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愛しき言葉たち

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座右の銘や好きな言葉。 どこかで聴いたり読んだりしたお話の断片。 備忘録だと僕の目にしか触れないので、ここに記録しようと思った。
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2024年3月の記事一覧

本が書かれ、読まれるのは

本が書かれ、読まれるのは

僕が好きな作家さんのおひとりの言葉です。
小説を読むことは、まさに自分とは違う人生の体験。
小説に限らず、本を読むことは疑似体験。
たくさんの人生を生きた人は味わいがあるはずです。
本を読むことを勧める理由って、この辺に本質があると思います。
馴染みの作家さんの作品を読み、登場人物の人生を追体験するも良し、違う作家さんの描く登場人物の人生に触れるも良し。
伝記や図鑑やノウハウ本でも良いのかも。

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努力について

努力について

嫌々でも努力努力で高みに到達される方もいるし、色んなケースはあるのでしょう。
理想的なのは、
傍からは努力しているようにしか見えないことを
楽しそうに継続できている人だと思います。
そういう人に私はなりたい。

壁、そして砦

壁、そして砦

どこかの居酒屋さんの貼り紙で見た言葉です。
居酒屋さんにはユニークな貼り紙だけど、どこのお店だったんだろ。

「参入障壁」という言葉があります。
ある事業を始めるのに、特に何も必要のない事業だと、簡単にスタートできますよね。
でも、そんな事業だとライバルたちも簡単にやってきます。
逆に、その事業を始めるには多くの資源(人・物・お金など)が必要な事業だとどうでしょう。
設備がいる、お金がいる、コネも

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これからの人生で、今が一番若い

これからの人生で、今が一番若い

友人が僕に語ってくれた言葉です。
1つの言葉を違う視点から見ることの出来る人はユニークで、味わい深いです。
一番若くて一番年寄りな、ぶっつけ本番、未踏峰の人生を歩みます。

耳食

耳食

「耳食」とは、耳で食べること。
何かを食べるのは耳ではなく、口ですよね。

僕らが商品や飲食店とかを選ぶとき、頼りにしちゃうのが「口コミ」ですよね。
ネット上から提供される、見ず知らずの方の、少なからず主観の入った意見のことが多いと思います。
主観が入っているとは言え、先に実体験された方の意見は参考になります。
ただ、
「あの商品はあんまり面白くない」とか、
「あの店の◯◯が美味しかったのでオスス

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武士道

武士道

誉田哲也さんの著作、武士道シリーズは4作。
高校生の女の子が剣道を通じて人間的に成長していく姿を描いたスポーツ根性な娯楽小説です。
効率的に成果を得る、結果にだけコミットでOKと考えがちな現代と感じます。
でも、結果より大事とも言えるのが過程であり、体験から得られる人間的成長であることを、思い出させてくれた作品です。
僕は40代後半の自分を生きています。
自分自身や、同年代の方、あるいは年上の方に

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変態!

変態!

多分ですが、誰かの言葉ではなく、僕の考えです。
「変態」とはそもそも「常態」からは変わった事態のことですから、
当然と言えば当然ですかね。
人間だれしも平凡ではないので、全員変態と思います。
自分の変態な部分が趣味だったり、こだわりになる気もします。
僕は「没個性」と言われるより「変態」と言われる方が、アイデンティティを満たされる気がします。
特定のパラメータを変態的に高める人の方が、人として味わ

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生きている人

生きている人

中世イギリスでのスコットランド独立の革命志士を描いた映画ブレイブハートで、メル・ギブソン演じる主人公の言葉です。
初めてこの映画を観たのは随分前ですが、その時に僕に刺さり、今も抜けていない言葉の矢です。
自分に問いかけてくる鋭さが、僕には感じられましたし、今も感じています。
そんな言葉の矢に出会えるのが、映画であり、本であり、人との邂逅だと思います。

言葉の世界

言葉の世界

割と良く聴く言葉と思います。
では「無関心」の反対は?
「関心がある」「興味がある」「興味深い」…ってところでしょうか。
僕は外国語は苦手ですが、例えば英語を上達しようとしたら、
 日本語の文章→英語訳した文章
 英語訳した文章→日本語訳
を繰り返す、という勉強法があるとか。
元の日本語、あるいは英語に戻らないことも多そうです。
対義語の対義語は?も、それに近いかもしれませんね。
敵の敵も、やっぱ

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出会いと別れ ご縁の広さと深さ

出会いと別れ ご縁の広さと深さ

卒業シーズンですね。
これからどんな関わりが続くのか不安とドキドキがある出会いに対して
区切りを経ての別れは寂しいものです。
お互いの人生で、それっきりのご縁になってしまう事もありますし。
「別れで深まる」という、この言葉。
10年くらい前にどこかで知った言葉です。
過去に同じ職場で働いていたり、何かの活動でご一緒した方と、一旦のお別れになってから、より近くに感じたり、違う関わり方に変化したりと「

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夜明け前の照度

夜明け前の照度

上手くいかないなと思うことの多い日々ですが、
それも経験になって自分の力になるのだと思いたいです。
夜明け前が一番暗いけど、夜が明けて明るくなり、日が高くなって眩しくなり、やがて日が暮れて暗く、再び夜に、その繰り返しを生きているのでしょうね。
そういうサイクルを越えながら、生きていくのが人生なのでしょうよ。

うまくいかない時の態度

うまくいかない時の態度

喜多川泰さんの著作の中からの抜粋です。
インタビュー記事とかからの抜粋かも。
人には3つの坂があって、
上り坂、下り坂、まさか!
…というのが、よく知られていると思います。
上り坂は「上り調子」と考えられるから絶好調!って時、下り坂が不調や絶不調の時でしょうね。
自転車乗りに下り坂は、ある意味でボーナスステージですけどね。
下り坂の時の自分の立ち振る舞いこそが、人生に反映されると考えると、ぼんやり

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人は年をとると…

人は年をとると…

映画俳優のブラッド・ピットが言った言葉です。
御本人の編み出した言葉ではないのかもしれませんが、御本人としても実感のある言葉なのだろうと思います。
僕自身、歳を重ねるごとに賢くなっている気がします。
それは知識量やIQの高さではなくて、知らず知らずに身についてる生き方ノウハウのようなものの向上です。
あるいは視点の量や視座のコントロール幅、精神的な落ち着きもある気がします。
人って生きているだけで

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逢うべき人 について

逢うべき人 について

教育者であり哲学者の森信三さんの名言です。
この続きがあるそうです。

人との出会いは必然ですが、必然が訪れた時、
その必然を感度良く受け止められるアンテナがあるか、
心が感受性を発揮しているかは、とても大事なのでしょうね。
それが単なる同じ機会を共有した偶然を、
ご縁へと昇華できるのだと思います。