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日頃の何か

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日記みたいなつぶやきみたいな散文の置き場
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#散文

年賀状は最後の仕事

まともな仕事に就いて初めての年末を迎えた訳ですが、仕事が忙しすぎて年賀状を書けていませんでした。
家にコピー機がないのでコンビニに一枚100円の年賀状を買いに行きました。
40枚買ったら4320円!
当たり前ですけれど、高い、、、
隣のマクドナルドで筆ペン握ってひらすら定型文と住所を書き続けて4時間かけて書き終わりました。

年賀状とは何なのか。
新年の挨拶だけでは済まされない労力。
この4時間に

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PCの存在

PCの存在

3ヶ月ぶりにPCを開いてみた。
仕事が変わって趣味がすべてなくなってしまった。
環境の変化はなくならないと思っていたものも簡単になくしてしまう。
トレーニングも週に5回行っていたが、1回になった。
読書もほとんどできなくなった。
noteの更新もほとんどなくなった。
アニメもほとんど見なくなってしまった。
将棋の勉強もしなくなった。
美術館にも行かなくなった。
音楽も聴かなくなった。

今までまと

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30年経つということ

30年経つということ

小学生の頃、卒業文集で「10年後の君へ」という題目で文章を書かされた。
その頃、私は文章を書くのも読むのも苦手で、ましてや現実に起こっていない未来を想像して書くなど、到底できるものではなかった。
当時の私は少年野球に明け暮れていた。
だから、「野球選手になる」と書いた。
イチローや松井秀喜で好きで、なるなら野球選手だ、とその時に決めた。
しかし、中学に進学し野球部に入るも平凡な部活動で野球選手は夢

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文章の大切さ

言葉では不十分な事がある。
誤解が生まれやすい。
伝えたい事がしっかりと伝えられない。
そんな事で良く頭を悩ませる。
本当に伝えたいことは直截的に言うべきだけれど、どうしても熱がこもると回りくどくなって結局伝わらない。
自分の感性を信じて「これが正しい」と思い込んでいるから、伝わらなかった時のショックは気持ち悪くなる程に残念だ。

SNSでの言葉、呟き、短文。
ツイッターやLINEのそれは文字であ

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"無冠"という響き

先日、竜王戦第7局において羽生竜王と広瀬八段の決着がついた。
第1局と2局を制した羽生竜王、第3局と4局を制した広瀬八段。
5局、6局は袂を分かち、迎えた第7局。
羽生竜王は勝てばタイトル通算100期、負ければ27年ぶりの無冠。

将棋を知らない人でも名前を知っている羽生善治さん。
私の卒園式のアルバムの後ろに載っている年表に史上初の7冠達成が記されていたのは未だに覚えている。
ここ数年、昔やっ

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今度の秋、迫り来る冬

秋を感じる間も無く冬がやってきた。
秋はいつも知らない間にやって来て、知らない間に何処かに行ってしまう。
私たちに気持ちのいい気温を体感させて、優しくそよぐ風で気持ちを落ち着かせてくれる。
例えるならば、あまり気にした事もないようなことに気がついてくれる女性のような、すっと先回りをしてエスコートしてくれる男性のような、しかし気を衒った感じがしない心地よい性格の人。
秋の様な人間と付き合うとなれば、

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仕事がもたらす人間形成

仕事がもたらす人間形成

久々に記そうと思います。
見切り発車なので誤字脱字はご勘弁願います。

私は今、人生で初めてまともな仕事をしています。
大学の時はコンビニで、大学を卒業してからは工場で派遣社員を。
作りたくもない部品をひたすら十時間作っていました。
家電の裏側を知れてとても良い経験でした。
どんな人がどんな状態でどんな気持ちで作った商品が家庭に並んで行くのか。
その後、友達とルームシェアをしました。
テレビでよく

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「女子力」に含まれた意味とは

「女子力」に含まれた意味とは

近頃、よく耳にする「女子力」であるが、どうも腑に落ちない。
まず、やたらとその言葉を使いたがる女性に「女子力」は無いかと思う。
男の私から見て「女子力」とは「人間力」とは異なった何か。
つまり、女性が女性たらしめる何か、では無く、女子が女子である為の主義主張であり、つまりは自己満足の塊のようなものであり、自己中心的な考えに基づいた大した事の無い「力」なのである。

立派な自立した女性にはそういった

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