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舟を編みたいが…

まだ今年を振り返るにはあまりに早すぎるのですが、今年の春くらいに何を考えていたかと振り返る瞬間がありまして、一生懸命エクセルファイルにアゼルバイジャン語の辞書の原稿を書いていたのでした。

こういうのは「ちりつも」ってやつだろうといいながら、完成は2年後か3年後になるかはたまたもっと先か、いずれにしてもアゼルバイジャン語-日本語の辞書があったら喜んでくれる人が世の中に何人かはいるんじゃないかと当時思ったのです。

当時、研究がエアポケットに入っていた時期ということもあってわりにもくもくと作業できていた…はずなのですが、その後あれよあれよといろんな話が自分に舞い込んできているうちに、すっかり初志を忘れそうになっていました。あかんがな。

その後この話を知っている知り合いからも、その件どうなったのという問い合わせを一度もらったんですけどね…。そのメッセージをもらったときにたまたま別件で忙しかったかなにかで、あんまり進んでいませんねえという返事をしてしまったと思います(そっけなかったかもしれない)。

ほぼ毎日ここで何か書いているので、今年自分の身に何が起こっていたかというのは振り返ろうと思えば振り返られるだろうとはいいながら(めんどうなんでやりませんけどね!)、いいことなんだかどうなんだか、とにかくいろんなイベントがこの半年はありました。

それにともなって、自分の頭の中のメイントピックもめまぐるしく変化していったような気がします。科研費(採択はマジうれしかった)、それに伴う言語学(とその研究)、トルコ語、アゼルバイジャン語、LPP(ノガイ語訳が出たのはほんとアツかったですね!!)、そして日本語学。

全部自分にとっては楽しい(きついけど)出来事ではあります。ありますが、何一つ身を結ばないままこのまま時間が過ぎていくのもよくないなあと今日改めて思ったわけです。

あれもこれも手を出した結果が成果ゼロではちょっとシャレになりませんからね…。

しかしこういうことは貪欲にいかないといけません。大学院以降、そうするようにと教わりましたし(誰からだっけ)。

というよりも、テュル活が滞るようでは自分の精神衛生によくありません。ここ数ヶ月はとりわけ日本語・日本語学のことに意識がいきがちなのですが(お仕事ですからね。しょうがないんですけど)、再度自分の欲望に忠実に生きる方向も見つめ直そうと心に誓う私なのでありました。

やるぞアゼルバイジャン語。出そう成果、満たそうテュル活欲。

※扉のイラストはおなじみChatGPT(のDall・E先生)によるお仕事であります。「原稿を書いているぴののイラストを描いてください」とだけコマンドしたのですが、タイプライターとは恐れ入りました。タイプライターは使ったことないなあ。あのキーボードの感触は楽しそうですけどね。

とかいってAmazon見てみたら、売ってましたわ…タイプライター。
マジかよちょっとほしいかもしれない…(いや使わんか〜…さすがに)

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