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【フレディ命日に捧ぐ】名曲『ボヘミアン・ラプソディ』を”歌声”から考察する~後編~
前編では、この歌を「フレディが本当の自分、すなわち『ファルーク・バルサラ』を殺し、スター『フレディ・マーキュリー』を演じて生きていくことを宣言する歌」と捉えた。
この解釈をすることで、次のオペラ・パートの説明が可能になる。
3. オペラ(3’03”)このセクションは3つのパートからなる合唱である。前述したように160トラックものオーバーダビングが行われており、フレディのパート以外は声の主を判別
【フレディ命日に捧ぐ】名曲『ボヘミアン・ラプソディ』を”歌声”から考察する~前編~
11月24日はクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの命日。
言わずと知れた名曲『ボヘミアン・ラプソディ』は、その謎めいた歌詞が人々の関心を集めてきた。
ブライアンは「フレディはとても複雑な人物だった。表向きは軽薄で面白いけれど、幼少期に彼の人生を決定づけた不安や問題をひた隠しにしていた。彼が歌詞について説明することはなかったが、あの曲に自分自身の多くを投影していたと思う。」と語っている。