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続ちょこっとひとこと

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故郷・神戸に戻り、今を綴るもまだまだヨチヨチのエッセイ集。
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2022年11月の記事一覧

社会がさらにその差を拡大させている

社会がさらにその差を拡大させている

早生まれが不利、というのは昔からよくいわれてきた。
早生まれとは1/1~4/1に生まれた子供のこと。
勉強にもスポーツにも、早生まれは不利といわれている。

日本では、4/1生まれまでは上の学年に、4/2生まれ以降は下の学年になる。
4/2生まれと翌年の4/1生まれでは丸1年の差がありながら同じ学年になるから、学力的にも体力的にも差があるのは当然の話だ。
しかしその差も年齢が上がるにつれて次第に解

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眺めているうち、いつの間にやらどれにしようかなと選んでいた

眺めているうち、いつの間にやらどれにしようかなと選んでいた

郵便受けにトイザらスのおもちゃカタログが入っていた。
表紙には「トイザらクリスマス」とある。
いよいよ、そんなシーズンだ。

今から40年以上も前、この時期には僕も同じようなカタログでクリスマスのプレゼントを品定めしていた。
もちろん当時はトイザらスなどなく、町のおもちゃ屋さんのだけど。
その中から迷いに迷って選び、カタログはイヴにはもう古文書みたいにボロボロになっていた。
トミカ、プラレール、野

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朝からのWi-Fiの不調はまったく関係がなかった

朝からのWi-Fiの不調はまったく関係がなかった

このところ、ある集まりに何度かZOOMで参加している。
一つのテーマについて同じメンバーで討議したりグループワークしたり。

昨日がその日だった。
ところが、朝からWi-Fiの調子がよろしくない。
ZOOMの中の参加者が動かなくなり、音声が途切れ、そのままあえなくダウンすることしばしば。
これではまったく話ができないと、Wi-Fiの中継器の場所を動かしてなんとか電波を集め、やや改善された。

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高校生が社会に参画し、その中で学ぶ場はもっとあるべきだ

高校生が社会に参画し、その中で学ぶ場はもっとあるべきだ

金曜日、久しぶりに電車に乗って神戸の中心・三宮へ。

たいていの用事が近場で済んでしまう便利なところに住んでいるために、6月に退職してからというもの、ほとんど電車に乗ることもなかった。
さらにここ2週間ほどの体調不良もあって、電車どころか外出自体が久しぶりだった。

出かけた先は、市に対して意見する市民の集まり。
とはいえ反行政のアングラな市民集会ではなく、神戸市の広聴課が主催した公式な集まりで、

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こんなことができる、こんなにがんばった、のないあの頃の素の自分

こんなことができる、こんなにがんばった、のないあの頃の素の自分

小学5年生の頃だったろうか。
突然、あだ名がついた。

「えぐお」

ちょうど、エグいという言葉がはやり出した時だったから、「えぐお」と聞けば「ひどいヤツ」みたいに思う友達もいたようだが、それは違う。
僕のは、エグいではなく卵のエッグだ。
頭の形が卵みたいだから、えぐお。
仲のよい女子からは「えぐちゃん」と呼ばれたりもしていた。

先日の記事でもカリメロに似ていると言われたことがあると書いたが、あ

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見捨てられた竹はただいたずらに広がり続ける

見捨てられた竹はただいたずらに広がり続ける

6月に退職するまで、僕は半年ほど淡路島に通って勤務した。
エネルギーの地産地消を目的に、淡路の企業の応援に入っていたのだ。
地元の非化石資源で電気や熱を生み、それらを淡路内で使うことで、島の中で経済を循環させようという深遠なる取組。

非化石資源の一つとして検討したものに、竹があった。
竹は驚異的な繁殖力を持ち、こまめに手入れしないと竹林は大きく広がって、田畑や住居まで侵食する。
2010年の淡路

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まずは日光とアイデアのチャージだ

まずは日光とアイデアのチャージだ

ようやく自分の席に帰ってきた。
12日に「そしてちょっと、おやすみなさい」と題する記事を書いて、そのままふとんに入って以来、使わなくなっていた自分の机に帰ってきたのだ。

もちろんそれ以来ずっと横になっていたわけではなく、起き出せるようになってからはパソコン一式を移動させ、ふとんに近い別の机を使っていた。
しかしそこは北向きの部屋で、一日中薄暗くて寒く、元気な人でもその元気を失いかねない陰鬱さがあ

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どんなモンタージュになるだろう

どんなモンタージュになるだろう

以前の記事で、幼い頃にカリメロやトゥイーティーに似ていると言われたことを書いた。

奈良美智の描く子供と瓜二つと言われていることも書いた。

その記事には、どうやら僕の目が特徴的で、ほかに京本政樹や小栗旬、佐々木希にも似ていると言われることもあわせて書いた。
しかし情報が多すぎたようで、逆にどんな顔をしているか想像できなくなったとコメントをいただいた。

***

たまたま今朝、その記事をボンヤリ

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やっぱり管理事務です

やっぱり管理事務です

派遣会社から電話があった。
「お仕事、今もまだ探されてますか?」

おぉ、そうだったそうだった。
6月に退職して早や半年近くが経ち、仕事を探していたことを忘れていた。
「はい、まだ探しています」

「あ、そうなんですね。今日は1件ご紹介したい仕事がありまして」
「どんな仕事ですか?」
失業手当も出ているから大慌てで探しているわけではないが、話を聞いてみるのも悪くない。

「はい、学校事務なんですが

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しばらくピザから離れることにする

しばらくピザから離れることにする

土曜日、どういうわけか無性にピザを食べたくなった。
そんなことを思えるようになったのは、完全復調も近い証だ。
もう10日ほども体調不良でゴロゴロしているが、これまでピザなんて頭の中をかすめもしなかったから。

思い立ったが吉日、近所のスーパーで既製品の冷蔵ピザを買ってきた。
まだ手作りするほどの元気はないし、宅配料を食べているような宅配ピザはハナから注文する気は起きないし。
買ってきたら即食べてし

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ただふつうでいたい、それだけのささやかな願いだ

ただふつうでいたい、それだけのささやかな願いだ

実に何日ぶりのことだろう。
朝まで目が覚めず眠れるなんて。
そして、それがこんなにも幸せなことだったとは。

先週来の体調不良で、横になってもなかなか寝つけなかったり、寝てもすぐ目が覚めてしまったりを繰り返してきた。
細切れの睡眠では、なかなかすっきりとはいかない。
それが昨晩は21時頃に就寝し、4時まで一度も起きることがなかった。

冷静に考えれば、何をわざわざ記事にしているのだろうと思う。
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解読しようとした己の無謀さをカラスに詫びた

解読しようとした己の無謀さをカラスに詫びた

意外にもカラスの鳴き声が好きだ。
意外にも、と書いたのは、一般にカラスは嫌われ者とされているからで、僕自身は全然意外とは思っていないのだけれど。

とはいえ、「ギャーッ、ギャーッ」と騒ぎ立てるような鳴き声ではなく、「アァー、アァー」とゆったりした鳴き声が好きだ。
なぜかは分からないが、その鳴き声を聞くと、夕焼けの庭を散歩している優雅な大名の姿を想像する。
だから勝手に大名カラスと名づけ、いつもその

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いろいろご心配をおかけしております。
日々体力は回復していますが、まだ万全ではないので今日も様子見です。
先週金曜に連続1000日投稿、日曜に半年誕生日で手書き投稿、と節目を立て続けに迎え、さぁこれからというときに発熱で出鼻をくじかれました。
再起動まで今しばらくお待ちください。

昨日は体温が36℃台になれば動こうと思っていたのに、一日中何度測っても37.0℃という絶妙な「休め」サイン。
夜になって急に36.5℃、36.0℃と落ちはじめ、今朝は35.6℃に。
まだまだ休みながらですが、ぼちぼち活動を再開します。
たくさんの応援コメントありがとうございます。