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半移住生活のこと。

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京都の里山と京都市内の中心地を行き来する「 半移住生活 」の心と暮らしの記録。
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#田舎暮らし

はやく、 会いたい。

はやく、 会いたい。

2020年 秋の畑。

一歩進めば、ぴょーーーんっとバッタが跳ねる。
踏まないように、踏まないように。

そんな たくさん居たバッタたちも、すっかり姿を消した。
(( 彼らは卵で冬越し中 ))

落ち込んだ時、よく思い出す、最高にキュートだった この子。

夕日の差す きらきらした光の中、ふと視線を落とすと

あ、

こっち見てる?

目が合った。

かぶの茎に ぎゅっとしがみついている。
すごく

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2021年が終わってしまう前に

2021年が終わってしまう前に

このままでは2021年が終わってしまう…!
ということで、久しぶりの更新です.

本当にほんとーーっに、色々あった2021年.
父の淹れてくれた梅昆布茶を飲みながら
わわーーっと振り返り.

*

2021年は、白銀の世界からはじまった.
(( 半移住先は京都市内ですが街とは全く様子がちがう ))

昨秋から、より自然の多い場所に
身を置かせてもらっている.

何かと手づくりする機会が多く

お味

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お正月飾りをつくる。#2

お正月飾りをつくる。#2

2020年12月18〜19日のこと。

雪がしんしんと降る中、2日間かけて「 餅花 」をつくりました*

京都ではお正月飾りとして 店先などに よく見られます。
地域によって 呼び名や意味合いも それぞれにあるようですが、五穀豊穣、家内安全、蚕の安全などを祈ってつくられたもの。

(( ちなみに 私は喪中ですが、これはお仕事なのです。
お花のお仕事をされている、大先輩の素敵なお姉さまに教えていただ

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冬、 里山の洗礼

冬、 里山の洗礼

先週、12月17日 朝のこと。
お布団の中から、雪見障子越しにお外を見る、、、と、

まっっっっっっっっっっしろ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

障子の枠いっぱいが、白い世界になってる。

凍えそうになりながら、お布団を出て、玄関を出たら、、

まーーーーーーーーっっっっっっっっっっしろ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(( あれ、写真で見ると思ったより真っ

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(( 畑はセラピー )) 恵まれている ということ。

(( 畑はセラピー )) 恵まれている ということ。

なんだか久しぶりに畑に連れて行ってもらった。

積雪で、お野菜たちが多少ダメージを受けていた。
けど、まだまだシャキシャキの水菜ちゃん!
この子たち、とても良い感じに味が濃い〜のです^^

そして、、また鹿に荒らされていた。
すくすく成長中の大根や、聖護院かぶら、日野菜が かじられ 可哀想な姿に。。。
(( 私は家庭菜園しかしたことないですが、種まきから何ヶ月もかけて育てた子がこんな目に遭うなんて

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お正月飾りをつくる。 #1

お正月飾りをつくる。 #1

2020年12月11日のこと。

街でも京北でも、お世話になっているお姉さんに教わって「 苔玉 」と「 餅花 」をつくりました。

こちらは、苔玉。
お正月らしく、葉牡丹を生けました。ころんと可愛い。

じゃぼんとお水に浸けて水分補給。

こちらは、餅花。
古民家のお庭に植えてある柳を少し切ってつくりました。
昔からの習わしを踏まえつつも、自由に現代風にアレンジ。

餅花は五穀豊穣を祈願する意味を

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田舎暮らしの理想

田舎暮らしの理想

半移住生活をはじめて約2ヶ月が経った。
まだまだ 心も身辺も 落ち着いてないけれど、少しずつ見えてきたものがあるので少し整理。そして今一度、どんな暮らしを送りたいのか、楽しく想像してみようと思う。

::: やっぱり、 自然

田舎暮らしの良いところ、それは何と言っても自然の多いところ!

古民家の玄関や台所の窓から見えるお山。

朝聴こえてくる、小鳥やニワトリの鳴き声。日中にはトンビ、夜には鹿の

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2020年10月3日 | 愛しの粘菌を探して ( 京北2日目 )

2020年10月3日 | 愛しの粘菌を探して ( 京北2日目 )

前回記事 2020年10月3日 | 菌床 と 精油 ( 京北2日目 ) での杉乃精さんをあとにして、いざ森へ!
粘菌を探しに行くのです。とても楽しみにしていたのです。

::: 粘菌とは?「 粘菌育ててます 」と言うと、「 ねんきん??年金???」という反応がよく返ってきます。

そうですね、老後のために年金も育てたい。

ですが、私の言う「 ねんきん 」は別名「 変形菌 」という生物です。植物

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2020年10月3日  |  菌床 と 精油 ( 京北2日目 )

2020年10月3日 | 菌床 と 精油 ( 京北2日目 )

前回記事 2020年10月3日 | 畑 と ピザ生地 ( 京北2日目 ) から20分後、私たちは椎茸をゲットしていた。

: : : はじめて見た 「 菌床 」幼少期から彼を知る おじさま Sさんの椎茸ハウスへ訪問させてもらいました*
(( 畑のほぼお隣です。また車で移動してるのです。))

そうそう、彼も移住者なのですが、Sさんも移住者さんです。

こちらでは「 菌床栽培 」をされています

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2020年10月3日  |  畑 と ピザ生地 ( 京北2日目 )

2020年10月3日 | 畑 と ピザ生地 ( 京北2日目 )

はじめての京北訪問から中1日。
彼から「 ピザつくるよ 」の号令?がかかり、また京北へ。

1回目の移動はバスを使いましたが、もう恐ろしくて乗車できないと訴え、嵐山まで行き、そこでピックアップしてもらうことに。
お陰さまで車酔いをすることもなく、気持ち良く京北に到着!
山道は慣れてる人の運転に限りますね。体のブレが全然ちがうもの。感謝。

すぐに畑に行ってピザやサラダに使うお野菜を収穫。
【 11

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いざなわれるように、  田舎暮らし

いざなわれるように、 田舎暮らし

今週は市内にいる時間が長いので、身の回りと跳ねた心を落ち着けています。
さて、今日は「なぜ田舎暮らしに辿り着いたのか」を書こうと思います。
(( まだ半移住だけど ))

・・・ 写真は畑のオクラの花。かわいいなあ ・・・

::: セットプランだった

ずばり、なのですが、いきなりなあに?という見出しですね。笑
けれど本当にセットだったのです。
数年ぶりに 恋人をつくったら、田舎暮らしがセ

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予兆 と 半移住生活のはじまり

予兆 と 半移住生活のはじまり

2020年の終わりに向けて、すごいスピードで回収作業を行なっている。

まわりに散らばっていた、あらゆるものの可能性を拾い集めて形づくっているよう。ぼんやりと感じていた予兆が、「田舎への移住」という形で現実化していっている。

この体験を少しずつ書き残していこうと思う。

  

::: 京都市内にある里山 「 京北 」​

現在、私は京都の里山 ( 結構な田舎 ) と実家のある京都市内の中心地

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