PP0 a.k.a わるあがき

徒然なるままに 日暮らし PCにむかひて 心にうつりゆく よしなしごとを そこはかとな…

PP0 a.k.a わるあがき

徒然なるままに 日暮らし PCにむかひて 心にうつりゆく よしなしごとを そこはかとなく書きつくらむに 男もすなる noteといふものを 女もしてみむとてするなり。

マガジン

  • 歌詞考察

    PP0が自分の好きな歌を、PP0の好きなように解釈した記事群。ウケ狙いと思われる過激な思想や極端な解釈が垣間見える。

  • 自画自賛

    PP0の過去の投稿の中でも特にお気に入りのものを自選した、自画自賛のマガジン。面白いと感じた方はめちゃくちゃ気が合うと思われる。

  • 僕のフォトアルバム

    PP0の撮影した写真を月毎に紹介していくマガジン。 元々は写真の腕の上達を観測するためにスタートしたが、 現在はただの旅行の記録に成り果てている。

最近の記事

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【歌詞考察】藤井風『ガーデン』は、仏教的な思想が根底にある!?

大変悔しいが、藤井風にハマってしまった。 彼の歌は良い。 メロディーももちろん素晴らしいが、声がいい。 あのなんとも力感のないゆるっとした歌声。 唯一無二で誰にもマネできない魅力がある。 生田絵梨花の歌う「何なんw」は確かに上手いけれどもこれじゃない感がすごく、ほんとに「何なんw」って感じだった。 悔しいことに、ルックスもいい。 前提としてイケメンだし、身長も高い。 25歳とは思えない色気がある。 色気÷年齢で算出した「大人の色気」ランキングでは、現在の日本音楽界でKin

    • 【考察】Tempalayの『NEHAN』は現代の念仏である⁉

      僕の大好きなバンド、Tempalayのニューアルバムが来る5月1日にリリースされる。 タイトルは 『((ika))』 イカである。 イカ⁉ うん、おそらくあのイカである。 括弧で括ったりアルファベットで書くことでスタイリッシュになっているのだが、最初に思ったのは「なんか記号っぽいな」である。 Sigur Rosの『()』とかサカナクションの『kikUUiki』っぽさが何となくあり、プログラミング言語っぽさも感じる、そんなタイトルである。 また、上記の2枚のアルバムに

      • どんなものでも「さん」を付ければかわいくなる説

        「蟻さんおるねー」 義姉が甥っ子に向けて、テレビに映った人間以外の生物の存在、そしてその神秘について説明していた。 僕は蟻、というか昆虫がそんなに好きではないが、「蟻さん」と言われるとなんだかかわいく感じられ、画面上の小さな生物にも愛着が湧いた。 小さな子供に何かを説明するとき、特にそれが生き物の場合、「○○さん」と敬称をつけることが多いが、不思議なことにどんな生き物でも大体かわいくなる。 クマさん おさるさん うしさん うさぎさん よく「さん」を付けられる動物はこ

        • ゆる学徒カフェに行ったら素敵で意外な出会いがあった

          以前こんな記事を書いた。 僕の大好きなゆる言語学ラジオが立ち上げたカフェ、「ゆる学徒カフェ」。 ゆる言語学ラジオのファンコミュニティ的な場でもあるが、そこに来る方々はいい意味で変わった人が多く、上がってくる話題のジャンルは多岐にわたる。 そんなゆる学徒カフェに、9か月ぶり、通算2度目の来訪をこの前してきた。 昨年の6月に訪れた際は開店してまだ数週間というタイミングということもあり、滞在中は常に満員。大変賑わっていた。 だが、それから9か月経つ。 土曜の晩とはいえ、特に

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        【歌詞考察】藤井風『ガーデン』は、仏教的な思想が根底にある!?

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        記事

          明日から使える、おもしろ土佐弁講座

          僕の出身は高知県である。 高知県では、土佐弁という特殊言語が話されている。 土佐弁は他の方言と比べても異質なところが多く、その特異性から、朝鮮出兵の際に名護屋城で他の大名に情報を漏らさないために開発されたとする暗号説や、山と海に分け隔てられた陸の孤島であるがゆえに太古の原生日本人が使っていた古代日本語が残っているという説があり、言語学者の間でもホットトピックとなっている。 そんな土佐弁は非常に面白くもあるので、今日はおもしろ土佐弁講座ということで、高知県民でもあまり知られ

          明日から使える、おもしろ土佐弁講座

          うんちを毎日記録してみた

          孫氏の兵法として有名な言葉である。 2500年も前に書かれたこの言葉だが、現代にも通じる部分は非常に大きいと思う。 現代でも日々沢山の戦が起こっている。 商品の営業、社内政治、マネジメント、創作活動…… これらの戦に勝つためには、敵を知ることはもちろん、己も知らなければならない。 では、「己」とは何か。 自社、自店舗、自分のチーム、、、 「己」に当たるものはいろいろあるが、今回は、自分にとって最も身近で分析しやすい自分の体、つまり「身」を「己」とし、「己」を知る試みをしよ

          うんちを毎日記録してみた

          母校の神戸大学が炎上したので率直な気持ちを書く。

          察しがついていた方もいるかと思うが、僕の出身大学は神戸大学である。 一平ちゃんの騒動でかき消された感があるが、ついこの前、我が校のバドミントンサークル「BADBOYS」が不適切な写真および動画を投稿して炎上した。 これを受け、僕は別にこのサークルに所属していたわけではないが、後輩が悪いことをしたという申し訳なさ、恥ずかしさと、「神戸大学」という主語での非難に対する心苦しさ、悔しさと、これみよがしに神戸大学をバカにしてくるネット民に対する怒りで感情がぐちゃぐちゃになった。

          母校の神戸大学が炎上したので率直な気持ちを書く。

          リンダカラー∞の芸風はイノベーションである。そして一発屋についての雑感。

          僕の信者からこんな質問が届いていた。 なんだ。そんなことか。 たしかに、noteを毎週書いていたら書くネタもなくなってくるよな。 面白い事件なんて頻繁に起こるわけがない。 書きたくてもコンプラ的に書けないなんてこともよくある。 だが、そんなときはこうすればいい。 自分で事件を起こすんだ。 というわけで、最近僕はリンダカラー∞にハマっている。 カリスマキャラを武器に、昨年のおもしろ荘で2位になって一気に有名になった。らしいのだが、僕が彼らを知ったのはつい先週だ。 Y

          リンダカラー∞の芸風はイノベーションである。そして一発屋についての雑感。

          【僕のフォトアルバム】2月編 - 吾妻山公園ほか

          20度を超える暑い日があったかと思えば、雪が降る寒い日に急転直下。 晴れた日が続くかと思えば終盤はほとんど雨。 そんな情緒不安定な2月だった。 春の訪れが待ち遠しい今日この頃であるので、2月上旬に見てきた春らしい写真を投稿しようと思う。 今回行ってきたのは、神奈川県二宮町にある吾妻山公園。 海沿いの小高い山の上にある、早咲きの菜の花がきれいな公園である。 午前10時ごろレンタカーで出発し、寄り道もしながら12時過ぎに到着した。 まずは腹ごしらえだ。 海沿いの街で食べ

          【僕のフォトアルバム】2月編 - 吾妻山公園ほか

          地元に誕生した変なゆるキャラが愛おしいので全力でアドバイスしてみた

          僕の出身地は高知県だ。 そしてその中でも田舎の方と言っていい、土佐市宇佐町というところの出身である。 魅力あふれるこの地を僕は愛しているし、この先何十年も存続してほしいと願っているが、一凡人の願いなど非力である。 宇佐町の人口はどんどん減っていっているし、地元の小学校や保育園も合併するという話も聞こえてきた。 限界集落になり果てる日もそう遠くないのではないか。 10年そこらの加速度的な衰退を観ていると、そう感じざるを得ない。 大きな潮流を変える力は僕にはない。そう落ち込

          地元に誕生した変なゆるキャラが愛おしいので全力でアドバイスしてみた

          あれなんだろうね。あれやばくね?

          全然大した話じゃないんだけど、俺お前に言わなくちゃいけないことあるんだよね。 飲み会の帰り道、突如やってくるあの… 叫び声のような大音量でしか、くしゃみのできないおっさん あれ、なんだろうね。あれ、やばくね? 鼓膜破れね? チャンネル登録を依頼してくる底辺Youtuber あれ、なんだろうね。あれ、やばくね? その時間でコンテンツ磨いた方が良くね? バカでかい声でキャッチしてるゲイバーの店員 あれ、なんだろうね。あれ、やばくね? 例外なくギャグ線高くね? ○○

          あれなんだろうね。あれやばくね?

          【歌詞考察】難解な歌詞を読み解くと小説みたいなアルバムだった Galileo Galilei - 『くじらの骨』

          「一番好きな曲は?」 こんな難しい質問はないだろう。 数多ある曲の中から一番を決めることなど僕には到底できない。 だが、好きなアルバムならどうだろう。 アルバム単位であれば、話が変わってくる。 もちろん好きな曲が多く入っているアルバムは好きなアルバムになるのだが、アルバム総体として見たときに明確に一番好きなアルバムが、僕にはある。 それは、Galileo Galileiの『Portal』というアルバムである。 収録曲が素晴らしいのはもちろんなのだが、構成も素晴らしい

          【歌詞考察】難解な歌詞を読み解くと小説みたいなアルバムだった Galileo Galilei - 『くじらの骨』

          『光る君へ』にイマイチ惹かれていない君へ

          今年の大河ドラマ『光る君へ』 皆様は楽しんでおいでだろうか。 僕は正直、あまり楽しめていない。 正直『どうする家康』の方が楽しかったのだ。 戦国時代の方が戦闘描写や甲冑のかっこよさがあり男心をくすぐられるし、比較的よく知っている人物であるため「この経験が伏線になってあの逸話に繋がるのか」といったような考察が捗った。 「点と点をどう繋げるか、古沢の腕を見せてみよ!」といった趣が『どう康』にはあったのだ。 一方、『光る君へ』はどうだろう。 そもそもこの時代の文献は戦国時代と

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          【映画感想】ゴジラ-1.0をいきなりモノクロで観てきた

          ゴジラ。 それは自然災害でもあり、人災でもある。 アメリカの水爆実験により目覚めたこの怪物は、なぜかアメリカではなく日本を襲う。 なぜ日本なのかを問うのは、相手が自然災害なので野暮かもしれない。 現れた以上、日本は対処せざるを得ないのだ。 そして、この最強生物をどう倒すかというのは日本の往年の課題でもあった。 人智を超えた存在であるこの化け物を倒すために、時には架空の物質で窒息させようとしたり、時には政府が軍隊を動員して武力で制圧しようとしてきた。 そして最終的には様々な

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          【僕のフォトアルバム】12月編 - けやき坂イルミネーションとか

          怒涛の1月ももうすぐ過ぎ去ろうとしている。 モチベーションが上がらず、忙しくて時間が無く、なかなか写真の編集ができなかったため12月編がこんなタイミングになってしまった。 最近はありがたいことに人を撮る機会が増えたので僕のフォトアルバムで投稿できる写真が少なくなってきた。 12月も例に違わずかなり少ない枚数になってしまった。 それに似たような構図が多く、出来に納得がいっていない写真もあるが、せっかくなので記録として投稿しておきたい。 今回は東京の六本木にあるけやき坂のイ

          【僕のフォトアルバム】12月編 - けやき坂イルミネーションとか

          【方言話】「ギリギリ」と「皮をはぐ」の使い方がおかしいことに気付いた

          高知県出身の僕は、県外に出たばかりの時は 「標準語だと思っていた言葉が実は方言だった」 という経験がたくさんあった。 例えば、 水がこぼれることを土佐弁では「水がまける」というのだが、意味がギリギリ通じてしまうばかりに、これが方言だと気づいたのは県を出て数年後だった。 他にも、人を乗物に載せて運ぶことを「積んでいく」と言うのだが、これで先輩に「人を物扱いするなよ!」と嫌な顔をされたことがある。 こんな風に、田舎者は都会に順応するのに数か月から数年の時を要するのだが、僕も

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