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信頼のおける女性社員を味方につける!

(口絵を入れて、少し追記しました)
なにやら「島耕作」の漫画のようですが、男女関係のまったくない話です。

前職で、退職数年前のことでした。
自分で言うのもなんですが、たくさんの仕事を抱え非常に忙しい年でした。
それはそれでありがたいことで、十分に仕事をさせていただいている
という満足感がありました。



大体の1日のパターンは、顧客訪問から始まり、それが終わった後も
議事録作成や次回への打ち合わせ、そのあとは夕方会社にもどる間も
代理店の人が一緒で、やっと一人の時間が持てる頃は夕方の5時か、
遅ければ6時ころになります。

そんな日々の繰り返しでした。時間的に余裕のあることが少なかった
のでした。

ある時、はす向かいに座っている上司の秘書が、

「最近、ため息が多くなりましたね?」と私に言いました。
「よく、はあーっと言っていますよ」と。

「これはまずい」と思いました。どんなに忙しくても、疲れたような
態度を表に出さないで、平然とした顔で仕事をするのを信条にして
いましたが、自然にそういうことになっていたのですね。
これは、自分では全く気がつきませんでした。

「自分は忙しい人間だ」という演出を知らず知らずしていたのかも
しれません。自分に甘えていたんですね。

以前の会社でオーストラリア人の上司が言いました。

「人は、アヒルのように水中では必死に足を動かしていても、水面上は
涼しい顔をしている、そのほうが格好いい」と。
それをその時は忘れていました。

それを指摘されて以降は、どんなに忙しくても平然とした態度でいる
ことにしました。指摘してくれた彼女に感謝です。

実は、彼女とは信頼関係があり「服装が乱れていたり、汚れていたり、
なにか気になる匂い(体臭など)がしたりした時は、遠慮なく言って
ください」と、私の方からもお願いしました。

彼女も、気を使ってくれて、何かあると静かに寄ってきて、
こっそり「気をつけた方が良いですよ」コメントしてくれます。
彼女とは、1年に1〜2回ほど一緒に飲みに行くくらいの関係ですが、
日中に時間があると、お茶したりで仕事や仕事以外の会話も
しばしばします。

私が「ドローン検定」の資格を取ろうと思ったのも(2級まで取りました)、彼女との会話で受けた刺激からのアクションでした。

余計なことを言いますと、私のネットワークには「人の噂話や悪口」で
生きているような人はいません。
井戸端会議が好きな人なども、男女関わらず私のネットワークには
いないんです。
理由は簡単です。そんな他人の噂話や悪口を聞いても、気分が悪くなる
だけですし、何の役にも立たないし時間の無駄だからです。

島耕作ほどではありませんが、こんな女性が近いところに味方として
いると安心して仕事ができます。
しだいに男が上がるというものです。



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