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hnue_po
青を吸い込んで浴びる音
再生、ラムネのような曲が耳を擦り抜ける。
あなたを想うだけで幸せ、世界を敵に回しても守る、とか歌えないや、もう
嘘でも吐ければマシ、切り取りBGMの消費期限、移り変わりが寂しい
音に塗れて最高が更新されていく、この季節はいつまで続く
カレンダーに沿って枯れる「 」
停止、風鈴と虫の声が交じる晩がほんの少し、センチメンタルを連れてきた。
なりたくないに化ける瀬戸際でまだ足掻いている、ジャンルレスな自分
突き放すと追いかけて、抱き締めると逃げて、遥か彼方へ
誰かが落とした無数の諦めを拾う
〈夢や好きを語ったらね、馬鹿にされるから言えないの〉だなんて、ノイズをイヤホンで塞ぐあの子は、あまりにも。
ふと流れた星二つの半生、締め括るには早いよ
家族で友達で恋人のよう、不思議な関係
四六時中、隣に居て
それでしか埋められないんだ
どうにも堪え兼ねて飛び出した先に待つ
何回、八月が過ぎ去ろうとも
たった一瞬で、初めてロックンロールと出会った日に戻してくれる。
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