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HSP持ちインドア新社会人と海に出掛けた効能

夏も終わりかけ、秋が始まりかけの今
お盆休みや学生の夏休みも終わった今

空いているのではなかろうか、
暑さも和らいできたのではなかろうか、

と期待し、ちょっと海へ日帰り旅行に行ってきた。
少し前の休みの日のことである。

去年の夏発見した場所で、とても気に入ったので社会人になってから初の海への旅デート。

インドア好きなのに海へ行ったという矛盾が生じているが、たまにはそういう気分や予定もある(笑)
久しぶりの海に心洗われたのでここに日記とエッセイをかねて残したいと思う。

HSP持ちインドア人シリーズ、次からは番号なしでゆるくそのとき感じたテーマで発信していきますね。




電車で向かう

 料金表と距離を確認し、切符を買う。
いつもの見慣れた風景から自然に触れ、少しずつ町を離れて行くのがさも非日常らしくて。休日らしさをわかりやすく体感しているのが好ましい。


駅へ到着

 駅の味わいある田舎町の安心感にくつろぐ。
プラットホームからもう潮風を感じる。


コンビニにて買い求める

 海辺で佇むのに冷たいものが欲しいね、と彼と話し、カフェもあったのだけど敢えてコンビニコーヒー。
いいよね、最近のコンビニはクオリティー高いし気安く買える値段でありがたい。
旅行らしくカフェにて買い求めても良かったけれど、コンビニの何にでも溶け込む気楽さが今の気分にぴったりだと求めて購入。


海にて

 ほどなく歩いて海へと到着!
 座るのにちょうどよさげな場所を探しビニールシートを広げた。風に飛ばされぬよう荷物と自らの体を重石にする。
 そして、先ほど彼が買ったコーヒーと私のカフェラテ、じゃがりこ、チョコチップクッキーが揃った。完全に遠足。安いデートだ。でも、海を眺めることとお喋りとその後のランチが目的なのでモーマンタイ。

対照的と思っていても
実はあちこちが似ているよ
今心は裸になりたがっているよ
わがまま過ぎるあなたにも
自惚れが強いあなたにも
きっと世界はあなたに会いたがっているよ

海にて心は裸になりたがる/Mr.Children

を彷彿とさせる清々しい海の姿。
私が言いたいことは歌詞にかかれているので何も言うまい。

 彼はサカナクションが好きなので、Mって曲があるんだよ~って教えてくれました。カモメの翼を広げて飛んでいる姿を見立ててのタイトルになるほどと感嘆。
 カモメといえば、あいみょんの夢追いベンガルでも『預金通帳は今日も白いカモメだ』って歌ってたっけ。あれも発想力の高さにやられたっけ。預金通帳が白い=お金がない例えなんだろうけど、カモメに見立てた理由が知りたいなぁ。

 それと、足先だけ水遊びもしちゃいました。大人でもこれくらいいいよね。直に触れる水と太陽のぬくもり、砂の踏みしめたら固くて、でもゆるやかにかたちが変化する感触も自然に触れて生きてるって感じで、感じられて心地よかった。


太陽のもとで食事に集中する。

 しばし海を眺め会話もしたあと、お目当てのランチを食べに。幸い天気が良く、テラス席にて出来立てを頂けた。ご飯を決めるのに悩んだり、注文後来るまでにお喋りしたり、たわいもない時間が好きだ。
テラス席にて景色と食事両方の満足感でお腹いっぱいになった。

 最近でいわゆるタイムパフォーマンスを優先してテレビやYouTubeを見ながらご飯なんてこともある現代だしそれは効率的かもしれない。
 でも、私はやっぱり食事そのものに集中する時間も出来る限り大切にしたい。食べているものにはどんな食材が使われているんだろう?どんな食感や味でどんな温度?とろみ?
 
それらを感じたり、それらについてこんなところが美味しいねって伝える相手もいると尚嬉しい。そういった一連の作業がより食事の幸福度を高めると私は思うんだ。


海への旅による恩恵

○朝から昼にかけて晴れていれば空と海の青さが美しい。 夕陽もおそらく綺麗だろうなぁ。

◯日光に反射する波の美しさがまばゆい。しかも角度によって楽しめる。

○波の音と、動きにヒーリング効果を感じる。

○海のどこまでも続く地平線の広さと水深の深さに圧倒される。

○環境に身を置いているだけでゆったりとした時間が流れ、時間にあくせくしない。時を忘れる。

○海と一緒に眺める遠くの町並みや自然に想いを馳せる。想像する。デジタルに近づきがちな現代人のピントを癒してくれる。

○晴れている日に行く人が大抵かなと思うのでその前提で、おまけの効果として日光浴でセロトニンの幸福成分がいっぱい分泌された気がする。普段インドアで日焼けもしたくないものでついついこもりがちだから今回補充されました(笑)


…他にもたくさんあると思うけど、私なりに健康に良かった面も含めてこんなところです。
体力があっていつもと違うことをしてみたい日にはぜひ。高い場所にいると自分がちっぽけに感じて悩みが和らぐというけれど、私の好みの場合は海の広さに安らぎを覚えるかもしれない。


そうして私はまた仕事に明け暮れる日常に戻るけれど、
写真を見返して、目をつむって、また思い出すの。

あの海に出掛けた日の高揚感と癒しを。
ときにまたあの場所へと向かおう。



追記


今回のエッセイに出てきた歌を載せておきます。有名な曲も一部あるんですが、私が音楽好きで、何気ない偶然が素晴らしい作品に出会わせてくれることもあるなって思うのでここに。
巡り巡って誰かの新鮮な発見になりますように。


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