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アフターコロナの暮らし方

今オフラインでしかできないことがオンラインでもできるという認識が広まって、これまで価値を置いていたものが逆転するような状況になってみて、これから先、暮らし方や価値の置き所は自体が終息してもある程度継続的に移り変わっていくように思う。
たまにしか会えないと思っていた遠隔地の友達とも、その気になれば毎日だって話せるし、生活基盤の役割としての家が大切になってくるにつれ、アクセス重視の狭い住居よりも郊外にある広い家の方が人気が出てくる。
そんな前提に立つと、目指していたところは最早、大きく取って代わってしまう。

もしこれから、外出自粛が解除されてもウィルス感染リスクは変わらずあり続け、ある程度今のような生活が保たれていくのだとしたら。
通勤は週に1,2回なら、住まいは職場から新幹線圏内とかでもいいと思う。
その分広く綺麗な場所に住み、周りを四季を感じられる自然に囲まれたい。
ソーシャルディスタンスが保てる程度の広さを持つ、お気に入りのカフェがある街で、広々したシェアオフィスなんかがあってもいいかもしれない。
企業所有のオフィスの価値が薄れ、一人が貢献できる場として複数のコミュニティに所属することがスタンダードとなる。

人とテレビ電話をすることへの抵抗がより減り、オンライン上で知り合った人と親しくなることがよりスタンダードになる。
むしろ、人間関係の作り方のメインがそこになっていくかもしれない。
テキスト上でというよりは、顔も見られる状態で。
そういう意味では、リアルとオンラインの隔たりはより薄くなり、オンライン上がコミュニケーションのベースになるかもしれない。

テーマパークは入場規制を強め、制限に達するまでの人数を大幅に従来より少なくする。
事前予約制がスタンダードとなり、当日ふらっとの枠がかなり減少する。
旅行先も入場規制が導入され、チケット制がいたるところで導入される。

都市の持つ場所ならではの価値が薄まり、立地によりメリットが縮小。
その分長距離の交通機関を使った移動がより身近になり、行きたい場所に行きたい時に気軽に行けるようになる。
人気の場所という概念が減り、独自の特色へ魅力を持って認識されるかがカギとなる。

リアルで会うことへの特別感は増し、バーチャルでもリアルと遜色ない状態が保てるようになっていく。
共通体験として同じものを同じ仮想空間で体験するといったようなことへの価値が高まる。
自分でできることへの需要が増し、そのサポートのためのキットが売れる。

そんな未来予想なのだけど、どうだろうか。
激動の世の中、次は散歩するのに楽しい街に住みたい。

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