見出し画像

朝からのWi-Fiの不調はまったく関係がなかった

このところ、ある集まりに何度かZOOMで参加している。
一つのテーマについて同じメンバーで討議したりグループワークしたり。

昨日がその日だった。
ところが、朝からWi-Fiの調子がよろしくない。
ZOOMの中の参加者が動かなくなり、音声が途切れ、そのままあえなくダウンすることしばしば。
これではまったく話ができないと、Wi-Fiの中継器の場所を動かしてなんとか電波を集め、やや改善された。

20名ほどのメンバーのうち、3名ずつに分かれてのセッションが始まった。
何度か顔を合わせてきたメンバーではあるが、これまであまり自分の話をしてこなかったため、昨日は改めて自己紹介をすることになった。

「○○です。住んでいるのは△△で…」

1人目の自己紹介が終わった。
へぇ、△△に住んでたんや。
改めて聞いて初めて知る情報に驚いたり、納得したり。
次に僕の番が回ってきた。

「へんいちです。神戸に住んでいて、52歳です」

とそこまで言ったとき、それまで聞こえていた雑音がなくなる。
あれ?と思い、視線をカメラから画面に移してみると、参加者が動かない。
あぁせっかくの自己紹介のところでまたWi-Fiが…と思ったが、一瞬の間のあと2人の参加者はふつうに動き出した。
あぁよかった、再接続されたみたい。

「すみません。Wi-Fiがやっぱり調子悪いみたいで。聞こえてました?」
「・・・」
やっぱり接続状況がよくないのか?

「へんいちさん…」
「あれ? 聞こえてました?」
オンラインミーティングでよくある「聞こえてますか」「いやあんまり」という不毛な時間が始まるのかと思ったその瞬間、
「へんいちさん、自己紹介ですよ。何の設定ですか?」
言っている意味がさっぱり分からない。
「え? どういうことですか?」
「今、52歳とおっしゃいませんでした?」
「あ、よかった。聞こえてたんですね。そうです、52歳。自己紹介なので」
画面の2人の動きがまた同時に固まる。
「えーーーーーーーー!」
「?」
「ホンマですか? ずっと30代前半と思ってました…」
メンバーは皆、これまで僕がかなりの年下だと思っていたようだった。
朝からのWi-Fiの不調はまったく関係がなかった。

過去の記事にも書いたが、僕はいつもかなり若く見られる。

その記事には、最大で25歳若く見られたが、最近少しずつ見た目が実年齢に近づいて11歳差まで縮まり、それくらいがいい感じと書いた。
しかし、昨日はまた20歳若く見られたということになる。

実年齢はもちろんこうだ。

しかし見た目はどうやらこういうことになっているらしい。

いったいどうなっているのだ。

(2022/11/28記)

サポートなどいただけるとは思っていませんが、万一したくてたまらなくなった場合は遠慮なさらずぜひどうぞ!