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テュル活マガジン

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テュル活とは、テュルク的活動のこと。「日常に、ほんの少しテュルクがあると、少しだけ幸福感が増す。」という趣旨でやっている、趣味と実益を兼ねたライフスタイルともいえましょう。 こ…
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記事一覧

【LPP蒐集日記】本買うのに後先考えるヤツがいるかよ(まあいるんだけど)

【LPP蒐集日記】本買うのに後先考えるヤツがいるかよ(まあいるんだけど)

改めて自分のLPP蒐集というこの行動の動機とは何なんだろうかと考えてしまう瞬間というものがあります。

先日、2冊買い足したばかりでありました。たしかその時にも言及したと記憶していますが、1冊はゴート語訳(ほんと、我ながらこれに数千円つっこめるというのはどうかしていると思う)、そして一番最近入手できたのが、ドイツ諸語版というものでありました。

ドイツ語?いいえ?
1ミリも知りません?
ミリしらで

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長崎-ソウル線再開をひとり喜ぶ

長崎-ソウル線再開をひとり喜ぶ

おかげさまで体調はだいぶ回復してきました。本当に発症してから1週間がヤマなんだなと思いました。

さてそんな中ですが。昨日小躍りしたのは長崎新聞のこのニュースで…

大韓航空の長崎便が復活なのだそうで。これはですね、私個人としてはデカいです。大変デカい。なぜといって、イスタンブル往復が相当楽になるからです。

トルコのどこに行くかにもよるのですが、そもそも日本からトルコに行く場合の航空会社の選択肢

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『月刊言語』のバックナンバーを手に取ったのでやる気ゲージが回復した話

『月刊言語』のバックナンバーを手に取ったのでやる気ゲージが回復した話

今日はお盆明けということで、地元の大学図書館が開館しているということを知っていたのでさっそく行ってきました。資料は足で稼ぐべし、とは先輩でどなたがおっしゃっていたか。果たして某大学図書館の図書書庫と雑誌書庫を行ったり来たりという至福の時間を過ごすにいたりました。惜しむらくは、仕方のないことながら書庫がいずれもエアコンが効いていない空間だったということ…もしエアコンが効いていたなら、それぞれ2時間く

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【愛するテュル活民向けお知らせ】キルギス語講座開講ですってよ!!

【愛するテュル活民向けお知らせ】キルギス語講座開講ですってよ!!

神戸市外国語大学の林範彦先生からメーリングリストで回ってきた情報をシェアします。神戸市外国語大学サテライトで、秋にキルギス語講座が開講されるとのことで…

実施期間は10月10日~1月30日の毎水曜日で全15回、14時30分~15時30分に開催ということですね。受講料 が16,500円でテキスト代または資料代を別に実費で支払うということだそうです。

TUFSオープンアカデミーのほうのキルギス語講

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【告知】TUFSオープンアカデミー「トルコ語初級II」「トルコ語初中級II」の秋学期受講生募集の件

【告知】TUFSオープンアカデミー「トルコ語初級II」「トルコ語初中級II」の秋学期受講生募集の件

数年前から担当させていただいているこちらのオンライン語学講座、ありがたいことにトルコ語については毎年受講希望の方が相当来てくださっておりまして、少なくともトルコ語の開講が危ぶまれるということには毎回ならなくてすんでおります。本当にありがたきことで、本当にこれまでご参加くださったみなさまに感謝しかございません。

改めてこの場を用いまして、御礼申し上げたく存じます。

とはいえ、欲深いことと承知で申

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未だかの地に執着ありや

未だかの地に執着ありや

昨日、秋から非常勤としてお世話になる某所に提出する事務手続きの書類を一式そろえて、近くの郵便局に歩いて向かっておりました。歩きながら、長崎でも対面での仕事を得る機会を得たなと思いつつ、それはもちろんうれしいことである一方でちょっとした心配事でもある…などと考えていました。

思えばアンカラを離れて、4年半以上経ちます。ほんとうに時間の過ぎるのは早いもの…パンデミックが長引いたという事情はありますが

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為替変動に一喜一憂の日々

為替変動に一喜一憂の日々

仕事でトルコやアゼルバイジャンなどに行ったり来たりしはじめるようになってから、為替レートは自分にとって無視できない存在になりました。

日本円以外の資産を持っていない(今も積立NISAを少額やっている程度で、ほとんど資産とは言わないと思います…)自分の身からすれば、円はとにかく高いほうがありがたいのです。なおかつ、研究活動をやっている以上は国外に出なくても洋書を購入したりしますから、実際に国外に出

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オレたち、初老でっしゃろう

オレたち、初老でっしゃろう

同世代の身近な知り合いがSNSで「『初老』は何歳からか」という話で盛り上がっていたのですが、もうアレですよね。老いを感じたその瞬間に初老ってことでそれ以上のことは考えたくないな~、という気持ちにはなります。

そう、そのSNSのやりとりを目にする前は自分も40が初老といわれるんだよなとどこかで見たことをかすかに覚えていたということもあります。し、30代半ばすぎだったか、同い年の同業者に「俺たちはも

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また読みふけるべき本に出会ってしまった:林淳子(2020)『現代日本語疑問文の研究』

また読みふけるべき本に出会ってしまった:林淳子(2020)『現代日本語疑問文の研究』

先ほど対馬旅行から戻ってきました。対馬は最高によかったし、長崎再勉強プロジェクト(って、自分で言っているだけですが)の一環としても貴重な経験ができたのではないかと思います。だいぶお金使いましたけどね。

で、帰宅しましたら東京のほうからまた研究のために購入した本が届いておりました(最近自分の周辺では実にお金が動いていまして、よいことなのかどうなのか…まあそれはさておきまして)。

このうちの1冊は

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【宣伝】OAトルコ語、秋もやりましょう

【宣伝】OAトルコ語、秋もやりましょう

TUFSオープンアカデミー事務局のほうから情報解禁との通知を賜りましたので、ここでもPRしておこうと思います。

「秋期間」はトルコ語もこれまでの継続講座ということで2つ、以下の通り受講生を募集いたします。

トルコ語初級II(火曜日19:30-21:00)

トルコ語初中級II(木曜日19:30-21:00)

トルコ語の講座を担当するという得難い機会を得まして、数年経つんだなと改めて思います。

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『よくわかる日本語学』読んでます

『よくわかる日本語学』読んでます

タイトルの書籍はわりと早く手にしたかったので、私費で購入したという話を以前ここでも書きましたが、その後「ゲットしたぜへへへ~」という内容のことをとあるSNSに書きましたら、同い年なのにもはやすさまじい風格のある畏友まつーらとしおさんが、「レビューをお前も書けください」とすさまじい無茶ぶりをしてきたのでこの記事を書いてみようとしているわけですが…

いや、レビューなんて恐れ多いっす。恐れ多いどころか

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言語学と日本語学、よくわかりたい

言語学と日本語学、よくわかりたい

ここ最近界隈で評判だった日本語学の入門書をようやく落手しました。

各先生方、相当に読みやすさを意識して書いていらっしゃるのだろうなというぱっと読みの感想を持ちました。これはありがたいというか、自分が担当する授業の学生各氏に勧めやすい本になりそうです。この本は日本語の歴史的な経緯についても章を割り当てているのが個人的には素敵なところで、まさに編者の金水先生はじめ各先生方のなせるお仕事なのだろうなと

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「オフィスぴの吉」拠点構築計画

「オフィスぴの吉」拠点構築計画

まだどうなるかわかりませんが、と前置きしての話なのですが、今私は長崎の中でもかなり端のほうにある実家に在住しておりまして、市内中心部まで自家用車でも1時間から1時間半ほどかかるという、わりと大変な場所におります。これはご存じの方はきっとご存じであろうと思いますが。

実際、小中学校までは近くに学校があったのでよかったのですが、高校は市内中心部にありましたから、学校へはバスで片道90分かけて通ってい

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土曜日こそ仕事しろ

土曜日こそ仕事しろ

授業のない土曜日というのは貴重です。すなわち、原稿をしろdayです。
今日はもうひたすら原稿を直しましょう。

先日言及した原稿を世に出すべく、できるだけ読みやすくする旅に出ます…探さないでください…(まあ当然長崎にいるんだけど)

来週あたり、言語学会の書店ブースで注文した本が届くのではないかと思われます。そのうちの一冊が上のリンク先の本。こういうのが自宅に届いたら、また手が止まってしまいそうで

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