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CFOのキャリア:20-30代では経験を積むことで将来のポジションアドバンテージを築く

なぜポジションアドバンテージが
生まれるのか

結論から言うと、
業務で色々な経験をしていることが
世の中には少ないと言うこと
です。

ルーティーン業務をしている人が
大勢であるということです。
また大勢の人がしている業務に加えて
経験と知識がないとできない業務ができるのに
その能力に気づいていない人が多いからです。

どうしたらポジションアドバンテージが
生まれるのかというと、
企業として必ずしも必要になるタイミングが
イベントに対して経験やスキルがある人
です。

例えば上場を目指している、上場準備企業は
上場準備した人を採用することがあります。
この場合に起こるポジションアドバンテージは、
上場経験
です。

ポジションアドバンテージの注意点

先程の上場経験で入社する場合には、
企業が上場した後には、
ポジションアドバンテージはなくなることを意味
しています。

上場というイベントが終わっても、
継続してアドバンテージをとれる経験や
スキルで企業に貢献していけるキャリアを
上場時までに準備しておく必要があります。

または上場準備を突き詰めて、
次の上場準備会社ではもっとうまく業務成果を
出せるように転職する方法もあるかもしれません。

管理部門全体を理解していなくてはいけないので、
小規模な会社に転職し上場という意思決定の準備するフェーズから
業務に携わることができる企業への転職もあるかもしれません。

多くの経験が、
将来の業務に活きてくる

人から書籍から得る情報より、
自分で取り組み、考え、実行した仕事という
経験は何よりも変え難い財産になります。

例えば、上場に向けて
経理で決算早期化をどうしたら良いのか、
書籍やコンサルからアドバイスをもらえますが、
実際、決算早期化を成し遂げた場合に
得られる情報量や今後、同様のことがあった場合の
アプローチの方法は飛躍的に多くなるはず
です。

労務管理でも、上場準備をして行く上では、
今まで優先順位が低くなりがちなことも、
どれも優先順位が高くなってしまいます。
システム導入をした方が良いのか、
業務フローを変えた方が良いのか、
多くの検討事項から解決策を導き運用開始後には
今後、同様のことがあっても対応や提案できる
アプローチは比べものにならないほど多くなるはず
です。

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