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家族

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#親子関係

子の巣立ちを後押しする親、邪魔する親

子の巣立ちを後押しする親、邪魔する親

健康的な心を持つ親は、反抗期を迎えた我が子に手を焼きながらも、その反抗を子供の成長の証しと捉えます。

娘から「お父さんの汚れ物と私のは分けて洗濯して!」と言われたらショックですし、

息子から「うるせーな」と言われたらカチンとも来ます。

お父さんのお嫁さんになりたい、と言っていた娘が、たった数年で自分を、キモい、と言い、

キャッチボールをして、お父さんスゴい!と憧れの眼差しを隠さなかった息子

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こころのデトックス 〜 家族のはなし 〜

こころのデトックス 〜 家族のはなし 〜

私自身が心の整理をするために……子供の頃と向き合い昇華させることが必要
そう考えて思い返していくことにしました。

ずっと目を背けていた思い返したくもない過去と向き合う勇気が出たのはフラワーエッセンスのお陰かもしれません。

私の心の悲鳴で、楽しい話は出てきません。
そういうの苦手って方はここで閉じることをオススメします。

祖母、父、母、2つ下の弟と7つ下の妹の6人家族でした。

曖昧ながら記憶

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生きづらさを創り出す親子関係に欠けたもの

生きづらさを創り出す親子関係に欠けたもの

機能不全家庭に於ける親子関係は、
心理的には逆転しています。

確かに物理的には、
親が子を養育しています。

ご飯を与えるのも、服を買い与えるのも親ですし、住まう家も親が建てたか買ったか、賃料を親が支払っているか、です。

機能不全家庭だからといって、物理的には、健やかな家庭と何ら変わるところはありません。

だから、他所から見ると、機能不全家庭は、健やかな家庭と見分けがつきません。

むしろ、

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自罰の子、他罰の親

自罰の子、他罰の親

自分で自分を罰する人も、

他人を罰する人も、

原因は、心の中にべったりと張り付いている、「自分は無価値だ」という思い込みです。

その無価値感の重さに耐えかねて、その場にうずくまってしまえば、自分で自分を嫌い、自分を責め、自分を罰する人になります。

自分を罰する人は、心が晴れることがありません。
ただそこに存在するだけで、自分は無価値だ、という感覚に支配されているのですから、心が晴れる筈があ

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介護をしている全ての人へ

介護をしている全ての人へ

はじめまして 

 サラリーマンとして働きながら、両親の介護を経験しました。 
 親不孝ばかりしてきましたが、身近な人々に支えられながら病気と闘い続けた母と私の経験を綴っていきたいと思います。
 母にがんが見つかったとき、病はかなり進行していました。ステージⅣの宣告を受けた時に胸に去来した感情は、悲しい、寂しいではなく、なぜ気づけなかったのかという後悔でした。
 帰省した時や、電話で話をした時、出

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機能不全家庭は、他人には見えづらい

機能不全家庭は、他人には見えづらい

機能不全家庭は、親が自分の無価値感から目を背ける為にあります。

その親は心の傷が、あまりにも深く、大きく、
傷口からほとばしる血の様な無価値感を自分で受け止めることが、もはや出来ません。

だから、我が子を使って目を背けます。

心の傷からほとばしる血を止める方法は二つ、

痛みを受け容れ、心の傷と対峙するか、

自分の血を全て受け止めてくれる存在を見つけるか、です。

心の傷と正面切って対峙す

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