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【1分で読める】内発的動機付け:自分自身を動かす力!やる気を内から引き出す心理解説

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こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!自己紹介はこちら

以下のような経験はないでしょうか?

  • 趣味で始めた活動が思わず熱中してしまい、気がつけば専門的な知識や技術を身につけていた。

  • 仕事の一部で、最初はただの任務だったが、やりがいを感じ始めると自ら進んで新しい提案をするようになった。

  • 学校や研修で、興味のある科目やテーマだけは自然と成績が良くなり、学ぶのが楽しくなった。

  • ボランティアや地域活動に参加した際、報酬がなくてもその活動自体に価値を感じ、継続的に関わるようになった。

  • 自分自身の健康やフィットネスに関心を持ち始めたとき、誰から強制されるわけでもなく日々のトレーニングや食生活の改善を楽しんで行うようになった。

これらは内発的動機付けという心理が働いている可能性が高いです。

この記事を読むことで、内発的動機付けについて理解し、生活で活用しましょう!



内発的動機付けとは

内発的動機付けとは、報酬や外部からの圧力などの外的要因ではなく、行動そのものから得られる喜びや満足感によって行動が引き起こされる心理的傾向を指します。

内発的動機付けがあると、自分自身が本当に興味を持っていることに対して、自然とエネルギーを注ぎ込むことができ、学習や作業の効率が向上するなどのメリットがあります。

例えば、ある音楽家が単に演奏すること自体に情熱を感じている場合、練習が苦でなく、自己の技術向上とともに大きな充実感を感じるでしょう。

しかし、内発的動機付けに頼りすぎると、必要な報酬や認知を無視してしまうことで、生活の質が低下するリスクもあります。

例えば、商業的な成功よりもアート作品の純粋性を優先するあまり、生計を立てることが困難になる場合があります。

このように、内発的動機付けは、私たちの学びや仕事、さらには趣味生活において大きな役割を果たします。

実生活での例

  • 自己学習の進展:興味を持った分野の書籍を自分から積極的に読むことで、知識が自然と深まり、専門性が高まる。

  • 趣味の深掘り:写真撮影が趣味の人が、ただ撮ることの楽しさから技術や理論を学び、展覧会に参加するまでになる。

  • 運動習慣の継続:健康やダイエットではなく、ランニング自体の楽しさを感じることで、長期間にわたって運動を続ける。

ビジネスでの例

  • 仕事の質の向上:プロジェクトに対する内発的な動機づけが高い従業員は、細部にわたって質の高い成果を出す傾向がある。

  • イノベーションの促進:新しいアイデアや製品開発に情熱を注ぐことで、創造的な解決策が生まれやすくなる。

  • 職場のモチベーション向上:自分の仕事に意義を見出すことができる環境は、職場全体の士気を高め、生産性の向上につながる。

内発的動機付けの活用法

内発的動機付けを日常生活で活用するための工夫を紹介します。

  1. 自己決定の機会を増やす
    自分で決めたタスクはやる気が出ます。日々の活動で選択肢を増やし、自分で決定する機会を設けましょう。

  2. 興味のあることを見つける
    自分の興味や好奇心を追求することが重要です。新しい趣味や学びを始めてみましょう。

  3. 適切な挑戦を設定する
    自分のスキルに合った適度な挑戦を見つけることが大切です。達成感を感じやすい目標を設定しましょう。

  4. ポジティブなフィードバックを得る
    自分の努力を認めてもらうことでモチベーションが上がります。信頼できる人からのフィードバックを積極的に求めましょう。

内発的動機付けが低下してしまう条件

内発的動機付けが低下してしまう条件は、主に外発的動機付けの要素が強くなりすぎることによって引き起こされます。

具体的には以下のような状況が挙げられます。

  1. 報酬の提供:
    内発的動機付けに基づいて行動している人に対して、金銭的な報酬や物質的な報酬を提供すると、行動の目的が「報酬を得ること」にシフトし、内発的動機付けが低下する可能性があります。

  2. 過度の評価や監視:
    他人による過度の評価や監視が伴うと、個人が自分の行動を自分でコントロールしていると感じにくくなり、これが内発的動機付けの低下を招くことがあります。

  3. 外部からの圧力や期待:
    外部からの圧力や具体的な期待が強い場合、個人は自己決定感を失い、行動が外部の要求によって動機付けられていると感じるようになります。これによっても内発的動機付けは低下します。

これらの条件は、内発的動機付けを支える自由度や自己決定感を損なうため、個人の内面から湧き上がる動機付けが弱まる結果となります。

まとめ

■内発的動機付けとは
内から湧いてくる意欲(モチベーション)。
誰かに命令されて行う場合と大きく違い、楽しく、苦に感じない。

■活用法
・自分で決める
・自分が興味のあることを行う
・他人の目を気にせず出来る活動だと尚良い。
・外的報酬が得られるようにしても良いが、常に「自己完結する指標」を意識する。(継続日数、過去の自分より上達している、楽しいと感じられているか)

■注意点
・最初は好きでやっていた活動も、外的報酬(金銭、褒められる、大会で受賞するなど)を得ると、徐々に楽しくなくっていくため、注意。


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