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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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#ADHD

「どうしてやらないの?」と思ったあとに気づいてほしいこと。

「どうしてやらないの?」と思ったあとに気づいてほしいこと。

発達障害やグレーゾーン、
それから知的障害のお子さんを
教えているとき、
何かつまずき、というか
スムーズにいかないことがありますよね。

小学生ママさんや
先生方からいただくご相談で
多いのは
「どうして宿題をしないのか」
ということなんです。

宿題に関しては、
幼少期のおうち療育で
習慣化することを
私はオススメしております。

どうしてか、というと
お子さんの中には
「勉強は学校でするもの

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キレやすいお子さんに教えておきたいこと

キレやすいお子さんに教えておきたいこと

ちょっとしたことでも
すぐに怒りメーターがMAXに
なってしまうお子さん。

あなたは出会ったことがありますか?

幼稚園や保育園、
それから学校の先生に
よく質問されるのは、
この怒りメーターMAX状態になったら
どうすればよいか、ということです。

応用行動分析で考えれば、
MAXになってからの対応では
正直遅すぎてしまいますので、
私たちとしては安全確保のみに
なってしまいます。

ですから

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自分で療育できるメリット

自分で療育できるメリット

私は、効果的な療育を
毎日の育児に取り入れる方法を
皆さんにお伝えしています。

皆さん、誰もが
感じたことがあると思うんですよね。

「家で何をすれば良いのか」って。

私にご相談なさるママさんたちも
そういう言葉を口にします。

正直、私は返答に困ります。

なぜなら、
「家で何をすれば良いのか」ということは
私が相手のママさんの代わりに
育児をプロデュースすることに
なってしまいますので。

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子どもがパニックを起こしたら

子どもがパニックを起こしたら

子どもというものは
自分の感情のコントロールが
大人ほど器用ではないので
TPOを考えずに、または意図的に
かんしゃくやパニックを
起こすことがあります。

原因は怒りだったり不安だったり
はたまた喜びだったりと、
本当にいろいろですよね。

私たち大人にとっては
かんしゃくもパニックも
困ったことなので
どうにか収めたいとことですが、
実はあなたが何気なく
取っているいる行動が
かんしゃくやパニ

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子どもを観察する目を養う方法

子どもを観察する目を養う方法

学校や幼稚園の先生方に
研修会を開催させていただくと、
みなさんおっしゃるのが
「あづみ先生はどうしてそこまで
子どものことが分かるのか」
ということなんです。

発達障害のあるお子さんたちは
ものすごく真面目でまっすぐで、
スマートな考え方をしています。

私にとっては、
お子さんと接する時間そのものが
私の学びの時間になっています。

ですから、私が観察上手だと
評価していただく理由は、
私自

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読書感想文の書き方

読書感想文の書き方

いよいよ夏休みですね!

私もそうなのですが、
自分が子どもだった頃から
「読書感想文」は
悩ましい宿題でした💧

読書は好きだったのですが、
それについて感想となると
「別にそんなの・・・」と
子どもながらに思っていました。

時を経て、教員になった私。

夏休みの宿題では
当然のように読書感想文が!!

ここも保護者の方にとっては
大きな悩みだろうなと思いつつも
学校の慣習に従うしかない私。

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電子マネーを教えるには?

電子マネーを教えるには?

最近、よく聞かれるのは
目に見えづらい通貨である
電子マネーの教え方です。

特に、小学生ママさんが
気にかけていますね。

都市部ほど
電子マネーでの支払いが
社会に浸透しているので、
小学生が電子マネーを
利用することも珍しいものではありません。

電子マネーは
今後どんどん社会に浸透してくるので
子供が幼いうちから
使い慣れておく必要があります。

今回は、電子マネーの教え方、
特に導入する

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vo.1_トイレトレーニング

vo.1_トイレトレーニング

「トイレトレーニング」と書くと
「おむつはずし」と
勘違いされるかもしれませんね。

実際にトイレで排泄できたとしても
すぐにおむつが外れる、
という訳にはいかないのが
発達障害のお子さんです。

もちろん、すんなりと
外れるお子さんもいらっしゃいますが、
まずはトイレでの排泄を考える前に
おむつからパンツへの移行から
トーレトレーニングが
スタートするのだろうなと
私としては思っています。

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身につけておきたい○○ 第6回

身につけておきたい○○ 第6回

今回のお話は、屋内外問わずに
様々な場面で必要になるスキルです。

毎日のことにはもちろんのこと、
遠足などの非日常場面でも
必要になりますから、
これから練習を重ねていくことを
是非ともおすすめしたいです。

さらに、学齢期に限らず、
このスキルを身につけることによって
お子さんの人生が豊かになることも
保証できると私は思っています。

それでは早速、
お話をしていきますね。

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【動画あり】伝わる言葉のかけ方

【動画あり】伝わる言葉のかけ方

久しぶりに公開動画を作成したので
noteでもシェアさせていただきます。

昨日のうちにアップしたのですが
再生されない状態だったようなので
元記事を削除して新たに記事を書いています。

で、肝心の動画ですが、
以下へ貼り付けました👇

以下は動画の解説をつけましたので
もしよろしければ
引き続きお読みくださいね。

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自分軸と発達障害の育児

自分軸と発達障害の育児

毎月第2水曜日に開催している
ランチ会があります。

おしゃべりするテーマは
何も決まってはいないので
お話の内容は
いつもいつも参加者のみなさん次第。

そんな気ままなランチ会です。

今月のランチ会で出た話題の中に
「結局は自分軸だ」という
言葉がありました。

『自分軸』という言葉を
初めて耳にしたママさんも
いるだろうなぁと思いながら
話に耳を傾けていた私です。

さてさて。

この「自分

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被害者意識が強い理由〜前編〜

被害者意識が強い理由〜前編〜

幼稚園や保育園、
それから小学校の先生から
こういう質問をされることがあります。

「自分は友だちにぶつかっているのに
全く悪いとも思っていない
様子なのですが、
友だちから何かをされた時には
被害者意識がものすごく強いんです。
これ、どういうことなんでしょうか」

「どういうこと」が分かれば
先生方も適切な対処法ができるのですが、
なにぶん、理由が分からないと
対処しようにも難しくなってしまいま

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発達障害とアタッチメント

発達障害とアタッチメント

いつもnoteの定期購読マガジンでは
お子さんへの教え方や
教え方のヒントをお伝えしていますが、
今回は趣向を変えて、
しかし、非常に重要なことについて
あなたにお伝えしようと思います。

タイトルにもあるように、
発達障害のお子さんは
アタッチメントの形成も
困難なケースがあります。

その「困難さ」の原因を
私なりの観点から
解き明かしていきます。

1.アタッチメントとは?

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身につけておきたい○○ 第5回

身につけておきたい○○ 第5回

小学生になるまでに
身につけておきたいこと。

今回は5つ目のことをお話していきます。

定型発達のお子さんであれば
就学前に練習しておかなくても
就学後にあっという間に
身につけられてしまうのですが、
発達に心配があるお子さんは
そうではありません。

今日お話することができないと
今後の学校生活全てに響いてきますので
是非、就学前に身につけておいていくださいね。

それでは、ご紹介していきます

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