畦上梓

主に自分の思ったことについて語ります。

畦上梓

主に自分の思ったことについて語ります。

記事一覧

小学校時代の社会学~なぜ小学校時代は楽しかったのか?~

 ぼくは小学校時代が人生で一番楽しかった。ぼくが通ったのはごく平凡な小学校で、ぼく自身、人と比べてなにか特別な経験をしたというわけでもなく、ありふれた小学校時代…

畦上梓
7か月前
5

自分を偽るということ

 自分を偽るということは自分を否定するということ。うそで固めた上っ面を見せても、他人とは深く関われない。そんなこと、わかっている。けど、やめられない。  おれは…

畦上梓
7か月前
3

小規模大学vs大規模大学 徹底比較!

はじめに  この記事では、学部を小規模大学で、大学院修士課程を大規模大学で過ごした経験を持つ私の感じた、規模による大学間の違いについて語っていこうと思う。  も…

畦上梓
8か月前
5

貧乏人は恋愛ができない

 貧乏人には恋愛する資格がない。そんなことをつくづく思う今日このごろ。  ぼくは貧乏人である。収入はごくわずか。毎日の生活で精一杯。そんなぼくだって一人の人間で…

畦上梓
8か月前
6

「親に『俺』と言えない問題」〜男性性と親からの自立〜

はじめに  私は成人済みの男性だが、未だに親に「俺」と言えないでいる。全く理解不能と思う人もいるだろう。まず、私の抱えているこの問題「親に『俺』と言えない問題」…

畦上梓
2年前
1

実存的不満と学問への動機~ぼくが社会学をはじめた理由~

 結局のところ、ぼくの学問への動機は、実存的不満からでしかなかった。ぼくは社会学を専攻しているが、別に社会問題に本気で取り組もうとか、なにか理想の社会像があると…

畦上梓
2年前
2
小学校時代の社会学~なぜ小学校時代は楽しかったのか?~

小学校時代の社会学~なぜ小学校時代は楽しかったのか?~

 ぼくは小学校時代が人生で一番楽しかった。ぼくが通ったのはごく平凡な小学校で、ぼく自身、人と比べてなにか特別な経験をしたというわけでもなく、ありふれた小学校時代だったと思う。

 そんな小学校時代が僕は好きだった。もちろん楽しいことばかりではなかった。つらいことも沢山あった。だけど、今から振り返ればつらい思い出を含めてもあの頃はよかったと思う。

 では、ぼくはなぜ小学校時代が楽しかったのか? そ

もっとみる
自分を偽るということ

自分を偽るということ

 自分を偽るということは自分を否定するということ。うそで固めた上っ面を見せても、他人とは深く関われない。そんなこと、わかっている。けど、やめられない。

 おれは4流大学の出のくせして大学院に進んだ。それも、世間では2流くらいの評価は受けている有名大学の院だ。だから、おれははっきり言って自分の経歴がはずかしい。まわりの人間には素直に自分の経歴を言えないでいる。

 おれの卒業した大学は4流、5流大

もっとみる
小規模大学vs大規模大学 徹底比較!

小規模大学vs大規模大学 徹底比較!

はじめに

 この記事では、学部を小規模大学で、大学院修士課程を大規模大学で過ごした経験を持つ私の感じた、規模による大学間の違いについて語っていこうと思う。

 もちろん、この記事で想定している大学は私の通った2校のみである。そのため、いわゆる一般論的な話もするが、私の経験に基づいた話も多くなることをお断りしておく。

 規模の異なる大学を比較することで、読者の学部における大学選び、院における大学

もっとみる
貧乏人は恋愛ができない

貧乏人は恋愛ができない

 貧乏人には恋愛する資格がない。そんなことをつくづく思う今日このごろ。

 ぼくは貧乏人である。収入はごくわずか。毎日の生活で精一杯。そんなぼくだって一人の人間であり、男だ。時には恋愛をしたいと思うこともある。

 だけど、ぼくには出会いがない。
 
 一般的な出会いの場は次の5つだと思う。

①職場や学校など日常的に通う場所
②親族・友人の紹介
③趣味のサークル等
④マッチングアプリ
⑤街コン・

もっとみる
「親に『俺』と言えない問題」〜男性性と親からの自立〜

「親に『俺』と言えない問題」〜男性性と親からの自立〜

はじめに  私は成人済みの男性だが、未だに親に「俺」と言えないでいる。全く理解不能と思う人もいるだろう。まず、私の抱えているこの問題「親に『俺』と言えない問題」(以下、「俺」問題)についてもう少し詳しく説明しよう。

 「俺」問題とはなにか。簡単に言えば、「なんか恥ずかしくて親の前で男性名詞、とりわけ『俺』を使えないこと」である。なぜ恥ずかしいのか。おそらく、それは「男性性」と「親からの自立」が関

もっとみる
実存的不満と学問への動機~ぼくが社会学をはじめた理由~

実存的不満と学問への動機~ぼくが社会学をはじめた理由~

 結局のところ、ぼくの学問への動機は、実存的不満からでしかなかった。ぼくは社会学を専攻しているが、別に社会問題に本気で取り組もうとか、なにか理想の社会像があるとか、そんな高尚な考えは一切ない。ただぼくは、自分が長年抱えてきた実存的不満(自分はなぜ不幸せなのか、人生に輝きがないのか)を解消したくて社会学をやっているだけなのだ。

 ぼくは高校を卒業してからというもの、常に満たされない気持ちを抱き続け

もっとみる