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「死」という人生の終焉から見えたこと
今年は近しい大切な人たちの終焉を何度も見届ける年となった。
それはとても大きな悲しさが伴うものだったけど、それはそれは素晴らしい最期で、その生き様に感動するほどのものだった。
こんなにも静かで深く愛に満ちた人生の最期を見届ける機会に恵まれたことに、感謝の気持ちさえ溢れた。
これらの「死」の経験は、とても大きな意味を持つものだった。
信じられない気持ちにもなるけれど、全ての人の命は有限で、必ず
「わたしの未来家族計画」から1年、ずっと考えていたこと
あれからちょうど1年。わたしは会社を退職してロンドンに引っ越しをする前に「わたしの未来家族計画」という企画のクラウドファンディングをしました。それは家族の選択肢について世界で取材をしたいというもの。これからの家族やその暮らしの在り方を考えたいというものでした。
何度もお伝えしていますが、まだ形も見えていなかったような企画を信じて応援してくださったみなさんの愛はずっと忘れません。本当に感謝していま
30歳になるまでにしたいこと
29歳。人生で何度も立ち戻る1年になると思う。
年齢なんて関係ないというけれど、年齢は積み重ねた時間であることはたしかでわたしは意味のあるものだと感じている。そしてその時間を積み重ねることは、とても豊かなことだとも感じている。
わたしは先月29歳になった。20代最後、なんて考える時代でもないけれど、女性である自分としても今までとは違った特別な感情が自分の中にはある。
大学を卒業して東京に出て
「わたしの未来家族計画」のはじまりを振り返って
クラウドファンディング「わたしの未来家族計画」を支援してくださった皆さん。改めて、本当にありがとうございました。
このクラウドファンディングは、わたし自身の家族への問いから、世界の中で家族の選択肢を取材したいというものでした。そしてそのプロジェクトをはじめる前に、今のわたしの家族観を表現する小さな展示会を開催したいというものでした。
おかげさまで200万円以上の支援が集まり、まずは無事に東京と
料理もしなかったわたしが恋した「食」の世界
新卒でカフェ・カンパニーというCAFEをつくる会社に入り、今は4年目の冬。まさか4年も続くなんて!と周りのみんなにはびっくりされるけど、同じ場所で考えつくり積み重ね続けることでしか生まれない価値に気付き、今ではここにいる理由がいくつもある。
会社では主に新規事業の企画やコミュニティデザインをしてきた。だけどこの会社に入ったとき、私は「食」というものに興味があったわけではなかった。そんなことわざわ