01.クラスメイト
私はどうしても点呼が苦手だ。
「はい」と返事ができず、俯いてしまう。
そんなときは、隣のタナカ君が、代わりに「はーい」と答えてくれる。
でも、今日、彼は欠席だ。
どうしよう。どんどん順番が迫ってくる。
ついに先生が名前を呼んだ。
その瞬間、いくつもの声が重なった。
もう、大丈夫な気がした。
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私はどうしても点呼が苦手だ。
「はい」と返事ができず、俯いてしまう。
そんなときは、隣のタナカ君が、代わりに「はーい」と答えてくれる。
でも、今日、彼は欠席だ。
どうしよう。どんどん順番が迫ってくる。
ついに先生が名前を呼んだ。
その瞬間、いくつもの声が重なった。
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