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フォトギャラリーからイメージした物語を並べてみました。
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書くことへの向き合い方【ショートショートnote杯】

書くことへの向き合い方【ショートショートnote杯】

思いつくものから書いてみようと、参加した「ショートショートnote杯」でした。

すべてのお題を書いてみました。同じお題で2回書いたものもあります。

「君に贈る火星の」や「金持ちジュリエット」が難しいと感じました。「数学ギョウザ」も苦しかったなぁ。最後は意地でした。とりあえずって感じ。

書いてみて、読んでいただいた方からコメントもいただけて、嬉しい限りです。ありがとうございました😊

また、

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金持ちジュリエット【短編】

金持ちジュリエット【短編】

ジュリエットは、大富豪の娘。
傲慢に育った彼女には、だれも正しい意見を伝えることができなくなっていた。
そんな彼女の日記には、お年頃の悩みがつづられていたのである・・・。

『わたし、鯉をしたわ。とうとう素敵な肩と出逢ったの。あれは、うちにGoToが入ってきた日のこと。そのGoToは岡根を撮って逃げた後だったわ。
そのときに対応して下さった刑殺官の肩に人目彫れしてしまったの。征服が似合う素敵なお肩

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金持ちジュリエット【短編】

金持ちジュリエット【短編】

ジュリエットは、大富豪の娘。傲慢に育った彼女には、だれも正しい意見を伝えることができなくなっていた。そんな彼女の日記には、お年頃の悩みがつづられていたのである・・・。

『わたしは、お金持ち。そう、大富豪と呼ばれる家系の礼状として生まれてきたわ。
そして、たくさんの飯使いから「かわいい、かわいい」とちやほやされて育ってきた。
何不自由ない性活。
幼いころからたくさんの習い事をさせられ、好奇な女性と

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数学ギョウザ【短編】

数学ギョウザ【短編】

「学校に持って行くのは、どれギョウザ?」

「持って行く教科書ギョウザ?
国語ギョウザ、
理科ギョウザ、
社会ギョウザ、
図画工作ギョウザ、
体育ギョウザ、
音楽ギョウザ、

あれ、何か足りないギョウザ?

わかった、数学ギョウザ

忘れ物なしギョウザ

行ってきますギョウザ」

「行ってらっしゃいギョウザ」

文末や言葉のあとに『ギョウザ』をつけることが、インフルエンサーから流行り出したのは、い

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違法の冷蔵庫【短編】

違法の冷蔵庫【短編】

「はい、はい。ちょっとたてこんでいまして。納期は少し遅れる見込みです。、、、わかりましたよ。できるだけ、ご期待に添うように手配します。何分、人手不足で。」

男は、電話を切った。

そして、巨大な冷蔵庫を開けた。

「どれだったかな。これは違うな。これも違う。手前の方に置いたかな。いや、違うな。もっと右側だったかな。左だったかな。、、、これは凍らせたばかりのやつだ。」

ここは、悪の秘密結社のアジ

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株式会社リストラ【短編】

株式会社リストラ【短編】

「お前は、もうクビだーー」
今日同僚がまたリストラされた。

今期はもう3人目だ。
会社のみんなは「株式会社リストラ」だと陰口をたたいている。

A社長はワンマンで、頭角を現す社員がいると、怒鳴りつけることが多くなる。

そして、、、、「お前は、もうクビだーー」で終わるのだ。
リストラされたやつらには二度と会うことはない。

かく言うわたしも最近、社長の風当たりが強くなってきた。

もう限界だ、、

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君に贈る火星の【短編】

君に贈る火星の【短編】

「今日は、愛する君にプレゼントがあるんだ」
「わあ、嬉しい。何かしら」

「まずは、これ」
「嬉しい。バラの花束ね。ありがとう。すてきだわ」
「これは、特別なバラなんだぜ。とげがないだろ。金星で開発されたバラさ」
「黄色い花びらがたくさんついていて、太陽みたい。すてきだわ。貴重なのね」
「今日のプレゼントはどれも特別なものばかりなんだよ。次はこれさ」
「まあ、きれいな宝石」
「きれいだろ。これは金

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アナログバイリンガル【短編】

アナログバイリンガル【短編】

「こちらが、キタムラ シェリー葉子さん」
上司に紹介された彼女は、グレーのスーツを着こなし、ぼくに向かって、颯爽と歩いて来た。スーツは、長身の彼女よりも少し大きく感じた。

彼女は、ニューヨークから帰国したばかり。今から通訳として、付き添ってもらう。取引先は、シカゴのIT企業・代表のジェイクだ。
「Hello, I'm Jake.」
彼女の本場ニューヨークの流暢な英語は、素晴らしく、商談は成立した

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空飛ぶストレート【短編】

空飛ぶストレート【短編】

ぼくは、大実験×プロポーズという企画に参加することになった。

ぼくと彼女の間には防音のしきりがあり、背中合わせに立つ。ぼくは、プロポーズの言葉を前に向かって叫ぶ。その言葉を伝言ゲームのようにリレーして、地球を一周させて、すぐ後ろの彼女に届けるという実験だ。

ロマンチックな企画に、彼女はうっとりしていた。

計算は次の通り。
赤道の周長は、40075km。

声が飛ぶ距離は、1180m。
1周に

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コロコロ変わる名探偵【短編】

コロコロ変わる名探偵【短編】

名探偵、金田一は言った。
「この連続殺人事件の犯人は貴方だ、筑紫さん。貴方は、殺された上田さんに殺意を持っていた。本棚に隠された拳銃が動かぬ証拠ですよ。」

筑紫は白状した。
「そのとおり、わたしが犯人だ。しかし、第2の殺人、田中さん殺害の犯人は、貴方だ、新庄さん。拳銃には貴方の指紋も付いていたのです。」

新庄はがっくりと膝をついた。
「そのとおり、尾中さんが憎かった。しかし、田中さんに覚醒剤を

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1億円の低カロリー【短編】

1億円の低カロリー【短編】

誰か来たようだ。警察か?

「こいつは、指名手配中の銀行強盗だな。気を失ってるぞ。病院で手当てして、すぐに刑務所だな。それにしても、運がないやつだ。潜伏先のホテルのエレベーターに1億円と一緒に、独りで閉じ込められるなんて。あの大地震だから仕方もないか。それにしても、助けられるまでに3週間もかかって、こいつも苦しかっただろうな。金はあっても、食う物がないとは、、、。」

朦朧とした意識の中で、おれは

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【短編】かにが住んでいた

【短編】かにが住んでいた

砂利道をサンダルで走る。砂埃が足にからみつく。小石も痛い。棚田に挟まれた細い道。

「兄ちゃん、待ってよー」

ぼくの後ろを弟が嬉しそうに追ってくる。

山奥の祖母の家。山に囲まれている。棚田が広がる。空気が澄んでいる。山鳩の鳴き声が聞こえる。

車に揺られて4時間。やっと着いたのだ。

その足で駆けている。

「川に行ってくるーーー」「ぼくもーーー」

川は、細い砂利道を下ったところにある。川と

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ピンクイルカ電車【短編】

ピンクイルカ電車【短編】

みんなのフォトギャラリーから生まれた物語

いつもより少し遅い、午後8時27分。
ぼくは会社から帰宅するため、電車に乗った。

この時間の電車は、あまり混まない。

空いている席を見つけて、腰を下ろす。
今日も一日、デスクワークで疲れた。得意先とのやり取りは、帰るまで何度も続いた。課長の対応も二転三転するし、こんなはずではなかったな。電車に貼られたビジネス専門学校の広告を見ながら、そう思った。

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ハリネズミはキノコに出会った

ハリネズミはキノコに出会った

散歩に出かけたハリネズミは、いつもの散歩道で見たことがないものを見つけた。

「こんにちは」
ハリネズミは、その見知らぬものに挨拶をした。
ハリネズミは、小さい頃から、お母さんに
「出会った人にはきちんとご挨拶なさい」
と教えられて、育ったのだ。

しかし、見知らぬものは挨拶を返さない。

「こんにちは」
ハリネズミは、もう一度挨拶をした。もしかしたら挨拶の声が聞こえなかったかも。そう考えたのだ。

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