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【政治・経済】岸田新内閣発足

始めに

今日、第100代の内閣総理大臣として岸田文雄さんが首班指名選挙を経て総理大臣に選出をされました。総理の顔変わることはそんなにあることでもありませんから、これについて思っていることを書きたいと思います。

自民党総裁選挙を終えて

それぞれの候補について見ていきます。

岸田文雄さん

自民党総裁選挙には昨年も出馬をしています。前回は菅前総理に大差で敗北をしています。その当時からすると、何となく力強い感じが伝わってきました。特に今回の出馬会見の時にそう感じた方は多かったのではないでしょうか。会ったこともないですから、どんな人かはわかりません。但し、テレビから伝わってくるのは温厚な政治家なイメージです。これまたそういうイメージを発信しているのか、メディアが作っているのかはわかりません。4人の総裁候補の中では安定感が特に伝わってきました。そういったところが評価されたと思います。

また、派閥に属し、昨年も選挙をやっていたところは、選挙を戦う上ではプラスになったのではないでしょうか。選挙のやり方も時間が経てば忘れてしまいますし、特に短期決戦は瞬発力が問われるものです。派閥や総裁選経験者というところもプラスになったと思います。


河野太郎さん

もしもコロナ第5派の真っ只中であれば、河野太郎さんが総裁に選ばれていたかもしれません。今現在は比較的コロナの感染拡大が落ち着いている時期ですので、岸田文雄さんが世論的にも受け入れられたように感じています。そして、河野太郎さんは少し話過ぎた感もあります。答えるところと答えないところのバランスが特に討論会やマスコミ対応では重要なのでしょう。

また、女性天皇やお父様の河野洋平さんに対する自民党のアレルギーも少なからずあったように思います。石破茂さんや小泉進次郎さんとの「小石河連合」もなかなか評価が難しいところです。二人共、一時期の勢いは感じられません。但し、これからに期待したいです。突破力がある人は選挙の風向きによって急上昇するものです。

高市早苗さん

最初はマスコミも泡沫候補扱いをしていたような気がしましたが、討論会等では的確に受け答えをしていて、しっかり勉強されている印象がありました。また安倍元総理の応援があったのが大きなパワーになったのではないでしょうか。考え方は保守本流で、中国や韓国に対する断固とした態度は特に自民党の右派からの支援につながったように思います。

高市早苗さん女性総理の筆頭格に今回挙がったのではないでしょうか。これまでだと、それこそ野田聖子さんや小池百合子さんが女性総理候補として名が挙がっていました。その意味では国会議員票も結果として岸田文雄さんに次いで2番目で100票の大台に乗せました。政調会長にも就任し、今後に期待したいところです。

野田聖子さん

女性政策、こども政策ついては野田聖子さんの得意とする分野であると思います。但しコロナ対策をどうするのかが問われている今回の総裁選ではなかなかその強みも、自民党員や有権者の優先順位からすると低かったように思います。また、国家観が見えないところが気になりました。

また、総裁選挙途中での「諦めている。」旨の発言はよくないと思います。仮にそうであっても、口にはせず最後まで戦うべきものではないでしょうか。岸田新内閣では少子化・地方創生担当大臣に就任するようですので、強みとする分野でも思い切った政策に期待したいです。

岸田文雄政権に期待すること

内政においてはやっぱり格差是正というところから、中間層対策をしっかりとやって欲しいです。そのためには、経済対策をしっかりと行いコロナの影響をまずは最小限に抑えなければなりません。また、それによってアベノミクスの次のステージとして国全体の景気浮揚に繋げて欲しいと思っています。またこれは少子高齢化対策にも通ずるところがあります。しっかりと取り組んでもらえるものと期待しています。

外交においては、米中対立の中で日本の中国との向き合い方が非常に気になります。領土を守ることから、デジタルの世界での知的財産権保護等にもししっかりと取り組んでもらいたいです。そして、駄目なことにははっきりとノーと言えるかどうかで評価も変わってくるように思います。

総選挙に向けて

コップの中の争いが終わりました。こんな時期に総裁選挙をやってよいのかと野党は言っていますが、今回の自民党総裁選挙から改めて自民党の強さを感じました。政治にはパワーが必要です。そのパワーは恐らく選挙を重ねることによって蓄えられていくものだと思います。

自民党と同じような代表選挙を野党ができるようになれば、多分二大政党制が確立されるのかもしれません。あそこまで選挙に熱中できるかどうか、野党はあまりにもだらしないので最低限のレベルまでは頑張って欲しいと思います。

さあ総選挙はどうなるでしょうか。自民党は政権陥落の危機から総理総裁の顔まで変えました。このエネルギーからするに、恐らく、自民党と公明党が今現在だと勝ちそうな雰囲気です。

最後に

選挙になったら投票に行きましょう。それだけです。自分の頭で考えることが大切です。投票率が政治家にとっては一番の脅威であり、背筋をしっかりと伸ばすことに繋がるのではないでしょうか。



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