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#源氏物語

『光る君へ』で歴史を学ぶ⁈

『光る君へ』で歴史を学ぶ⁈

おはようございます。 ゆかりえです。

平安時代に書かれた物語で有名な源氏物語ですが、私はこれまで読んだ事もありません。

でもちょっぴり興味があったのでしょうね。

NHK大河ドラマ『光る君へ』を見るうちに、作者の紫式部の生い立ちや源氏物語が出来るまでの経緯とかドラマになると面白くてハマってしまっています。

私の中では完全に、紫式部=吉高由里子さんだし、藤原道長=柄本佑さんだし、
一条天皇=塩

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十四帖「澪標」角田光代訳源氏物語(源氏、復活!)

十四帖「澪標」角田光代訳源氏物語(源氏、復活!)

結局、何の罪だかよくわからんまま須磨に引っ込んどった源氏が、何を赦されたのか、よくわからんまま帝から許しを得て、都に帰ってくる。皆んな、やんやの大喝采である。

帝の眼病は快方へ向かうが、すっかり気が弱くなって、譲位すると言い出す。弘徽殿大后は面白くないが、自分の病のこともあって邪魔立てはしない。

朱雀帝は典侍(朧月夜)に、せめて子でもあったらなあ、お前、源氏のこと今でも好きなんやろ、とか言う。

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九帖「葵」角田光代訳源氏物語(🎵触るもの皆、傷つけた〜)

九帖「葵」角田光代訳源氏物語(🎵触るもの皆、傷つけた〜)

桐壺帝が譲位して朱雀帝が即位する。六条御息所は娘が伊勢神宮の斎宮となり、その準備に追われる。疎遠なのに、本妻の葵は懐妊している。

四月の賀茂神社の祭りは、弘徽殿の娘が斎宮になるとかで盛大に行われる。御禊(祭の前のみそぎの儀式)の日には、多くの上達部が付き従う。勿論源氏も。見物人も多数集まる。ここで事件が起こる。「車争い」である。

行列を見に来た葵上は、牛車を入れるスペースがないので、それと知り

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王朝文学好きを悩ませる、主語は誰?問題

王朝文学好きを悩ませる、主語は誰?問題

先日、こんなニュースがありました。
愛子さま初の単独御公務で、国立公文書館の春の特別展「夢みる光源氏――公文書館で平安文学ナナメ読み!――」を視察、日本の古典文学を選考されているので鋭い質問に職員もタジタジ、という王朝文学ファンにとっては頼もしくも羨ましく、地団駄踏む思いで読みました笑
わたしだってマンツーマンの解説を受けながら鑑賞したい。

ところで、なのですが、平安時代の物語を読む時にややこし

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紫式部は辛口

紫式部は辛口

軽井沢には、多くの文学者が訪れ、たくさんの作品を残しています。

室生犀星

芥川龍之介

川端康成

円地文子

井上靖

ほか、たくさん。。。。。。

先日、軽井沢の図書館で行われた(無料)
円地文子さん訳の「源氏物語」の朗読会に参加をしました。
元NHKアナウンサーの青木裕子氏の朗読でした。

円地文子さんは、軽井沢の六本辻に別荘を持っています。
夏は、いつもそこで過ごしていたそうです。

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「女系図でみる驚きの日本史」に紫式部

「女系図でみる驚きの日本史」に紫式部

歴史の真実はこうだった というような本が若い時から好きだ。
梅原猛には相当凝った。高橋克彦 井沢元彦 も。その他
とんでもな本から、通説をひっくり返すかもしれない本まで。

アマゾンのネットサーフィンして買ったのかどうして買ったかは忘れた。2017年発行だ。ケアマネ常勤していた頃。
Amazonで買い物すると、あなたにはこの本どうですか?だったのかも。
探して買ったわけではないが、面白くてすぐに読

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ストーリーは細部が大事

ストーリーは細部が大事

昨日、鴨川おどりに
行ってきました。

テーマは源氏物語。
確かに大河ドラマも
紫式部がテーマですしね。

花街って
流行をちゃんと
押さえてます。

京都に花街はいくつかありますが、
その中の一つ先斗町の
『鴨川をどり』に
行ってきました。

今年のテーマは
『源氏物語』

テーマと言うより、
ダイジェスト版(?)でしたね。

これはこれで別の作品
として観れば良いのですが、

源氏物語として観

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平安時代の才女vs才女。NHK大河ドラマ「光る君へ」これからの展開予想。

平安時代の才女vs才女。NHK大河ドラマ「光る君へ」これからの展開予想。

毎週楽しく見ている「光る君へ」に、嵐の二宮さんが登場…か?というニュース、中盤にさしかかったドラマを盛り上げる話題作りなのかしらと思いましたが、フライング報道らしい。
重要な役にキャスティングされているなら、帝?なのかな?と思いますが、もしかすると源氏の君のイメージで登場するのかもしれない。
そこはお楽しみですね!

今、個人的に気になっているのは、ドラマ中ではうっすらと友情が成り立っているまひろ

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『光る君へ』にイマイチ惹かれていない君へ

『光る君へ』にイマイチ惹かれていない君へ

今年の大河ドラマ『光る君へ』
皆様は楽しんでおいでだろうか。

僕は正直、あまり楽しめていない。

正直『どうする家康』の方が楽しかったのだ。
戦国時代の方が戦闘描写や甲冑のかっこよさがあり男心をくすぐられるし、比較的よく知っている人物であるため「この経験が伏線になってあの逸話に繋がるのか」といったような考察が捗った。
「点と点をどう繋げるか、古沢の腕を見せてみよ!」といった趣が『どう康』にはあっ

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『源氏物語』の記事へのコメントを書いていたら怪文書になったので、記事にしました

『源氏物語』の記事へのコメントを書いていたら怪文書になったので、記事にしました

『源氏物語』が昔から好きで、現代語訳はいくつかと、関連書籍もいくつか、何年も前から楽しく読んでいます
先日、noteでフォローさせて頂いてる傘籤さんが、角田光代さんの現代語訳版の感想を書かれていて、源氏物語の現代語訳を読むのは初めて、という新鮮な切り口で、たっぷり源氏の世界を楽しんでいらっしゃる素敵な記事でした
(ファン歴の長さだけはある)古参の源氏物語好きとしては、すごく嬉しくなってしまう記事な

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大人になってから読む『源氏物語』はいいぞ〜六条御息所編

大人になってから読む『源氏物語』はいいぞ〜六条御息所編

最近、源氏物語を読み返している。

そして思うこと。源氏物語は、とても、いい。

……そんなの千年前から知ってるよ! と日本中から石を投げられそうだが、それでも言いたい。源氏物語は、とても、いい。その良さをなかなか分かられていないのではないか? 分かっている人はまだまだ少数なのでは? と思うほどに。

たとえば源氏物語の有名なエピソード、六条御息所の物語。光源氏の年上彼女でありながら、美貌も教養も

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NHK大河「光る君へ」のテーマ曲『Amethyst』

NHK大河「光る君へ」のテーマ曲『Amethyst』

こんにちは。
ミュルアです。

東京は、晴れていますが、とても寒いです。

家に閉じこもって、大河ドラマ(第二回)の録画を見ました。

吉高由里子さん演じるまひろの裳着のお式の様子が描かれていて、十二単が美しいなと思いました。

また、道長のお姉さん(藤原詮子)が円融天皇に冷たくされ『源氏物語』の弘徽殿の女御みたいな展開になっていましたね。

所々、『源氏物語』に登場するエピソードがあって細かく観

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1000年経っても面白い、長編恋愛小説「源氏物語」が大好きだ

1000年経っても面白い、長編恋愛小説「源氏物語」が大好きだ

始まりましまたね、「光る君へ」。

いや、まだ一話目はみてないんですが、(見てないんかい)、私の大大大好きな「源氏物語」の作者、紫式部にスポットライトが当たるなんて!!今年の大河の題材が決まってから、ずっと楽しみにしてました。

わたしが源氏物語にハマったのは、高校の古典で「葵祭」の段を読んだのと、実家にあった源氏物語のコミック版「あさきゆめみし」がめちゃめちゃ面白かったから。

今回の大河では紫

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平安時代はいとおかし

平安時代はいとおかし

紫式部と清少納言、友達になれるんだったら、断然、清少納言の方がいい。

そう思うのは、中学生(もしかしたら小学校5~6年生かも?)の頃に読んだ『むかし・あけぼの』という小説の影響が大きい。田辺聖子さんが、枕草子を元に描いた清少納言の物語。ここで描かれているのは、ミーハーで、目立つことが好きで、褒められることも好きで、頭の回転が早すぎるから嫌味にもなりかねないのに、絶妙なバランスで憎めない人物。(そ

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