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婚活の近道は、「自分らしく」いること。

私は、あと数日で結婚してから丸一年になる、いわゆる「新婚」です。

夫とは、知り合ってから10ヶ月後に同棲を初め、その2ヶ月後には婚約し、さらにその10ヶ月後には入籍。
出会ってから入籍まで1年8ヶ月という、比較的スピード感のある馴れ初めでした。

夫と出会ったのが28歳、入籍したのが30歳だったので、恋人のいない独身女性からは「夢がある」と言われます。


ですが、夫と出会う前までの私はというと、仕事ではバリバリ働きつつ、恋愛事情はもう散々な状態でした。

結構、私の周りのバリキャリな方々って、「仕事はできるけど恋愛は・・・」みたいな人が多いんですよね。
今回は、そんな方の婚活の参考になれば、と思って書きます。


4年間元彼と会い続け、ずっと彼氏なし・告白されたこともなし。


夫と出会う前、私に彼氏がいたのは、なんと4年も前。

最後の彼氏は、社会人2年目の時に付き合い始めた人だったのですが、付き合って数ヶ月でフラれてその後も未練タラタラ。
別れてから4年間、かなり頻繁に会って家に泊まったりもしていました。

何回か復縁したいと伝えても気持ちは叶わず・・・。
それでも寂しい時には呼び出され、私は好きだから断れないわけですよ。

朝帰りするときの、久しぶりに会えた嬉しさを反芻しながら、それでも彼の気持ちが自分にはないことをわかっている寂しさの混同する気持ち・・・。
あぁ、青い、青すぎる・・・。


そんな中でも、私は30歳までに結婚したいと思っていたので、恋人探しはずっとやっていました。

アプリなんかもやったし、人から紹介してもらったりもありましたが、なかなか良い人には出会えず・・・。


4年間、まともに好意を寄せてもらったこともなかったので、「私はこうやって枯れていくのか・・・」と思っていました。


そんな私が、なぜスピード婚ができたのか?


そんなグダグダな私でしたが、夫と出会ったとき、会って2回目で「この人だ!」と思いました。
後日談ですが、夫も同じような気持ちだったらしい。

それからは、トントンと話が進み(詳細に言うと正直モメたこともありましたが。笑)、スピード結婚。



なぜ急にそんなことができたのかというと、きっと、4年間で「自分らしさ」を磨き続けていたからかなと思います。


私が4年前、元彼に振られた理由は、私が彼に依存しすぎていたからでした。
その頃、新卒で入った会社の仕事がキツくて、唯一の癒しが、彼。
だから、彼が「私の癒し」に反する行動をとろうものなら、物凄い剣幕でキレていました。
携帯を部屋の壁に投げつけたこともあったな・・・若い・・・。

その後、私は転職してキャリアコンサルタントというやりたかった仕事に就くことができ、メキメキと成果を出していきました。

結果、若くして「向かうところ敵なし」状態になってしまった私はだいぶ性格がキツくなっていったのですが、それに反比例するように心の中の「寂しさ」は募るばかり。

そうやって、どんどん「仕事がデキる私」という外的イメージと、本当の私のがどんどん乖離していきました。



でも、幸いなことは、その頃から「無理している自分」に気づき始め、「本当は自分はどう在りたいんだっけ?」を模索し始めたことです。

副業をやってみたり、職場から片道一時間半の海辺の街に移住してみたり、シェアハウスに住んでみたり・・・。

その中で、私が交流会を主催していたこともあったのですが、そこに参加者として来てくれたのが今の夫でした。

ちなみに、交流会は決して出会い目的でやっていたわけではないですよ。
夫との出会いは、完全なる副産物です。
(一応、その会は「出会い目的禁止」を大々的に謳っていたので・・・。笑)


しかも、夫がその交流会を嗅ぎ当てたきっかけは、私が海辺に住んでいたときに住宅情報誌に取材してもらったことがあり、その雑誌を夫が立ち読みしたこと、でした。

夫は会社員でしたが、自分で若者向けのインタビュー動画を撮ってネットに上げる活動をしていたので、若者向けの交流会をやっている私に興味を持ってくれたのです。

なので、夫と私は、「自分の在り方」を模索していた先で出会った、という感じなのです。


結論:自分を出していると、価値観が似た相手に出会える。


夫とは、出会ってまだ2年ですが、本当に一緒にいて楽です。

お互い、自分で交流会やったり動画撮ったりしていたくらいなので、あまり相手のしたいことに干渉せず、自分のやりたいことを自由にやっています。

ですが、ある程度、興味のあるものも似ています。
本の貸し借りをしたり、知人を紹介しあったりするなど、2人でいることで世界がより豊かに広がっていくな、という感覚が嬉しい。


類は友を呼ぶ、といいますが、人は似たもの同士で集まるものです。

だから、私が模索しながら自分の「こうありたい」を少しずつ実行していった結果、夫が引き寄せられてきたんですよね。

そうすると、相手は私が発している価値観に引きつけられているわけだから、十まで語らなくとも理解してもらえる関係性になれるわけなんです。


婚活を頑張っているけど、良い人に出会えないという人、違和感のある人からばかり好かれる、という人もいるかもしれない。

そんな人は、きっと「自分らしさ」が出し切れていないのかもしれません。

ギクッとした方は、パートナー候補探しもいいですが、まず自分の好きなことを思い出してみてもいいと思いますよ。

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