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独身アラフォー女性の奮闘記

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日々の仕事のことや、マッチングアプリでの出会い、過去の思い出など、独身のアラフォー女性が奮闘する様をまとめています。
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独身アラフォー女性の奮闘記#18 転職回数8回、現在9社目の40歳独身女のキャリアの話

独身アラフォー女性の奮闘記#18 転職回数8回、現在9社目の40歳独身女のキャリアの話

私は飽き性である。本当にハマったものは長年追いかけるオタクでもあるが、それ以外のことへの情熱は、大概、持って半年くらい。おばさんになってきたからなのか、最近はもっと短いかも知れない。
しかも、思春期を海外で過ごし、大学もヨーロッパで卒業しているので、一般的な日本人の就活とか仕事に対する考えは、良くも悪くも持ち合わせておらず、卒業タイミングも日本の学生とは違ったので、「就活」というものの経験がない。

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独身アラフォー女性の奮闘記#17 星占いと松任谷由実

独身アラフォー女性の奮闘記#17 星占いと松任谷由実

新年早々、異性の話題でも提供していこうかな。
本当に今アプリは全然触っていなくて、人生の大半の時間を異世界で過ごしている。ガチで廃人になりつつある。
なんなら、男さん達からレイド中とかにLINEが来ると少しイラッとする程度にはどハマりしている。危ない。私生活が疎かになり過ぎてしまう。PC前から動かないでデリバリーばかりでは、ガチで太って行く一方だし。なんか色々ヤバいので、異性の目を少しくらい気にし

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独身アラフォー女性の奮闘記#13 20代前半当時、職場に超有名アメリカ人セレブが現れた話

独身アラフォー女性の奮闘記#13 20代前半当時、職場に超有名アメリカ人セレブが現れた話

最近もありえない事件が起きがちな私の人生、過去にも多くのびっくりエピソードがあったりする。直近については、千切っては投げているので、ネタ切れを補うためにも、過去のびっくりエピソードを披露していこうじゃないか。

日本に帰国して間も無く、私は原宿のLEVI'S STOREでアルバイトをしていた。その後、外資系アパレル企業に就職して、総務人事兼オフィス受付として働くことになった。これは、その時代の出来

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独身アラフォー女性の奮闘記#12 突発SATC女が我に返るために追想体験をさせられてる話

独身アラフォー女性の奮闘記#12 突発SATC女が我に返るために追想体験をさせられてる話

私が急にひとりセックス・アンド・ザ・シティを始めてしまったので、長年の付き合いがある人々が様々なリアクションをしていた。
ドン引きする者、心配する者、いいぞもっとやれ!と言う者など、いろんな意見があったので、参考にした結果、私は今、完全に男断ちをしている。
意図的にしているっていうよりも、なんか面倒臭くなってしまった。

飽き性な性格は自覚しているので、完全に飽きたんだと思う。
そして、いろんな人

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独身アラフォー女性の奮闘記#11 恋という脳のバグにより貞操観念が破綻した話

独身アラフォー女性の奮闘記#11 恋という脳のバグにより貞操観念が破綻した話

仕事が年末に向けて多忙を極めし頃、それは起きた。神は私に何を学ばせたいのですかと、天を仰ぎたい気持ちにもなる。

今、本当に忙しい。通常1.5ヶ月で進行する案件を3週間で実施しなければならず、休日出勤やら深夜残業をしながら対応している。そして、その合間には傷心により狂ったようにマッチングしまくった男達とのメッセージのやり取りもしている。マルチタスクの鬼である。いや、男達とのメッセージの時間、無駄だ

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独身アラフォー女性の奮闘記#10 クソガキムーブのTinderポケモンが実はエリートだった話

独身アラフォー女性の奮闘記#10 クソガキムーブのTinderポケモンが実はエリートだった話

私は婚活の民ではないので、たまにご飯食べに行ったり、普段出会わないタイプの人とお話するのにTinderのカジュアルさが丁度良いと思っているのだが、先日の20代イケメン虚無スワイプでマッチしたポケモンとランチに行った。

このポケモン、実際に会ってみたらめちゃくちゃエリートだったので、Tinderとかいう魔窟でペルソナが狂ってしまったモンスターなんだと思った。でも、やっぱりエリートは良いね。

戦略

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独身アラフォー女性の奮闘記#9 アラフォーの性的搾取について感じた話

いくつになっても搾取されている感が否めない話20代の頃、よく接待や合コンに呼ばれた。見てくれが良くて、よく喋り、おじさんのセクハラも適当に受け流すことができたから。

私にとって、性的搾取、というのは、肉体的なことだけではなくて、精神的な部分が大きい。
今回は、年代別に私が個人的に感じた「性的搾取」についてメモとして残してみようと思っている。(一般論ではなく、あくまでも個人の感想です)

20代は

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独身アラフォー女性の奮闘記#7 虚無ってTinderに生息する20代イケメンだけをLIKEした話

独身アラフォー女性の奮闘記#7 虚無ってTinderに生息する20代イケメンだけをLIKEした話

虚しい。
久しぶりに恋愛に浮かれ、沈み、オタク活動に精を出そうと全国に足を運んでも、昔のように心が躍らない。そう、今の心境を言葉にするならば、虚無。

色即是空 空即是色ある休日、自宅で昼食をとりながら、20代で近場のイケメンだけにTinderでLIKEしていく、という虚無の時間を設けた。別に、マッチしたいわけじゃないし、友達になりたいとか、増してやその子たちと色恋がしたいなんて魂胆はない。ただ、

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独身アラフォー女性の奮闘記#6 天体観測を聴きながら天の川を眺めた38歳の夏

独身アラフォー女性の奮闘記#6 天体観測を聴きながら天の川を眺めた38歳の夏

ここの所、脳がネガティブ思考に支配されている自分に嫌気が差しているので、38歳の時、当時の同僚の男性と出張先の鳥取県で、真夏の夜に天体観測を聴きながら、誰もいない駐車場にふたりで寝転んで天の川を夜通し眺めていた日のことでも記録しておこうと思う。

「君の知らない物語」この日のことは、天体観測が街で鳴ってるのを聴いて、ふと思い出した。
2年前の夏、私たちは地方のスポーツイベントで全国を持ち回りで飛び

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独身アラフォー女性の奮闘記#5 40歳だからって軽い気持ちでTinderするには純情すぎた話

独身アラフォー女性の奮闘記#5 40歳だからって軽い気持ちでTinderするには純情すぎた話

ビギナーズラック?の学び長期休暇があったとしても、私は両親が国外在住なので、海外渡航制限により実家に帰るということが殆どないのだが、今年の夏も例によって自宅で休みを無駄に過ごすことになってしまいそうだった。
いつも一緒にフェスに行く友達も、仕事上、感染リスクを避けたいなどで今年も夏フェス参加は見送ったり、他の友人達もなんだかんだ仕事やプライベートで忙しそうにしていた。

というわけで、「婚活はちげ

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独身アラフォー女性の奮闘記#4 39歳で結婚紹介所に登録した面食い女の末路

独身アラフォー女性の奮闘記#4 39歳で結婚紹介所に登録した面食い女の末路

ノリと好奇心に支配されて脳死した2022年の夏を迎える前に、定期的会っていた友達とはそれぞれの都合で少しだけ疎遠になり、長年寄り添った小さな同居犬も天国旅行に旅立ってしまった私が辿り着いたのは…「そうだ、Tinderで外国人とかに気軽な感じで話し相手になってもーらおっと」であった。
が、私の初Tinder&初エンカウントの儚くも悲しい物語の前に、39歳で結婚紹介所に登録した話をしておこうと思う。

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独身アラフォー女性の奮闘記#3 約14年前に里子として迎えた愛犬と暮らした日々 後編

独身アラフォー女性の奮闘記#3 約14年前に里子として迎えた愛犬と暮らした日々 後編

うちの犬は徳を積みすぎていた前編では、心を開かない、武士は食わねど高楊枝よろしく犬だった我が家の愛犬チビコが、無事に犬として正しい振る舞いができるようになるまでを綴っている。

今回は、ちびちゃんのシニアライフとお別れの時までを一気に畳みかけていく。

ゆるやかに、でも確実に老いていった愛犬

チワワのちびちゃんとの優しい毎日がずっと続きますように、と何度願ったことだろうか。仕事の人間関係がうまく

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独身アラフォー女性の奮闘記#2 約14年前に里子として迎えた愛犬と暮らした日々 前編

独身アラフォー女性の奮闘記#2 約14年前に里子として迎えた愛犬と暮らした日々 前編

私専用カスタマイズ犬ができるまで私は20代半ばを迎えた頃、「自分ひとりのためだけに労働をして生き続ける虚無が耐え切れない!」と発狂して、命の面倒を見る、という責任でも負わないと、どうにもこうにも日々を乗り越えられないと感じたことがあった。
そんな時に迎えた愛犬チビコと私の14年半をギュッと凝縮して記録したいと思う。

私はちびを愛しすぎていて、思い出エピソードがちょっと長くなりそうなので、前編と後

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独身アラフォー女性の奮闘記#1 私の30代 あらすじ

独身アラフォー女性の奮闘記#1 私の30代 あらすじ

瞬きをするように、30代が過ぎ去っていった振り返れば、随分と愉快な30代だった。
それ以前を2、3行にまとめると、15歳で海外の寄宿学校に放り込まれ、親元を離れて孤独の中で生き抜くために努力し、20代は社会に対する憤りと怒りにまみれてエネルギッシュに駆け抜けた。そんな私の低迷期とも言える30代をかいつまんでハイライトしてみようと思う。

30代前半、やっぱ恋愛向いてないから仕事に生きた話

30歳

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