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あまりにも素敵で永久保存版なnoteを集めた宝箱。投稿楽しみにしています!応援しています!大好きです!
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#コラム

岐阜が好きで好きで

岐阜が好きで好きで

人生で、という大きな枕詞をもうドカンとつけちゃうんですけど、岐阜県で過ごした20代前半が一生の宝物なのです。
私なりの本気の岐阜について語ろう!と思います。

岐阜県は、西に滋賀県、東に長野県、南に愛知県、北に福井県、石川県、富山県と隣接する東海地方に属する県です。
隣接する県の数は、長野県の次に多い内陸県です。
どう言ったイメージを持たれるのでしょうか…私は、22歳の時初めて配属されたのが岐阜県

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断片的なものの取材学

断片的なものの取材学

『断片的なものの社会学』という本がある。控えめに言っても名著だし個人的にはスタッズ・ターケルの『仕事!(WORKING)』以来の衝撃を受けた。何度も読み返してる。

著者の岸政彦さんは「人の語りを聞く」スタイルの社会学者で、全然関係ないけど、岸さんが出演されたネコメンタリー『岸政彦と おはぎ』は胸が詰まった。

僕はそんなアカデミアな世界でも何でもないただのライターだ。

なのだけど「語られたけれ

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「余裕を持つ」ということ。

「余裕を持つ」ということ。

 ご無沙汰しております。本城雫です。

 なんだか全然いつも通りに書ける気がしないので、ちょっと書けるように書くことにします。ノリがかなり違うと思うのでご注意ください。

 このところ、忙しすぎてどうにかなりそうです。といっても怒られてへこんでなのはいつも通りなんですけど。ただただ拘束時間が長い、そして日長業務が終わらない。ほとんど毎日午前様、休みの日は職場に遊びに行くという体でお仕事三昧。今月ま

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わたし、亜細亜的功夫世代 〜こじらせサブカル女からの謝罪〜

わたし、亜細亜的功夫世代 〜こじらせサブカル女からの謝罪〜

私が中学1年生の頃の話です。

ある日学校から帰宅すると、父が「うち、スカパー見れるようになったから」と言いました。

えっっっっっ!!!!!!

あの、お金持ちのマイコちゃんの家にしか入っていないという伝説の『スカパー』が!?!?

中1の私はうれしすぎて「お父さん、ありがと~~~!!!!!」と窓の外に向かって叫びました。

その声は遠く八甲田山まで聞こえたと言います

いつも父が好きな「釣りチ

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ゴールデン・ドロップを知っているかい?最高の紅茶を淹れる五大原則

ゴールデン・ドロップを知っているかい?最高の紅茶を淹れる五大原則

今から15年ほど前、まだ20歳そこそこの若造だった頃、僕は銀座のカフェで2年ほどアルバイトをしていた事がある。

1996年にスターバックスコーヒーの一号店が出た銀座松屋通りのすぐそば、マロニエ通りという細い路地の先にあったそのお店は、スタバのようなスタイルのシアトル系と呼ばれるコーヒーチェーンだった。

シアトル系のコーヒー屋さんはエスプレッソをベースにしたドリンクが中心なのだけれど、古き良き喫

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なぜ #あの夏に乾杯 は私たちの心をとらえたのか

8月が終わり、投稿コンテスト『#あの夏に乾杯』の応募が締め切られた。応募数4111件。エンドレスで秀作が公開される、本当に愉しいコンテストだった。私の観測範囲内だけでも、めちゃくちゃ盛り上がっていたと思う。

なぜ、#あの夏に乾杯 は盛り上がったのか?

・そもそも夏はエモい
・ビールで乾杯はエモい
・いま夏だから書きやすい、思い出しやすい
・夏休みは時間があって書きやすい etc…

そんな「お

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大切なことは記名記事で書きたい

大切なことは記名記事で書きたい

わたしがライターとして定期的にお仕事をするようになって2年ほどが過ぎた。これまでに無記名の記事もたくさん書いてきた。けれども、最近になって、自分が本当に伝えたいことは自分の名前で書こうと考えるようになった。20年近く前のある出来事を思い出したからだ。

それは、わたしが日本で団体職員として働いていたときの話である。わたしは高校時代から「やりたい」と願っていた仕事ができるだろう場所に就職した。その「

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バッシングが嫌なら書く仕事を辞めるしかない(自戒です)

バッシングが嫌なら書く仕事を辞めるしかない(自戒です)

最近とみに感じているのは、人の記事を読むと書き手のプライベートな部分がなんとなく察せられるということだ。

好きなものや嫌いなもの、物事に対する考え方、普段の言葉遣い、そしておおよその年齢……そんなものがなんとなく透けて見えるのだ。

多分、私の文章を読む人も、私が人様の文章を読んで感じているのと同じことを察しているだろう。

特に私は歯に衣着せずに物を言うほうだから、それを嫌う人も多いだろうとい

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