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日常のステップ

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日常のステップ #42 なんか惜しい!

日常のステップ #42 なんか惜しい!

ここ最近2回ほど、ジェンダーに関する活動の中で「なんか惜しい!」と思うことがありまして。

新聞の「ひと」欄に載せてもらえそうになったけど、たくさん考えた結果、自分よりもっと適役だと思った活動のパートナーに譲ったり。ユースサミットに(代打で急遽声をかけてもらって)登壇させてもらうことになりそうになったけど、イベントの時間の関係からやっぱりなしになったり。

うーん、今じゃないんだろうなあ。もっと前

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日常のステップ #41 ちょいとつかれました。

日常のステップ #41 ちょいとつかれました。

ひゃーつかれました。

交換留学まであと1ヶ月、現地でのインターンがまだ決まってなくてさ、それをイろーんな人にお願いメールを送り続ける日々。これが決まらな一番あてにしてる奨学金が自主辞退に追い込まれる可能性があり。

降りかかってきたお金の心配がデカすぎて、頭の中でぐるぐるといろんな思考が巡るわりに、アウトプットが少なすぎる!ストレスすぎて何も生産的なことができず、スマホをエンドレススクロールしち

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日常のステップ #40 判断主がわからない

日常のステップ #40 判断主がわからない

独創的でありたいとか、自分らしくありたいとか思うし、広告でもよくそういうのを見かけるけど

それって結局誰が判断するんだろう

少なくとも自分ではない気がして

だって自分の中に湧き上がるものって、今までに目にしたもの、耳にしたもの、触れたものだから

完全にオリジナルってのはありえない

ただ、その吸収と消化のプロセスは他人からは見えないから

吐き出したもののみを見て、「独創的だ」とか「〇〇ら

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日常のステップ #32 Humanityと入管問題

日常のステップ #32 Humanityと入管問題

「人間讃歌」東京都写真美術館で開催されている田沼武能の写真展「人間讃歌」を見てきた。

戦後の日本から始まり、世界中を旅して撮られた人々の生の輝き、生きる苦しみが描かれ、最後に私の大学の近くでもある武蔵野の情景が展示されていた。

英題は、"Viva! Humanity" である。humanityって、なんだろう。「人間味」、「人間性」… わたしは、人が生きる上で出てくる、酸っぱくも苦くもしょっぱ

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日常のステップ #26 早稲田と大学生活

日常のステップ #26 早稲田と大学生活

とある予定で早稲田大学に行った。
早稲田駅の階段を上る早稲田生たちの波の中で、「わたし早稲田生ですけど?」的なすました顔で歩いてみる。(どんな顔や)
でも途中でキャンパスへの行き方が不安になって、信号待ちの時に後ろに立っていたバンドやってそうな兄ちゃんに「戸山キャンパスってどっちですか?」って聞いちゃったので、他大生ってことが一瞬でバレた。

5分ほど歩き、いわゆる「文キャン」(文学部や文化構想学

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日常のステップ #39 育ててく

日常のステップ #39 育ててく

すぐに手に入るものは、
すぐにどこかへいっちゃうから

人間関係、夢、住むところ、自分の振る舞い…
いろんなことを、じっくりゆっくり
大事に育てていきたいね

もし相手が去ってしまったり、
夢が叶わなかったりしたら

自分が相手を大事に思ったとき、
夢を強く願ったときに
湧き上がってきた愛情や勇気を
そのまま自分自身に分けてあげようね

you deserve it :)

たとえうまくいかなくて

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日常のステップ #38 塾、夏の日

日常のステップ #38 塾、夏の日

バイト先の塾での生徒との触れ合いはおもしろいもので

勉強を教える合間に、あいさつの続きに
その時の自分の写し鏡のような言葉が飛び出るみたいだ。

この間なんて、なんの流れかは忘れたけど、「誰のこころにも独占欲ってのは多かれ少なかれあるものだよ」とか生徒に言ってた。

そして、教える立場ではあるけど、教えられることの方が多いと思う。

高校生からは、学校で繰り広げられる泥沼恋愛事情、air dro

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日常のステップ #37 最近の気づき

日常のステップ #37 最近の気づき

メープルベーコン、めっちゃうまい。朝ごはんにちょうどいいから毎日食べちゃいそう。

友達と会ったあと、ひとりで思い出す時間がけっこう好き。おすすめしてもらった曲をイヤホンで聴きながら、もらった嬉しい言葉や、ちょっとチクっと刺さる指摘を振り返る。少し経つと、それらの言葉や音楽はどうも顔や名前からは切り離されて、その人から受け取った感覚だけが色を帯びて残るみたいだ。

自分が自分をどう思うかと、人が自

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日常のステップ #36 繋がりつつ、ひとりな夏の日

日常のステップ #36 繋がりつつ、ひとりな夏の日

夏が隣に来ていた目を開けたら、夏が隣に来ていた。
このモワッとつつみこむような暑さ、湿度、
せみの鳴き声、風鈴の音、枯れたあじさい、
そして「7月」という響き。

ちょっと追いつけない気がして、
銭湯にあったスポーツ新聞の日付けを切り抜いて取っておきたくなる。そうすれば、その紙面だけでも、私を待ってくれる気がして。

でも夏は待ってくれない。
追いかければ追いかけるほど、どこか遠くへいってしまう。

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日常のステップ #35 「さみしさって100色あんねん」

日常のステップ #35 「さみしさって100色あんねん」

電話口で「でもな、さみしさって100色あんねん」って言われた時、思わずツッコんでしまった。「いや、アンミカやん。」

でも、言いたいことが痛いほどわかった。

例えば、特定のパートナーがいないときのさみしさと、
パートナーがいる時に、分かり合えない、相手がそっけない、そういう時のさみしさは、色が全く違う。

前者のさみしさにはどこか爽やかが漂うのだ。そして、いつかきっと分かり合える人と巡り合える、

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日常のステップ #34 鼓動

日常のステップ #34 鼓動

うさぎが私の足の上に寝っ転がった。
トゥットゥットゥッと、小刻みにうさぎの鼓動が伝わってくる。
人の10倍の速さで、うさぎの命は進んでゆく。
生々しい生の証に、夜風がそそぐ窓辺で私は静かに圧倒され、本を読む手が自然と止まった。

机に向かっていると、ふと自分の鼓動を感じることがある。
お尻から椅子に伝わる振動に、ふと逆輸入的な生を感じ取るのだ。
それはまるで、テストに出ないくらい当たり前だけど、ほ

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日常のステップ #33 雨上がりの街の秘密

日常のステップ #33 雨上がりの街の秘密

お風呂に入ってから出かけるのが好きだ。
湿気を帯びた風が洗い立ての肌をなでる、あの感じ。
まだ少しだけ濡れた髪は、風の向きに合わせて、シャンプーや整髪剤の香りを漂わせる。

昨日は雨が降った。
一夜にして、街は生まれ変わったみたいだ。
道端には昨日はなかった土、どこからやってきたんだろう。

空の色は、全てを吸い込んでしまいそうな白で、美も醜も、聖も卑も、すべてどうでもいふりして受け入れそうな顔を

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日常のステップ #31 公園の遊具でルージュを塗った日

日常のステップ #31 公園の遊具でルージュを塗った日

それは澄み渡るように晴れた日だった(たしか)

それは少しだけ息がしずらい日々の中の一日だった(たぶん)

それは気の抜けたおしゃれをしたくなる日だった(ほんと)

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春がギアを入れ始めたとある日、緑が似合う友達と、中野のベーカリーでキャロットケーキとピーカンパイを買った。

近くの公園のベンチで、その子のヨーロッパでのカウチサーフィンの話を聞きながら、フォークで突いて食べる。

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日常のステップ #30 ちぢれ麺は焼きそばにはなれない

日常のステップ #30 ちぢれ麺は焼きそばにはなれない

朝ご飯に、冷蔵庫にあったもので焼きそばもどきを作った。母が職場から持って帰ってきた大量のじゃがいもとにんじんの薄切り、サラダチキン、そしてちぢれ麺。

野菜は調理師を目指す生徒たちが練習で切ったものなんだけど、自分の”薄切り”の概念が相対化されるほどに、多種多様な大きさが転がっていておもしろい。
皮をむいて洗って途中まで切ってくれてるのがとても助かるので、いつも重宝している。

その野菜たちを炒め

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