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スターシードと詩

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#スターシード

水色だったころ

水色だったころ

わたしは
 水色の世界にいる

眠りについた
 わたしは

遠き時
 その場所にいた

その水色は
 風のようであり
  ゼリーのようでもあり

甘い香りがした

わたしは、いつも満足げ

わたしは、いつも幸せ

そこにいる

ある時

赤い一滴

それは、少しずつ世界に広がる

また、一滴

それは、わたしに集まり

新たな肉体と言うものを作り始めた

それが出来上がるころ

わたしは、水色の世

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ReBorn Universe

ReBorn Universe

彼女は閃光のように現れた!

重く積み重なった地層の想い
その重さに人生を諦めていた

ある時、激しい苦しみ

見えるもの
聴こえるもの
感じるもの

全てがツライ

人がわからなくなり

今、過去、現在、未来

わからない

そんな中にも照らす光もあった

そのわずかな光を感じては

闇に潜り

自らの地層を掘り返していく

やがて

自らのコアへたどり着く

その瞬間

閃光のように

世界は

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そこに炎あり

そこに炎あり

炎は形を成し龍になる

それは名を持たず
自由に流れ
自由に炎を広げた

時に、人の情熱の種火となり
時に、浄化の炎となり
時に、愛の炎となり

名を持たず
形を持たず
気まぐれに燃える

永き時に
多くの人々ともいた

それの中には
燃える炎とともに
孤独があった

消えぬ孤独

その孤独は
自らを焼き
人さえも焼く

大切な人も焼いた

自らの炎を恐れ
闇に身をおく
闇を照らす
闇を焼く

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ふた粒の真珠

あなたは真珠色の光
一粒
輝く
僕の中

あなたは黒き真珠
一粒
輝く
私の中

あなたは輝きをまとう
白く
虹色に
星の光を
日の光を
月の光を

あなたは漆黒の王子
気位と
気品
静けさと


ふた粒の真珠たち
太陽と月
闇と光
お互いが輝き
お互いを映し出す

白きその表面に
一点の暗闇を

黒きその表面に
一点の輝きを

どちらも美しく
どちらも儚い

手からこぼれ落ちる
光は時の雫

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【出版】運命の甘い毒:運命は甘く、毒のように心を焼く。時を越えた愛の物語。星の世界を紡ぐ。

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Kindle電子書籍より3作目 本日出版しました!
さらに自信作です(^^ ご購入おねがいします!!

運命は甘く、毒のように心を焼く
時を越えた愛の物語
星の世界を紡ぐ

地球に生まれ落ちた人々の
心と思い出の物語

スターシードと呼ばれる人々
スピリットメイト
ソウルメイト
ツインレイ

転生の湖に落ちた
その時から
その心を紡ぐ

77の詩と物語

★★★ 目次 ★★★

【はじめに】
青い

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ガイドの言葉

ガイドは必要な言葉を告げる

それは
人に対しても
自分に対しても

それは
自分の感情とは一致していない時もあり

そうすると
感情は、騒ぎ出す

ガイドは
自分は

それを見つめる
ある事を認める

それだけでいい

いずれ満たされる時がくるのを
知っているから

癒やし、時を越えて

誰かに繋がりたい、癒されたいと思う時
それは、今の相手でなくてもよい
過去や未来の相手でもいいのだ

普段
宇宙時代の自分とか
時間、空間、次元を超えてアクセスするのと同じ

それは自分でもよい

調子良い時に
全ての時間の自分を癒す
と送っておけばいい

縁と出会い、こんにちは、さようなら

自分を生きる事の辛さは
古い皮が抜け落ちる時の痛み

小さな自分の想いが湧き出て
見せつける

じっとして
見つめていれば終わる

その間、見えなくなるものもある
けど、遠からず終わる

選択はもうしている

そして、新しい
自分として、また人と出会う

毎秒
人は変わる
それは自分だけではない
毎回、新しい出会い
こんにちは、ごきげんよう
そして、さようなら

その出会いを繰り返す事が出来る

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ふたりの『違う』と『同じ』

あの人 と
わたし

近いけど
遠い

あの人 と
わたし

ひとつだけど
ふたつ

あの人 と
わたし

引き合い
混ざり合う

同じでは見えない
虹が見える

同じでは感じ得ない
心がある

波は広がり
新たな光を生む

今日も二人は
違うを取り込み

水面に光るは
美しき世界

空に映るは
艶やかな世界

嫉妬

嫉妬

心にもたげる炎

あの人の全てを知っている
あの人の全てを受け取っている

誰よりも

だれよりも

ある日

あの人が呟く

その呟きは
見知らぬ人へ

知らぬ故の炎

わたしの心に
落ちた火の粉

不安の炎

その炎は心に広がる
わたしの
あの人の
信じる心を焼いていく

一滴の愛

あなたを
わたしを

知ることで
信じることで

炎は消える

そうして
あの人
わたし
二人を信じる

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会うたびに違う顔

会うたびに違う顔
会うたびに新たな想い

毎日変わる
毎刻変わりゆく

二人の関係

二人の想い

カードは記す

新たな未来

二人の想いは
二人の未来は

時を旅しよう

旅の先に見える光

私の想いの届いた場所へ

囚われ人

時紡ぎて人となす
空紡ぎて心となす

人は時の中に生きている
時を食い
体を蓄える

心は空にあり
想いが、人の心を織りなす輝き

人はいずれ朽ちる
生まれ
育ち
体験し
死する

心は
体に映し出された幻のよう

言葉は
光を揺らめかせる

言葉なき言葉は
光をとらえる

囚われの人

この地に生まれ
彼の地に死する

心はいつの頃か
奪われ

空を旅している

死する時
笑みを浮かべ
囚われた

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虹の峡谷

空を見れば思い出す
あの時の事

虹色に輝く雲
強く吹く風

轟々鳴り響く
土地の音

ここに来て3年

出会いは
いっとき

峡谷の切り立った柱に
風を切り
数多を従える

その一歩は
静かで
大きな意味を持つ

透明な姿
色あせた姿
そして美しき姿

多くの姿を同時に映し出す

時の渓谷は
時空の境界

多くの過去と
多くの未来が
出会う場所

その虹に何を見るか

どの道を進むか

時を選ぶ

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未来の想い出

未来の想い出
明日を思い出し
昨日をつくる

昨日を語り
今日を夢見
明日が現れる

炎は自らを焼き
心を曇らせる

山に立ち
雲を眺め
水沸く土地に夢を見る

形なき想いは
時を超える