佐東雅之

初めまして 大学を卒業後、大手の外資系メーカーを3社経験しました。 人と同じことを…

佐東雅之

初めまして 大学を卒業後、大手の外資系メーカーを3社経験しました。 人と同じことをするのが嫌いで、従来と違うやり方を模索しながら、 それぞれの業界で活躍してきました。 その経験によって得たビジネスエッセンスを、これから活躍される人たちにシェアしたいと思います。

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  • 【第2弾】ビジネスマインドシリーズを25巻分をまとめました。

    ビジネスシリーズ25巻分を1つにまとめました。(おまけあり)44年のビジネスマン人生の経験を、全てのビジネスパーソンにシェアし応援したくて仕事術をnoteに書いています。

  • ビジネスマインドシリーズを25巻分をまとめました。

    ビジネスシリーズ25巻分を1つにまとめました。44年のビジネスマン人生の経験を、若きビジネスパーソンにシェアし応援したくてnoteを書いています。 少しでも参考になればと思います。

記事一覧

企業が生き残るために重要な基本的なこと

「企業が生き残る」と言うこと。これは企業にとって、永遠の課題かもしれません。 ただ、基本的な意識として以下のようなことを、社員の皆さんがいつも 心に抱いてビジネ…

佐東雅之
20時間前
7

今回は「サービスの質」はこれでわかる!です。

一般に「サービスの質」については、人間がやることなので、 ・一定の品質での提供が難しい ・コミュニケーションをとるのに安定感がない ・高いサービスレベルを維持する…

佐東雅之
1日前
11

この人たちもステークホルダー?

一般に、ビジネスではさまざまな「ステークホルダー」がいます。 いわゆる、顧客、サプライヤー、経営者、株主、従業員などなどの 「利害関係者」がそうです。 では、実際…

佐東雅之
2日前
6

本屋さん始めました!

3年前に本屋さんを始めました! いつかやりたいと思っていた本屋さんを、東京のJR西日暮里駅近く (ほぼ構内)で始めることになりました。 といっても、全部が自分のもの…

佐東雅之
5日前
40

信頼のおける女性社員を味方につける!

(口絵を入れて、少し追記しました) なにやら「島耕作」の漫画のようですが、男女関係のまったくない話です。 前職で、退職数年前のことでした。 自分で言うのもなんです…

佐東雅之
6日前
11

権限移譲でモチベーションは上がる

仕事をする上で、仕事のやる気やモチベーションもとになる ものの一つに「権限委譲」があります。 前職で、80人ほどの事業部がありましたが、当時は決済ルールが 曖昧でし…

佐東雅之
7日前
5

真実や本物を、いかに見極めるか?

真実を見極めるには、まず多方面から情報を集めて考える 必要があります。 そして、俯瞰して全体を把握しなくてはいけません。 情報を集めていく段階で、だんだん真実が…

佐東雅之
8日前
8

顧客訪問前の準備は完璧に。

社会人ともなれば、頻繁に顧客訪問があります。 また、初めての顧客への訪問や、いつもと違うシチュエーションでの 打ち合わせなどもたくさんあります。 こういう時は、訪…

佐東雅之
9日前
4

全ては交渉ごとである。諦めるな!

Everything is negotiable. 今回は交渉ごとの話です。 以前より、時間ができたら美術・芸術の勉強がしたいと思っていました。 それまでも、時間があれば、美術館や博物館…

佐東雅之
11日前
17

「この人格好いいなぁ」編

前回に続き、似たような記事ですが、今までに私が見たことのある 「この人格好いいなぁ、素敵だなぁ」編です。 ・直接関係のない仕事でも、何を頼んでも嫌な顔ひとつをし…

佐東雅之
13日前
20

「こんな人が好きだなぁ」編です。

街を歩いていたり、電車に乗っているといろんな人に出逢います。 人もそれぞれ、人生もそれぞれですが、お互い気持ちよく 生きていきたいものです。 今回は、街で出会った…

佐東雅之
2週間前
14

「使えるやつだ」と思われるようになれ。

少し前になりますが「題名のない音楽会」のTVで、新たに クラシック界から、ポップス界に進出したいという意思を持つ バイオリニストが何人か登場しました。 葉加瀬太郎が…

佐東雅之
2週間前
3

自分への投資にいくら使うか。

人間は死ぬまで勉強だ。 とよく言われます。 最近ではリスキリングもさかんに言われています。 仕事をすれば、新しく勉強することもたくさん出てきますし、新しいことも …

佐東雅之
2週間前
7

【その3】「接待は是か否か?」お客様と良好な関係を築くには・・・

前回の【その2】の続きです。 今回は、「接待される側の心情」について考えます。 2021年に総務省の接待問題が頻繁に報道されていました。 官庁などもけっこう堂々と、…

佐東雅之
2週間前
5

【その2】「接待は是か否か?」お客様と、良好な関係を築くには・・・

お客様との関係で、これがベストの形はありません。 結論的には、お客様とのビジネスでいかにWin-Win関係が 継続し、お互いが利益を出せるか。 これがポイントになります。…

佐東雅之
2週間前
7

【その1】「接待は是か否か?」お客様と、良好な関係を築くには・・・

「接待問題」は営業職をやってると、いかにお客様と良好な関係を 構築するかで重要になってきます。 接待は、しばしば問題となり話題として取り上げられています。 官僚と…

佐東雅之
3週間前
7
企業が生き残るために重要な基本的なこと

企業が生き残るために重要な基本的なこと

「企業が生き残る」と言うこと。これは企業にとって、永遠の課題かもしれません。

ただ、基本的な意識として以下のようなことを、社員の皆さんがいつも
心に抱いてビジネスをやるかどうかで、企業の継続性に大きく差が
出てきます。

(1) 事前期待 > 事後評価

(2)事前期待 = 事後評価

(3)事前期待 < 事後評価

(4)事前期待 <<< 事後評価

例えば、あなたが10,000円の買い物をし

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今回は「サービスの質」はこれでわかる!です。

今回は「サービスの質」はこれでわかる!です。

一般に「サービスの質」については、人間がやることなので、

・一定の品質での提供が難しい
・コミュニケーションをとるのに安定感がない
・高いサービスレベルを維持するのが難しい

など、形のある製品とは違うレベルの議論がされます。

今回私がお話ししたいのは、レストランでいつも思う「サービスの質」
についてです。

コロナ禍前には、割と定期的に近所のイタリアンやフレンチに、まめに足を運んでました。

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この人たちもステークホルダー?

この人たちもステークホルダー?

一般に、ビジネスではさまざまな「ステークホルダー」がいます。
いわゆる、顧客、サプライヤー、経営者、株主、従業員などなどの
「利害関係者」がそうです。

では、実際ビジネスをする上でその人たちだけと、丁寧にお付き合い
したらビジネスはうまく回るのでしょうか?

「利害関係者」以外は、無視していてもいいのでしょうか?
どこまでが、ステークホルダーかは議論が分かれるところですが、
たとえば私は、

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本屋さん始めました!

本屋さん始めました!

3年前に本屋さんを始めました!

いつかやりたいと思っていた本屋さんを、東京のJR西日暮里駅近く
(ほぼ構内)で始めることになりました。

といっても、全部が自分のものではなく、「Hagi Studio」という
経営母体があり、Book Apartmentという新しいコンセプトで、
自分が「棚主」になって自由に本を置き、古本であったり、
新本であったり、自費出版の本などを置いて売ったりすることが

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信頼のおける女性社員を味方につける!

信頼のおける女性社員を味方につける!

(口絵を入れて、少し追記しました)
なにやら「島耕作」の漫画のようですが、男女関係のまったくない話です。

前職で、退職数年前のことでした。
自分で言うのもなんですが、たくさんの仕事を抱え非常に忙しい年でした。
それはそれでありがたいことで、十分に仕事をさせていただいている
という満足感がありました。

大体の1日のパターンは、顧客訪問から始まり、それが終わった後も
議事録作成や次回への打ち合わせ

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権限移譲でモチベーションは上がる

権限移譲でモチベーションは上がる

仕事をする上で、仕事のやる気やモチベーションもとになる
ものの一つに「権限委譲」があります。

前職で、80人ほどの事業部がありましたが、当時は決済ルールが
曖昧でした。

予算執行の権限が、課長はいくらまで、部長はいくらまでという、
事業部内での取り決めがありませんでした。

誰が作ったのか英語版のよくわからないのはあったようですが、
誰もその存在すら知らず、いくらなら自分の決済でいけるのか

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真実や本物を、いかに見極めるか?

真実や本物を、いかに見極めるか?

真実を見極めるには、まず多方面から情報を集めて考える
必要があります。

そして、俯瞰して全体を把握しなくてはいけません。

情報を集めていく段階で、だんだん真実が見えてくるのです。
また、何が本物かがわかってきます。

「頭がいい人」は、全体を俯瞰して、ものごとの構造を早期に把握します。
一部分だけのことではなく、全体の構造を把握しているので、焦点が分散しないのです。
「木を見て森を見ず」では、

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顧客訪問前の準備は完璧に。

顧客訪問前の準備は完璧に。

社会人ともなれば、頻繁に顧客訪問があります。
また、初めての顧客への訪問や、いつもと違うシチュエーションでの
打ち合わせなどもたくさんあります。

こういう時は、訪問のための事前の準備を、完璧にしておく必要が
あります。

では、何をするか?初めての顧客訪問の際には、訪問先(住所)、
訪問場所(受付やビル番号など)を間違いなく調べておく必要があります。

私の失敗談をお話しします。
初めての顧客訪

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全ては交渉ごとである。諦めるな!

全ては交渉ごとである。諦めるな!

Everything is negotiable.

今回は交渉ごとの話です。

以前より、時間ができたら美術・芸術の勉強がしたいと思っていました。
それまでも、時間があれば、美術館や博物館などにも足繁く通って
いました。

できたら、芸大、美大に入学し本格的に勉強したいと。しかしながら、
前年に起業したこともあり、仕事と並行して大学で勉強することは
時間的には無理だと思っていたので、大学の募集要

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「この人格好いいなぁ」編

「この人格好いいなぁ」編

前回に続き、似たような記事ですが、今までに私が見たことのある
「この人格好いいなぁ、素敵だなぁ」編です。

・直接関係のない仕事でも、何を頼んでも嫌な顔ひとつをしないで
 こころよく引き受けてくれる人。しかもかなりいい結果を示してくれる。

・上手くいっても、涼しい顔をして「またどうぞ」という感じの雰囲気を  
 醸し出す人

・帰国子女でもないのに英語が上手く、会議を英語で取り仕切れる人

・こ

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「こんな人が好きだなぁ」編です。

「こんな人が好きだなぁ」編です。

街を歩いていたり、電車に乗っているといろんな人に出逢います。
人もそれぞれ、人生もそれぞれですが、お互い気持ちよく
生きていきたいものです。

今回は、街で出会った気持ちの良かった人の
「こんな人が好きだなぁ」編です。

気がるに読んでいただければと思います。

・暑くても、疲れていても、だらっとしていなくて、シャキッとしている人

・電車に乗るなり、競うように席を探さない人

・杖をついた人が電

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「使えるやつだ」と思われるようになれ。

「使えるやつだ」と思われるようになれ。

少し前になりますが「題名のない音楽会」のTVで、新たに
クラシック界から、ポップス界に進出したいという意思を持つ
バイオリニストが何人か登場しました。

葉加瀬太郎が主催する「題名 プロ塾〜プロデビュー編」の中での
コメントです。

「使えるやつだ」と思われるようになれ!

と、葉加瀬太郎が若きバイオリニストに、アドバイスをしていました。
「使えるやつ」と言うのはどういう意味か。

「私はクラシッ

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自分への投資にいくら使うか。

自分への投資にいくら使うか。

人間は死ぬまで勉強だ。
とよく言われます。
最近ではリスキリングもさかんに言われています。

仕事をすれば、新しく勉強することもたくさん出てきますし、新しいことも
覚えなくてはいけません。

買いたい書籍なども、どんどん出てくるかもしれません。
かといって、会社が書籍の購入や、セミナー参加費用など何から
までお金を出してくれるわけでもありません。

私は上司から、こんなことを教わりました。
「小遣

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【その3】「接待は是か否か?」お客様と良好な関係を築くには・・・

【その3】「接待は是か否か?」お客様と良好な関係を築くには・・・

前回の【その2】の続きです。

今回は、「接待される側の心情」について考えます。

2021年に総務省の接待問題が頻繁に報道されていました。
官庁などもけっこう堂々と、民間と接待をやっています。

信じられないかもしれませんが、40年くらい前は「うちの
テレビが最近映りが悪くてさぁ」というと、速攻で翌日新品の
テレビをお客さんのところへ送ったものだと、当時の上司から
聞きました。

すごい話として

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【その2】「接待は是か否か?」お客様と、良好な関係を築くには・・・

【その2】「接待は是か否か?」お客様と、良好な関係を築くには・・・

お客様との関係で、これがベストの形はありません。
結論的には、お客様とのビジネスでいかにWin-Win関係が
継続し、お互いが利益を出せるか。
これがポイントになります。

私の例を、ご紹介します。

オランダ系の会社にいたときのことです。
売り上げが予算対比で60%しかいかず、どうあがいても、
年度予算が達成できない状況がありました。
(実は、売り上げ予算30億円で、達成は18億円に行くか
行か

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【その1】「接待は是か否か?」お客様と、良好な関係を築くには・・・

【その1】「接待は是か否か?」お客様と、良好な関係を築くには・・・

「接待問題」は営業職をやってると、いかにお客様と良好な関係を
構築するかで重要になってきます。

接待は、しばしば問題となり話題として取り上げられています。
官僚との接待や、民間企業と取引先との接待問題など、例を
挙げればきりがありません。

接待でこちらに有利に取り計らってもらうと言うのは、古くからある
問題点です。
お客様と、どう良好な関係を構築していくかは、突き詰めると企業の
死活問題に関係

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