コミュニケーション・ラボのブロガー「みん」さんの記事に触れた。この方の記事に、私はいつも励まされ、親として・人としての姿勢を 教えられている。

みんさんが取り入れているコミュニケーション方法、「NVC」との出会いについて、少し話したいと思う。

みんさんのブログの中にたびたび登場するこのNVC(和訳したら、思いやりコミュニケーション)と言う本を、最初に読んだ時、とても印象

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自分軸の作り方[番外編]あの頃の自分に教えてあげたい、父と子の一コマ。

自分軸の作り方[番外編]あの頃の自分に教えてあげたい、父と子の一コマ。

 数日前のこと。

夕食後、長男は友達と電話してくる。と言ってフラッと15分ほど外に出た。

 長男が家の前を少し歩きながら友達と電話で話していて、ふと目の前を見ると、変な格好でしゃがみ込んでいる不審な男がいたそうだ。

さらに良く見ると、その男は父親だった。

 その日夫は用事があり、朝から午後8時ごろまで出掛けていた。生涯学習の一環で習い事に通っていて、いつも、その仲間と楽しい時間を過ごしてか

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自分軸の作り方#25 〜授業中に絵を描く理由〜

自分軸の作り方#25 〜授業中に絵を描く理由〜

 私は以前にも書いた通り、学生時代は絵を描くことが大好きだった。文章を書くのも好きで、授業中はノートや教科書の余白にいつも絵や、友達への手紙などを描いていた。

それで授業を聞いていなかったかというと、割と聞こえていた気がする。成績はいつも真ん中あたりをキープしていた。

 遺伝なのかどうなのかわからないけれど、2人の息子たちも授業中には絵を描いている。
 湧き上がるクリエイティビティには、抗えな

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自分軸の作り方#24~【不登校】子供を主役に!かんしゃくの傾向と対策~

自分軸の作り方#24~【不登校】子供を主役に!かんしゃくの傾向と対策~

 次男は個性的だ。

 保育園のときから、あまりお喋りをすることなく、質問には答えない子だった。祖母宅で農業雑誌を読み、植物の成長の仕組みについては、ものすごく詳しく、自分の持つ知識については、流暢によく喋るし、疑問に思うことは質問してきた。

 小学1年生の宿題で漢字ドリルが始まった時、その漢字を使った熟語を、(たとえば「森林森林森林森林・・・」)一行にずらっと書くのだが、次男は漢字ワークに例と

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自分軸の作り方#22~やる気スイッチはどこにある~

自分軸の作り方#22~やる気スイッチはどこにある~

 「みつけてあげるよ きみだけのやる気スイッチ」

というコマーシャルが流れ出したのは、何年前のことだろう。子供にはやる気スイッチがあって、そのスイッチを押すと、急にやる気がみなぎるようなイメージを持つようになった人は多いのではないかと思う。

同時に、「うちの子のやる気スイッチはどこにあるのかしら」とスイッチを探し始めて悩んだ保護者も、一定数いそうな気がする。私もそうだった。罪深いキャッチコピー

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自分軸の作り方#21 〜【不登校】夫の子供返り〜

自分軸の作り方#21 〜【不登校】夫の子供返り〜

 ここまで、長男と夫のエピソードをたくさん書いてきた。
次男との関係は、というと、わりと相性がいい。

 夫が体を動かす遊びをあまり率先してやらないと以前に書いた通りだ。
そもそも次男は運動が大の苦手だし
何が好きかというと、
ゲームや、デュエルマスターズ や、ポケモンカード、ガンプラなど。
プラモデル はガンダム以外のものには興味がない。
作り始めると、集中力が半端ないので、あっという間に作り終

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自分軸の作り方#20 ~【不登校】父と子の関係、雪解けの季節~

自分軸の作り方#20 ~【不登校】父と子の関係、雪解けの季節~

 長男が中1、次男が小5の夏休みは、はじめから最後まで、地元の自宅ですごしていた。

 コンプリメントトレーニングでは、日々親子でアナログゲームをすることになっているので、毎晩のようにトランプやボードゲームをしてすごしていた。お盆期間は、会社の夏休みで帰省してきた夫も加わり、子供2人と姑と私、5人で遊んだ。
おばあちゃんの脳トレのために買った「ブロックス」というゲームは面白かったが、次男は負けそう

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自分軸の作り方#18 〜サイコパスな夫に気持ちをわかってもらいたい〜

自分軸の作り方#18 〜サイコパスな夫に気持ちをわかってもらいたい〜

#17で 、抱き合って泣いた夫と長男の姿を紹介したが、半ば家庭内勘当状態で、長男と口も聞かなかった夫が一足飛びに変化したわけではない。
 その間の夫の変化については、後日詳しく書きたいと思っている。
 今日はちょっと、横道に逸れる話。現在放送中の日曜劇場「天国と地獄 サイコな2人」が面白すぎて、待ち切れないほど楽しみにしているので、サイコから連想したことを書いてみよう。

 私はメンタリストDai

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自分軸の作り方#16~【不登校】子供が初めて暴れた日の話~

自分軸の作り方#16~【不登校】子供が初めて暴れた日の話~

 長男が朝から登校しはじめるまでの話を少し、しておきたいと思う。

 小6の2月に登校できなくなった長男は、春休みに友達とたくさん遊んで充電した。中学の入学式には無事参加でき、制服姿の記念写真を祖父母に送ることができて、私はほっとしていたが、3日で彼はエネルギーを使い果たした。

 不登校支援塾、行政の適応指導教室、精神科、思春期心療内科のカウンセリングに行ってみるが、本人の意欲は、いっこうに出て

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