見出し画像

人生を変えたいとき、やってみるといいこと。

昨日、『グレーな期間を受け入れる』という記事を書きました。

内容としては、「無理して結論出そうと焦っても、良い決断はできない。悩んでいるグレーな期間も受け入れ、考えを熟成させることも大事」的なことを言っているのですが。

誤解してほしくないのは、これはあくまで「超せっかちな私にとっては大事」という、大前提があること。


中には、「決めることがとにかく苦手」という人もいると思います。
こういう人は、グレーにしておくことが当たり前になっているかもしれない。
そうすると逆にどんどんチャンスを逃していっている可能性があるんですね。

なので、こういう自覚のある方は、むしろちょっと無理矢理にでも「えいや!」と決めてみる、という「白黒つける」ことが大事になってきます。


物事って、なんでも「バランスが大事」なんです。

晴れが続いたら、たまには雨が降って大地を潤すことも必要。
ずっと動きまくっていたら、たまには休んで英気を養うことも必要、という具合に。

それぞれの要素は、本当は、単体で見ると「良くも悪くもない」事象なんです。
だけど、知らないうちに片方が溜まりすぎると、それはたちまち「負」になる。
そして、ある日突然、閾値を超えるとバーストしてしまったりします。

逆に、それぞれ反対の要素が、両方存在してはじめて歯車が回る、ともいえますね。

晴れと雨があるから、植物は育つ。
動く時と休む時があるから、仕事が捗る、という具合に。


これって、人の性格、行動パターンでも同じ。

人間って誰しもアンバランスなものなので、均等にぴっちりバランスが取れている人って少ないもんで、普段はそれでもいいと思うんです。
それが個性かな、と思うし。

だけど、「なんだか上手くいかない」「もう少しこの現実をグイっと前に進めたい」という時なんかには、「自分の逆」の要素を取り入れてバランスを取るとよいのです。


だって、これまでの自分の行動パターンの積み重ねが、今なわけでしょ?

今が納得のいく理想的な状況になっているならいいんだけど、不難や閉塞感があるのだとしたら、同じことやってたら同じような現実がまた来るだけ。

なので、普段とは違う反対のことをやってみると、うまく陰陽のバランスが取れてスムーズに動き出すのだと思います。


私は、これまで「とにかく行動行動!」「目標決めたらまっしぐら!」人生でした。
でも、今、人生の方向をぐるりと変化させたいと思っているので、あえてグレーでいることにしています。


・・・そういえば、書いていて思ったけど、実はこれまでも「あえてグレーでいる」という選択、知らず知らずやっていた気がする。
しかも、その後に、大きな転機が自然と訪れていたな、と気付きました。


例えば、社会人一年目、仕事が辛くて辞めたくて、転職活動もしようとした。
でも、思いとどまって何も目標とかないながらも続けることにしたら、その後にカウンセラーの勉強を始めることに。
そして、「キャリアコンサルタントになりたい」という目標が自然とできました。


あと、キャリアコンサルタントの仕事から一度離れて、復帰したときもそう。
思うように成果出なくて苦しい時期が続いたけど、なんとなく今は辞めちゃいけない気がして必死でしがみついてきた。
そしたら、そのあとに恩人となる上司と出会って自分を変えることができ、辞める決断が自然とできた。


そうか。私の場合、「思い切って何かをやった!」という時より、「グレーな期間をじっと耐えていた」時ほど、人生を動かすのか。

たまに元来の性質が顔を出して、「お前!何のんびりしてるんだ!人生は待ったなしだぞ!」って思いたくなる時があるけど、今後は心置きなく封印しようと思います。笑


やっぱり、人生を大きく変えたい時には、「いつもの自分と逆をいくこと」が大事。
これが鉄則っぽいです。

自分のこの実験中の身をもって、証明できたらいいな。


記事を気に入っていただけたら、サポートお願いします!いただいたサポートを元に、いろんな体験をして感じたものを表現していきます。