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ジャーニー

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旅のコト。
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新しい村づくりを応援してくださったみなさんへ。

新しい村づくりを応援してくださったみなさんへ。

本当にたくさんの方に助けていただき、たくさんの方に応援していただいたニジェールでの村づくり。昨晩のオンラインイベントも、無事に終えることができました。

あとは話した内容と三木さんのこれまでを、パートナーの方々と共に本という形にして、この挑戦を日本の必要な人に届くよう、未来に残せるようにしていきます。

何かに命を賭けてのめり込み色んな人を巻き込んでいく経験、数字では計れないことへの挑戦、逃げてき

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非日常を、日本の日常で。

非日常を、日本の日常で。

東京でのイベント前に、南千住あたりの三谷地区にある簡易宿泊所に泊まった。

東の三谷、西の西成とされドヤ街と言われている。一緒にイベントを回る三木さんは、東京に来ることがあると、いつもこういうところに泊まっているらしい。 

宿泊費は、2,250円で生活保護を受けている人が50円負担すれば泊まれる金額に設定されている。

受付は、50歳前後のおじさんで吸いかけのタバコを缶コーヒーの空缶に潰し入れて

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シアトルにある、パナマホテルで。

シアトルにある、パナマホテルで。

宇和島屋というスーパーマーケットに向かい、日本町の文字を発見したので、歩いていると何も調べず見つけたホテルがパナマホテル。

どちらもこの地に来なかったら知ることがなかった場所だ。

引き寄せられるように中に入るとカフェがあって、日系人の展示物もたくさん掲示されていた。

日本からの移民によって建てられたパナマホテル。創立が1910年。だからもう114年になる。地下には、銭湯の跡地もあって、移民の

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アメリカに、来た理由。

アメリカに、来た理由。

22歳の時、母を突然亡くした僕は失意のどん底にいた。

母の死を乗り越えるために、予定を半分変えて世界一周の旅に出た。

そのスタートがニュージーランドからロサンゼルスへ。一カ月ほどかけて、ニューヨークまでアメリカを陸路で横断だった。

度胸試しで、ヒッチハイクとグレイハウンドだけしか使わないというルールにした。

ヒッチハイクして張り切って乗り込んだらメキシコ人でスペイン語がほとんどだったり、2

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ニジェールの村作りプロジェクトで奇跡が起きた。

ニジェールの村作りプロジェクトで奇跡が起きた。

今朝、奇跡が起きました!!!
なんとNEXT GOLE の380万円達成しました!!!

応援いただいている皆さん、
本当に本当にありがとうございます!!!!!
感無量です。

でも「ここで満足するな!クラウドファンディングは、まだ4日あるんだ!」と心のリトル奥が言うことを聞かないので「400万円目指した方がいい」とか「堅実に、350人目指しなさい」という声が多い中で更にで無謀な、応援者数 400

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西アフリカのニジェールに新しく村を作る!クラファンが残り9日!

西アフリカのニジェールに新しく村を作る!クラファンが残り9日!

残り9日!早いという感情と、早く終わらせたいという気持ちが錯綜。まぢでエネルギー使う。笑

▼ ニジェールに新しい村を!自治の村を作り直し、アフリカ本来の共助を取り戻したい!
https://camp-fire.jp/projects/view/609937

露出度が低い国で、日本ではネガティブな話題しか見ない国で、場所すら認知されていない国で、どうやってポジティブに資金を個人から集めるのか。頭

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僕たちは、ニジェールに新しい村をつくることにした。

僕たちは、ニジェールに新しい村をつくることにした。

僕は、ハウサ族の人たちと共にアフリカで新しい村をつくる。

場所はニジェールとナイジェリアの国境付近。きっかけは、ニジェールの村へ、たった一人出向き、そのまま12年住み続けている恩人・三木夏樹さん。

三木さんは、現地のオマルさんと共にNGOを立ち上げた。

村では、道徳観が育まれる前に、便利な道具が流入し、若者が荒れ狂いはじめ、自己中心的な豪農が増え、人が人を破壊してどんどんと荒廃し続けたという

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105の国境を越えてきた泳ぎ続けるマグロが、ステイホームしながら境界を越えるzoomイベントを20回やってみた話。

105の国境を越えてきた泳ぎ続けるマグロが、ステイホームしながら境界を越えるzoomイベントを20回やってみた話。

4月頭にコロナの騒ぎになってから、驚くほど暇になった。フリーランスで活動しつつも、行政の仕事が多いので4月~6月は稼働が少ない。

それでも仕事が8割ぐらい減った。家の外に出ようにも、出れず。悶々と過ごす日々。

気づくと空いた時間が多くなって、家の中で出来ることをしていたように思う。

はじめのうちはネットフリックスや読書で過ごすが、飽きた。

親友であるニート研究家のJくんによると

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アイルランドと北アイルランド

アイルランドと北アイルランド

アイルランドへ。

パリで父を見送ったあと、僕はアイルランドのダブリンへ向かった。まだ行ったことのない国であったし、ラグビーワールドカップや2000年の日韓共催のサッカーワールドカップでは、自分の住んでいた市がアイルランド代表のホストタウンだったので、アイルランドへの渡航を決めた。パリからこの時期で往復、エールフランスで2万5000円程で飛ぶことができた。ロンドンからはLCCが頻発しており、さらに

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父親と2人でヨーロッパ旅行してみた。

父親と2人でヨーロッパ旅行してみた。

父に、ヨーロッパ旅行をプレゼントした。

この年末年始、父にヨーロッパ旅行をプレゼントした。
僕がガイドになって。それには理由がある。

「いろんなところに行きたい」という父の要望に応える形で、フランス、イギリス、スペイン、オランダ、ベルギーと約8日間で、5カ国も周遊した。

最後、パリの空港から帰国する父を見送り、僕はさらにアイルランドまで向かった。

飛行機を待つ間、感情が溢れてきたので、父に

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新潟駅周辺は、昭和レトロ×お洒落な街だった。

新潟駅周辺は、昭和レトロ×お洒落な街だった。

以前、一度だけ新潟駅周辺で新潟の友人と食事をしただけで、実は、ほとんど新潟を観光していなかった。謝罪の念を込めて新潟市内をふらふらしてみようと新潟駅までやって来た。
ぶらり途中下車で何も考えずに長岡に立ち寄って、新潟駅までは各駅停車で約1時間ちょっとかかった。うとうとしていたら新潟駅に到着した。駅のスーパーで佐渡島から連れて来られた蟹を発見。

ちょ、え、やす。ワンコインって、逆に蟹に謝りたくなっ

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景色が見える昼に、ゆっくりとした乗り物で移動してみる。

景色が見える昼に、ゆっくりとした乗り物で移動してみる。

「新潟に行く」学生時代から約束していたことを果たすという理由をつけて、新潟まで来た。学生時代なら確実に青春18きっぷか、夜行バス、もしくはヒッチハイクなのだろうけど、お金を少々持っているからか、何も考えず、予定通りに何の気なしに新幹線に乗った。

新幹線ときは2階建ての車両で、乗り物好きの男の子なら興奮しちゃう作り。乗客も物珍しさからか、ほとんどが2階に向かう。

新幹線に乗っていると埼玉を出てか

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夜がおわり、朝がはじまる。
息を吸って、吐く。
そんな些細なことに感謝できているのだろうか。

ノスタルジックジャーニー台湾

ボクは、まだ27だから。
台湾を旅していると昭和の時代を感じるモノに出くわすことが多くある。平成しか生きていないけど、昭和の匂いがぷんぷんするのだ。

例えば、駄菓子屋さん。
こんなところに昔の人たちはお金を握りしめて走って買いに来たのではないか、と思った。

昭和時代のパチンコ屋さんだってある。
パチンコ屋さんには警察犬みたいな番犬がうろちょろして怖かった。ポケットの匂いをクンクン嗅がれ

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