記事一覧
最近の(8~9月)仕事ふりかえり
ご無沙汰しております。更新したいことは色々ありますが、とりあえず最近の書き物仕事について振り返ります。
cakesというサイトで、海猫沢めろんさんと下田美咲さんの対談の執筆・構成を担当しました。連載形式で今のところ第2回まで発表されています。
これほんと頑張りました。第6回の連載(1記事3000字以上の指定アリ)を一ヶ月で執筆する大変なスケジュール。しかもおふたりが炎上スレスレなテーマを話をあ
『ゴジラ・キング・オブ・モンスターズ』のせいで日常生活がヤバい(※ネタバレなし)
昨日『ゴジラ・キング・オブ・モンスターズ』を観てきた。泣いた。笑った。良かった。狂ってる。最高。最初の感想はそれしかなかった。頭がぼーっとして、何かを口から吐き出したいという気持ちでいっぱいだった。
ふらふらする頭でエレベーターに乗った。映画を見終えたばかりの人たちで密集してムッとむせ返る室内。不意に全ての電気が消えた。動きも完全に止まって、何人かがざわめきはじめる。すると「ドン…ドン…」と
ときには離婚を考えてみる
結婚して1年以上が経ったので、離婚について考えようと思う。
こう書くと、すぐにも離婚するように読めてしまうけど、そういうわけじゃない。今の家族生活はかけがえのないものだし、これからも続けていきたいと思っている。
だからこそ、離婚という夫婦関係の終わりを想像して、現状を考えた方がいい気がした。死ぬことを想像するときほど、生きている実感を得られやすいのと同じ理屈で。
僕(あるいは相方)が、不倫や
小林カツ代というすごい人がいたことを忘れてはいけない(その1)
ここ数年、小林カツ代にハマって、彼女の著作や関連本を読み漁っている。
本屋の料理本コーナーに立ち寄ってはどれくらい彼女の本が並んでいるかをチェックするし、レシピに習って料理を再現するのも趣味になっている。
「小林カツ代って誰?」って人は、これを機会に覚えてほしい。『FGO』であれば☆5サーヴァントで召喚されることは間違いないし『civilization』の指導者キャラになればチート扱いされるだ
歌舞伎の世界は"異世界モノ”と近いかもしれない
歌舞伎を観てきたんすよ、歌舞伎。
うちのバーのオーナーから偶然チケットを譲ってもらって、銀座の歌舞伎座で行われた『初春大歌舞伎』っていう演目を約4時間半まるごと。
生で観るのは生まれて初めてだったし、周りはセレブっぽい爺ちゃん婆ちゃんばかりだったんで、場違い感が半端ではなかったけど、めちゃくちゃ面白かった。
上映されたのは、明智光秀がいろいろやらかす『絵本太功記』と、芸者や鳶頭たちが派手に舞
頭に"エロ”を思い浮かべないと、右も左も分からない
こんなことを書くのはとても恥ずかしいのだけど、僕は左右盲(さゆうもう)だ。あまり聞き慣れない単語かもしれないが、要するに右と左の区別をとっさに付けられないってこと。医学的には、左右失認とも言うらしい。
イメージしづらいという人に分かりやすく説明すれば、ある人から急に「右に曲がって!」と言われても、「えっと…どっちだっけ?」と頭の中が混乱して、ワタワタしてしまうって感じだ。めちゃくちゃ早い手旗信号
生活のあらゆる場所は“庭園”になるかもしれない :いとうせいこう『ボタニカル・ライフー植物生活ー』から考える
取材で「東京おもちゃショー」に参加したときの話。会場にはVR機器やスマホアプリと連動するロボットなど最先端技術が搭載されたおもちゃが並んでいて、それはそれで興味深かったのだが、どうにも大人向けな印象が強く、正直あまり心惹かれなかった。
ただ、その中でとても目を引いたものがある。植物育成キット「PETOMATO SERIES」だ。種や肥料などの入ったノズルと、水の入ったペットボトルを組み合わせると