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「安定」なんて諦めた方がいい

私は、大学生向けのキャリアコンサルタントを長年してきました。

その中で、嫌と言うほど聞いてきたのが「安定している会社に行きたい」という言葉。

これを聞くと、「こんな大人ばっかりになったら
日本はどうなるんだ」と勝手に恐ろしく思ってたのですが……

実際のところ、「安定してる会社なんて存在しない」と思った方がいい、というのが私の持論。


それはなぜかと言うと、「世界中と繋がる時代」になってしまったから。


今の世の中、遠く離れた国で起きることも私たちに直接影響を及ぼす。
⁡例えば、コロナだってそう。
もし、これが数十年前の出来事で海外旅行なんていける世の中ではなかったら、ここまで広がらなかったかもしれない。

さらに、海外から日本にはどんどん新しい会社が進出してきて、日本メーカーを脅威にさらすような安くて高性能な家電製品やITサービスがバンバン進出してくる。


残念ながら、自分たちでコントロールできる範囲の事なんて限られてい流のだ。
もう、それは認めるしかない。

「どの会社なら10年後も存続するのか?」なんて考えたってわからない。
だって、JRや日本航空の赤字を、誰も予想できていた人なんていなかったでしょう?


だから、これからの時代に大事なのは、「変化を楽しんでいくこと」だと思います。

変わってしまったら、変わった先の波に乗ってみる。
そしてまた変わったら、また次の波に乗ってみる。

歯を食いしばって同じ場所にいるより、来た波に身軽に乗っかっていけば大きな波が来ても飲まれることはなくなる。


それに、その方が思いもつかない面白いところに辿り着けるのだと思う。 
 
そう、どうなるかわからないからこそ、自分の予想を超えるような素晴らしい未来が来る可能性もあるってこと。

だから、変わるって決して怖いことではないんだよ、と言いたい。


せっかくこんな時代に生きてるんだから、変わることを楽しむ人を増えしていきたい。そんなふうに思っています。

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