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「自然体の私」で生きる方法

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キャリアコンサルタントとして数千人の人生に触れてきた経験と、私自身の人生経験から学んだ、自然体で上手くいくための方法まとめ。
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#コラム

セルフメンテナンス【3】「好きなもの」をストックしておく

セルフメンテナンス【3】「好きなもの」をストックしておく

今、「好きなものは何?」と聞かれて、パッと答えられますか?

これ、意外と大人になると分からなくなりがち。私も、20代半ば頃、この質問を聞かれて答えられなくて、愕然とした記憶があります。

基本的に仕事が好きな私は、本業のキャリアコンサルタントの仕事ではバリバリ頑張って成果は出していて、一方で土日も仕事に関する本を読んだり、NPOに入って活動したりなどなど、精力的に動きまくっていました。

ただ、

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逃げてもいいけど、逃げちゃダメなときもある。

逃げてもいいけど、逃げちゃダメなときもある。

「逃げたっていい」という言葉を聞くと、大きく2パターンの反応をする人がいると思います。

「マジか!人生楽勝やー!」と気持ちが明るくなる人と、「いやいや何ナメたこと言ってんだ・・・」と気持ちがザワつく人。
みなさまはどちらでしょうか?

私は、圧倒的に後者タイプでした。

自分で言うのもアレですけど、もともと優等生タイプだったので「サボる」というのがかなり抵抗あります。

さらに、大学受験や仕事で

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人生を変えたいとき、やってみるといいこと。

人生を変えたいとき、やってみるといいこと。

昨日、『グレーな期間を受け入れる』という記事を書きました。

内容としては、「無理して結論出そうと焦っても、良い決断はできない。悩んでいるグレーな期間も受け入れ、考えを熟成させることも大事」的なことを言っているのですが。

誤解してほしくないのは、これはあくまで「超せっかちな私にとっては大事」という、大前提があること。

中には、「決めることがとにかく苦手」という人もいると思います。
こういう人は

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『思考は現実化する』の科学的根拠

『思考は現実化する』の科学的根拠

思考は現実化する、ってよく言われるけど、「なんだかスピリチュアル臭がして怪しい……」って思う人も多いはず。

でも、私はキャリアコンサルタントとしていろんなお客様にお会いしてきて、これってほんとだなと実感していたりする。


その根拠になっているのが、『カラーバス効果』という脳科学用語。

「今日、赤いバスを何台見ましたか?」って言われてもなかなか答えられないけど、「今日、赤いバスを何台見た

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キャリアチェンジを考えるなら、まずやるべきこと。

キャリアチェンジを考えるなら、まずやるべきこと。

先日、キャリアチェンジするための個人セッションを受けてくれているクライアントさんと、こんなやりとりをした。

「自分がどんな姿でありたいのか、理想を書き出してみましょうか。」
「それが、全然わからないんですよね・・・」

実際、書き出してもらったのだけど、数行しか書けなかった。しかも、その内容がこれまた控えめ。

「今より少しだけ築年数の浅い家に住みたい」「給料は今より少しだけ上がればいい」・・・

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「安定」なんて諦めた方がいい

「安定」なんて諦めた方がいい

私は、大学生向けのキャリアコンサルタントを長年してきました。

その中で、嫌と言うほど聞いてきたのが「安定している会社に行きたい」という言葉。

これを聞くと、「こんな大人ばっかりになったら
日本はどうなるんだ」と勝手に恐ろしく思ってたのですが……

実際のところ、「安定してる会社なんて存在しない」と思った方がいい、というのが私の持論。

それはなぜかと言うと、「世界中と繋がる時代」になって

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望む未来を実現する方法

望む未来を実現する方法

望む未来を実現するには、ゴールを明確にイメージすることがとても大切だと思う。

こないだ、婚活中のアラサーの方の相談を聞く機会があったのですが。

「結婚してどういう未来を実現したいの?」と聞いたら、まったく答えが返ってこなかった。。。

たぶん、この場合って、結婚したら自動的に幸せになると思ってて、結婚することがゴールになってるんだと思う。

でも、結婚してからがスタートなわけだから、その先

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「自分に集中」することが、一番無敵。

「自分に集中」することが、一番無敵。

金曜、仕事で嫌なことがあった。簡単に言うと、人の言動で気に食わないことがあって、イライラしていた、という感じ。

そのイライラを解消したくて、夫に話を聞いてもらうもスッキリせず(夫よごめん)。
土曜日もふとした瞬間に仕事のことを思い出し、感情を吐き出したく何度か小さく奇声をあげていた。

私は「キャリアコンサルタント」いう人の悩みを聞いて導く仕事をしているため、「自分自身がフラットである」というこ

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「ユルく」という言葉が苦手だった理由

私は、10代の時から、「ユルく」という言葉が苦手でした。

何といっても、小学校の卒業アルバムに書いた好きな言葉は、「一生懸命」。何事も全力でやらないと気が済まない性だったので、常にリーダーとか、〇〇委員とかをやっているようなタイプでした。
掃除しない男子を「ちょっと男子!」って怒ったりするような、あの感じですね。

そして、このスタンスは大人になってからも全く変わらず。

仕事は手を抜かず、真面

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「キャリアアップ」という言葉が嫌い

「キャリアアップ」という言葉が嫌い

私は、キャリアコンサルタントだが、「キャリアアップ」という言葉が嫌いだ。

世間的には「ヨシ」とされる言葉だけに、こんなことを言ったらキャリアコンサルタント失格かもしれない。
でも、仕事の時は、さすがに相手のニーズに合わせてキチンと提案しているので、安心してほしい。

ただ、私個人としては。
「キャリアアップ?何それ美味しいの?」状態なのである。というより、もはや拒否反応に近いかもしれない。

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苦しい時の合言葉、「すべては一つ」

苦しい時の合言葉、「すべては一つ」

2ヶ月くらい前、久しぶりに仕事で追い詰められていたところから、覚醒した話をしますね。

その月は仕事の調子が良くなく、私に与えられていた目標に対して届かないことが見えていました。

昔、私には「成果を出さないこと=悪」だと思っていた時期があったのですが、その頃の私ならこの時点で完全にノックアウトでしたね。

毎日憂鬱な気持ちを奮い立たせ、胃をきりきりさせながら会社に行っていたでしょう。

でも、こ

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欲しいものに、素直に手を伸ばそう

欲しいものに、素直に手を伸ばそう

慎ましやかな日本人は、「モノを欲しがること」をまるで薄汚いことかのように言う。

でも、自分が心の底から、「欲しい!」と思うものってあるはず。

私、そういう気持ちにずっと蓋をして「私はいらないんです」っておすまししていたけど、自分に嘘をつくのは、もうやめようと思う。

自分のことを大事にしてあげたいし、欲しいものに素直に手を伸ばしていくと、不思議といろんな応援がもらえるものだから。

===

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体調不良は、「欲しい現実」を手に入れるためだった

体調不良は、「欲しい現実」を手に入れるためだった

私は、自他共に認める「頑張り屋」です。
よく皆から「そんなに頑張らなくても・・・」とか言われる、そんなタイプ。

ただ、タチが悪いのが、ときたま糸がプッツリ切れてしまうこと。頻繁にあるわけじゃないんですが、数ヶ月に一回くらいでしょうか。

仕事でうまくいかないことが重なって追い込まれると、不眠症になったり、夜にひとり会社で泣いてしまったり、身体に不調が現れるんです。
私は、そういう心の弱い自分がす

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婚活の近道は、「自分らしく」いること。

婚活の近道は、「自分らしく」いること。

私は、あと数日で結婚してから丸一年になる、いわゆる「新婚」です。

夫とは、知り合ってから10ヶ月後に同棲を初め、その2ヶ月後には婚約し、さらにその10ヶ月後には入籍。
出会ってから入籍まで1年8ヶ月という、比較的スピード感のある馴れ初めでした。

夫と出会ったのが28歳、入籍したのが30歳だったので、恋人のいない独身女性からは「夢がある」と言われます。

ですが、夫と出会う前までの私はというと、

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