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140字小説『ただ過ぎゆく』

12日前

10.届かない

自然の豊かな宿へ赴き 夜を迎える 部屋の明かりを付けず 夜の帳(とばり)に その身を委ねて 窓を開けて穏やかな風を呼び 自然の奏でる調和(ハーモニー)を感じて 穏やかに眠りに就く コンクリートの街から離れた時くらい 涼やかに夜を過ごして良いだろう

2か月前

140字小説『blue mermaid』

4週間前

いよいよ明日!2024/9/8文学フリマ大阪12で売る本

2週間前

140字小説『 Return』

2か月前

140字小説『summer rain』

3か月前

250字小説『夜明けブルー』

1か月前

140字小説『雨よ我が身に降りそそげ』

1か月前

140字小説『蕩ける』

2か月前

18.痛々しいのは

140字小説『Romance』

2か月前

14.UFO伝説

140字小説『Dive into my eyes』

2か月前

140字小説『blue candy』

2か月前

01.クラスメイト

19.受け身

16.いつかサンタさんが

140字小説『Fly Me To The Moon』

1日前

05.妖精伝説

あの二人と同時に付き合うだなんてそりゃビックリしたけど、泰司くんがそう決めたんなら全然大丈夫だなって。ばあちゃんとメイちゃんはウチの一族を育てた、そう思ってるけど、こと恋愛や性的嗜好に全く偏見なく、自分が好きな人を見つけて大切にするんだよ、そう言われ続けて今のオレがあるんだ(続)

リウが海外赴任してた時の友人がいきなり遊びに来た。名前はジョン。最後のNにEをつけて発音してくれ、リウなんだそのお願いは。ジョン(ヌ)は日本語が話せない。しかしリウと喋っているんだが、英語がどこか怪しい。ジョンは英語が苦手なジャーマニーで俺は英語苦手なジャパニーズだったんだ(続)

よかったね伊達くん、泰司くん私ら先に車戻ってるからね、ばあちゃん、メイちゃん、義姉さんも嬉しそう。ミオミオが手伝ってくれて大荷物を駐車場まで。あっちの車賑やかだね、泰良は勝手にマスカット摘んでる。帰り道、皆いっしょくたに包んでくれる人達を、感謝なんて言葉で片付けたくないんだ(了)

015/ジャッジよりもストレートに

何か英語より通じるから教え込んだんだ、コイビトノハナシガイチバン、片言で説明するジョン。何故ドイツ語にしてやらないんだ。ドイツ語と文法似てるらしいぞ?当の本人達は噛み合ってようがいまいが楽しそうだ。ジョン連れてさ一緒に商店街行こうか真弓!かまわないが銭湯閉めるまで待てるか?(続)

140字小説『forget me not』

3か月前

朝日を浴びると、私は生かされていると感謝の思いが湧いてくる。この命は、祝福されて産まれてきたのだと。夕陽は慈悲の色。その光は、すべてを優しく包み込み、慰めてくれる。 私達は愛されてゆるされていると、お日様はいつも教えてくれる。だから私は今日も、顔を上げて生きてゆく。まっすぐに。

3か月前

あれだ、親戚の集まりでの女性陣はなんで席についてないのか毎年思い知らされるわけだが、ばあちゃん、母ちゃん、義理の姉さん、あとばあちゃんの友達は裏方の精鋭部隊。そんな中オレと泰良はなんとか補欠入りしてるわけだ。オレが一品作る間に三品完成。泰司くん包丁気をつけて、心配までかける(続)

再生

愛染のひとりごと vol3

リウは英語が堪能なのかと思ってた。そんなことないぞ真弓、人間な切羽詰まるとなんとかなるもんだぞ。そんな真面目な顔もできるんだな。その意味を知ってか知らずか、ジョンも大きく頷いている。どうやら話の雰囲気で理解しているらしい。英語はカンだからな。重みのある言葉に、ジョン再び同意(続)

03.特効薬

肉やチーズやサンドウィッチにするパンや、とにかく何でもあったほうがいいんだ、泰良のシャインマスカットも忘れずに。買いすぎ感あるけど今日は車2台だから余裕だろう、ようやく解放されたらしい雲母さんと伊達さんを回収にワインコーナーに。見てこんなにもらっちゃったん、伊達さん嬉しそう(続)

12.フラグなんて

伊達さんとの色んな経緯も、最初に話したのはばあちゃんとメイちゃん。ばあちゃんはまああんな人だから何も動じなかったけど、メイちゃんはそれに輪をかけて「それが何か?」みたいな反応が返ってきた。ウチの兄弟は長男以外はゲイ。世間的に渋い顔をされそうなもんだが、ウチの家族は全く動じず(続)

ばあちゃん達の萌え話を聞いてたら、携帯にメッセージ。伊達さん随分と長く会ってない気がする(半日弱)返事打って送信、そしたら女性陣がすっげオレの事見てて、泰司くんそういう顔するんだねって何故ウケる。オレ顔緩んでた?そしたら逆にキリリ顔にも程があったらしい。地球の存亡決める系の(続)

泰司くん冷やし中華好きだから出そうね、結果オレの好物でメニューが固定される。今度さあの綺麗なキラキラの人?連れてきて、それはきっと雲母さんだな、セロトニンとかの話で盛り上がったらしい。え何処で。何故セロトニン。こないだ伊達くんと一緒にウチ寄ってくれてねえ、ばあちゃんそれ初耳(続)

危ないからそれは私がやるから、毎年のように気を遣ってくれるばあちゃんの友達メイちゃん(そう呼べと)はオレらを小さい頃から可愛がってくれている。メイちゃんは肉料理が神。何度も教えてもらったけどまだまだ及ばない。今日は焼豚を持参してくれたやつをスライス。端っこを食べさせてくれた(続)

丸くしすぎて底が抜けないようにね《140字小説:2024年6月分①》

取り急ぎざっと目を通すと、情報量が多すぎて視線が上滑りする。すみません一旦この手伝い終わってから、そんなことしてるうちにあっという間に夕方。夜は親戚も来るから宴会必至、ばあちゃんに頼まれて大人数で楽しめる料理作成。目新しいやつだと盛り上がるからとキンパとヤンニョムチキン御意(続)

「紫陽花はひと雨ごとに色づく。だからあなたも、涙で洗われるたびに綺麗になれるよ」と慰めてくれた人がいた。 思いきり泣いた私は「向日葵のようだね」と言われるくらい、明るく笑えるようになった。 今年も梅雨が明けたら夏が来る。あの人に、暑中お見舞いの葉書を出そう。私は元気です、と。

3か月前

盆は忙しくて、あの二人となかなか一緒に過ごせない。まあ毎年のことだから、そう言ってくれるけど、ちゃんと食ったり呑んだりしてるかなんて、大人なのに心配してしまう。実家に帰ってくる兄たちに貰った珍しい土産を撮って二人に送る。こっちが1送るとして30くらいのボリュームの返事が来る(続)

小降りの雨の中、リイコくんに先導されて帰路へ。すごい近いから送らなくてもいいのに、とか話しかけてたら道の向こう側にすっ飛んでくリイコくん。あ待ってここで見失いでもしたら俺どうやって謝ろう、な妄想より先に院長の笑い声が。ナナセマスター出前ありがとうな、寄り合い終わって帰る途中(続)

なら夏己さんの後で。一緒の方が手っ取り早いじゃないか。泰造くんは少し黙ったかと思うと小さな声を零して、好…な人と一緒にお風呂なんて俺は無理です、俺としたことがそんな繊細な気遣いを忘れるなんて。楽しい時間を一緒に過ごせるようになってすっかり忘れていた、彼は俺のことが好きなんだ(続)