マガジンのカバー画像

140字の小説集

200
140字の小説を集めてみました。(それ以外の短編もあります) お時間がお許しならば、少しでもお立ち寄りください。 このマガジン、読めば笑顔になるかもです。 笑いはあなたのお薬です…
運営しているクリエイター

#140字の物語

あほやん 子供を授かる編(140の小説)➕追伸

あほやん 子供を授かる編(140の小説)➕追伸

子供が産まれるまでは十月十日。
誰が決めたの?

何でも早く仕事をする妻。
僕の妻は、優秀な人。

なのに世間は、噂する。
「あの赤ちゃんは、君のでは無い」
と、そんな噂は75日も経てば消えて無くなる。
そんな言葉には惑わされないぞ!

だって僕には、妻が必要だ。
人に騙され無い様に僕を守ってくれる妻。

追伸
同じテーマで20字、54字、140字の小説を書きました。

あほやん ちくわ編(140字の小説)

あほやん ちくわ編(140字の小説)

また上司に聞かれた
「ちくわ好きか」と。
「嫌いでは無いです。何故その様な事を聞くのですか?」
と、僕が以前と同じ疑問を持って尋ねた
「どちらも君の様に見えるから」と、上司

「どこがですか?」
「ちくわって真ん中に穴があるだろ。」と、上司は言ってお茶くれた
ちくわにはお茶か!
粋な計らいを感じた

あほやん 睡魔と闘う編(140字の小説)

あほやん 睡魔と闘う編(140字の小説)

睡魔が突然僕を襲う

「寝るな!仕事中だ」
鼓舞する私に睡魔が笑う
「お前の心に正直になれ!」
と。
なるほど、説得力のある言葉。
だが、今は勤務中だ。
絶対に居眠りする訳にはいかない。
「馬鹿な奴だ。心にもない事をして」
と、笑う睡魔
僕は睡魔に負けずに仕事する

目覚めると、僕は不思議な夢を見ていた。
#ショートショート

あほやん ドーナツ編(140字の小説)

あほやん ドーナツ編(140字の小説)

上司が聞いた
「ドーナツ好きか?」と
「はい」と私
「君の頭脳はドーナツみたいだね」
と、謎の言葉をかけられる
「どの様な意味ですか?」
と、聞いてみる
「ドーナツって穴が空いているだろう。そう言う意味だよ」
と、言いながら缶コーヒーをくれる。

…良い人だ。これでドーナツを食べなさいって事ですね…
#ショートショート

運命の赤い糸(140字の小説)

運命の赤い糸(140字の小説)

「運命の赤い糸」あるのなら結んで欲しい。
結婚できない私には赤い糸が無いのか?
どの様にすれば結べるの? 
縁結びの神に頼むのか?
悩んでいた時、縁結び神が現れる。
「君は床屋だろう
お客様の髪と一緒に赤い糸まで切ってしまった事を
覚えて無いのかい」

そう言えば以前、左の小指を切断した事がある。

私が求めていた物(140字の小説)

私が求めていた物(140字の小説)

細い指先で杖を操る男は、魔法使い
色んな音色を自由に操る魔法使い
聴きいる観客は、沈黙を守り
艶やかなる音色に憩いを求める
瞳を閉じればそこは楽園
ハープの調べに心が躍り
時の過ぎゆくことさえも感ずる事なく
私は眠りに落ちていく

不眠症の特効薬はこのコンサート
私を眠らすコンサート
私が求めていた物

お月様(140字の小説)

お月様(140字の小説)

ひっそりと照らしてくれるお月様
満月の光は白銀みたいで癒される
世界中の人達が見ているお月様。

お月様はいつからあるのだろうか?
地球が誕生した時からあるのだろうか?
昔の人達も月に想いを寄せていたの?
未来の人達もお月様に想いを寄せるの?

人は変わっていくけれど、お月様はずっと
そのままなの?

4次元ポケット(140字の小説)

4次元ポケット(140字の小説)

ドラえもんから貰った4次元ポケット
全財産をポケットに入れた
これに入れて置けば、税務署も解るはずが無い
でもポケットに手を入れても何も出てこない
何処に行ったのか
4次元の空間に紛れてしまったのか
ドラえもんみたいに何故物を出せない!
被害者は僕一人では無かった

ドラえもんは詐欺師?
#短編小説

季節が秋に変わる頃(140字の小説)

季節が秋に変わる頃(140字の小説)

「秋は別れの季節」
誰が言ったの、そんな悲しい事を

熱く燃えた夏とは違い
冷静になるから?

秋だって燃えるよ、紅く燃えるよ!
でも、枯れ葉となって
散ってしまう寂しい季節かな?

秋は辛い厳しい冬に向かう
助走の季節なのかな?

そうでは無いよ、
僕を詩人に変えた魔法の季節だよ

そうだよ、魔法の季節だよ!
#シロクマ文芸部

緊急事態(140字の小説)

緊急事態(140字の小説)

この街に緊急速報が流れる
他国から打ち上げられたミサイルが
着弾すると警告のサイレンが鳴り響く
右往左往する住民達!
泣き叫ぶ子供達!
安全な場所は何処にある?
ミサイルが何処に着弾するか解らない!
覚悟を決めて祈るしか無い!

「神よ護たまえ!」
祈りは通じた!助かった。

4月1日の、今日の出来事。

熱中症(140字の小説)

熱中症(140字の小説)

熱中症 以前は聞かなかった言葉だ
私の子供の頃は日射病と言っていた
「炎天下の元で遊んでいると日射病になる」と、注意された
家の中なら日射病になる事は無い
だが今では家に篭って居ても熱中症になる
知らぬ間に熱が体に篭り危険な状態に!

私は熱中症など気にしない男
小説を書く事に熱中する、馬鹿な男

魔法のランプ(140字の小説)

魔法のランプ(140字の小説)

この魔法のランプに願い事をすると
天使が出てきて願いを叶えてくれる
だけど一度切りの願いしか叶えてくれない
私の願いは一度だけでは足りない
その時、私の頭に閃光が走った
「天使さん、私の願いを一つだけ聞いて下さい。」と、天使を呼び出す。
「その一つだけのお願いは、私の希望を全部叶える事です」
追伸
一つのお願いは、「自分の希望を全部叶える」という
お願いだった。
少し解り辛かったかも知れません。

殺し屋2(140字の小説)

殺し屋2(140字の小説)

奴を弾劾を出来ない
こんな理不尽な事は無い
奴の悪事は明白だ
だが証拠を出せない
奴を死刑にすると強く決意
殺しに使用するのはAIロボット
家政婦型ロボットだ
奴の自宅に住まわせる
ロボットに触れると感電死
遂に奴が触れた、成功だ!

何故か奴は生きている?

AI(あい)が起動して電流が制御されたのか?!

追伸
人を殺めるのは、どんな時でも間違っていると思います
でも、人間は感情の動物。
間違

もっとみる
殺し屋 (140字の小説)

殺し屋 (140字の小説)

「俺の背中に立つな」と云う彼は有名な殺し屋だ
凄みのある声が私をビビらす
苦味走った凶悪な顔が目の前にある
「そんなに、近づくとは良い度胸だな」
と、彼は銃を手にするが、
私は男の顔を素早く引っ掻き逃げた
私の爪には猛毒が塗ってある
私は調教された猫の殺し屋
今日も成功、殺した!

報酬は秋刀魚だ。

追伸
殺し屋と云うと誰を想い浮かべますか?
最近、秋刀魚は高級魚ですね。
お寿司屋さんでも値段が

もっとみる