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【僕のフォトアルバム】山梨-忍野八海・河口湖

富士山。
遠く古代の昔から日本人にとって賛嘆と敬意の対象であり、数多くの絵画や文学などの中に描かれてきた、日本の象徴的な山である。

富士山を見ると僕はいつも昔教科書で読んだ

富士の頂角、広重の富士は八十五度、文晁の富士も八十四度くらい、けれども、陸軍の実測図によって東西および南北に断面図を作ってみると、東西縦断は頂角、百二十四度となり、南北は百十七度である。

という太宰治『富嶽百景』の冒頭を思い出す。

たしかに、富士山の頂上は思ったより尖っていない。
僕らの心の中で富士山はいくらかデフォルメされ、その造形美には拍車がかかっている。

だが、富士山のすごいのは、いくらか美化されたものが心の中にあるにもかかわらず、本物を見たときには例外なく感動してしまうところだ。

関西在住の僕は富士山を見る機会はそう多くないが、見るたびに「きれいだな」とか「こんなに大きかったっけ?」とか、心を動かされてしまう。

日本で一番高い山がこんなに美しい形しているって、運命力すごすぎ。

そりゃ信仰もするし、国のシンボルにもなるわな。




というわけで、富士山のおひざ元、山梨県は忍野八海と河口湖に行ってきたのでその写真を。(ほぼ忍野八海)

今回はあいにくの天気で富士山は全く顔を出してくれなかったが、忍野八海も河口湖も思ったより綺麗だったので満足できた。


空蝉涼し都夏のあと。
5年ぶりくらいに引っ張り出してきたPLフィルターがめっちゃ汚れていて使えなかったので、めっちゃ反射している
これは鯉、かと思いきやニジマス。外来種。
こんな美しい池が点在している
こういうの大好き
特に好きな部分
こういうの大好き②
お疲れ様です。
河口湖にはラベンダー畑があり、いい匂いを漂わせていた。
モリゾーとキッコロみたいでめっちゃかわいい




【ここだけの話】

とにかく人が多かった。
しかもほとんどが中国人観光客。

別に人種差別をしたいわけではないが、お国柄からか僕には鼻につく行動が目立っていた。
一列でしか通れない幅の橋の上で川を長時間覗き込んで道を遮ったり、忍野八海の綺麗な川に入っていって虫網で魚を取ろうとしたりしていた。(現地人かと思ったが言葉が中国語だった)
別に全ての中国人がそうという話ではないが、自分さえよければ何をしてもいいという考えの人が僕は嫌いである。


それから、桃が1個5000円とかで売られていて笑ってしまった。
ブランド桃だとは思うが、とはいえ流石に高すぎやしないか。
多分、相場を知らない外国人をカモってやろうという魂胆なのだろう。

いいぞもっとやれ。

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