しんめん たつき 〜 競泳コーチ 兼 体幹トレーニングコーチ 〜

幼い頃から泳いでいたスイミングスクールへ就職し、競泳の選手育成を本格的に開始。 約20…

しんめん たつき 〜 競泳コーチ 兼 体幹トレーニングコーチ 〜

幼い頃から泳いでいたスイミングスクールへ就職し、競泳の選手育成を本格的に開始。 約20年のコーチ生活の中で、日本選手権出場選手2名・各種全国大会のべ30名を輩出。 現在は、水泳指導・スキー指導の経験を活かし、なかでも体幹運動の重要性を伝達する活動を、積極的に行っている。

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固定された記事

僕の使命は、水泳の普及活動

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2024年度大阪府選手権

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飛び込みの時に注意すべきこと

最近、大学生の練習を見ていてずっと思っていたことを、徐々にレクチャーしていっている。 それは、飛び込み姿勢をした時に、スタート台に対してニュートラルポジションを…

マスターズグループレッスン

6月1日 TTK SWIM Lab.でマスターズグループレッスンを開催しました! 今回は、奈良のマスターズスイマーから依頼があり、レッスンをさせて頂きました😊 練習内容はこんな…

大学生でのトレーニング【Part.2】

大学生でのトレーニングは、乳酸との付き合い方を中心に前回記事にしたが、内容は下記のリンクから確認してね! 今回は、ウエイトトレーニングの考え方について ウエイト…

大学生でのトレーニング【Part.1】

大学生ともなると、人生の岐路に立ち、水泳から離れる子供も多いなか、競技を続けている選手は、競技生活も終盤に差し掛かっている年齢帯である。 大学に入り、ドライトレ…

高校生のトレーニングについて

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中学生のトレーニングその①

男女ともに神経系の発達もピークを迎え、体組織の成長段階も心肺機能・循環器系統の成長過程に入ってき始めるのがこの頃。 女の子は男の子に比べ、やや成長が早い傾向にあ…

ジュニア期後期でのトレーニングで意識してほしいこと

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ジュニア期の競泳選手に必要なこと

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8歳との練習で感じてるコーチ像

先日、選手育成コースのお子様と練習をした。 体操は、カエルになってジャンプしたり、ワニ歩きをしたり、遊びの中に体操を組み込んで、すごく楽しそうに遊んでた プール…

飛び込みのスタンス

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15mの底力

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バタフライキックの進め方

今日も和歌山県の秋葉山県民水泳場でのレッスンでした。 僕が水泳指導で、とても大切にしていることは、身体の動作をいかに正確にこなせるか🏊‍♂️ その中でも、体幹か…

それぞれの進化

10月31日(火)僕はいつものようにプールのレッスンに出向いていた! 今日は感動するような受講者の進歩が見れた1日だった👍🏆 マスターズスイマー進化中今年の5月頃か…

🎖️世界のメダル🎖️

先週閉幕した、福岡での世界マスターズ水泳大会で、僕がプライベートレッスンで指導している受講者の方がメダルを獲得したよ🎖️ しかも3つも🥈🥈🥉 その方は元々長距離…

僕の使命は、水泳の普及活動

僕の使命は、水泳の普及活動

僕の指導は選手育成だけじゃない!!!

コーチの育成もするし、泳げない子供の指導もめっちゃ得意!!!!
5月から月2〜3回の指導で小学2年生のお子様をプライベートレッスンで指導している!!その子が10月31日ハロウィンの日になんと!!!!
50m完泳しちゃいました!!!
最初は、伏し浮き程度の泳力だったそのお子様は、今ではクロール・背泳ぎ・平泳ぎが25m泳げる様になっている😊
手前味噌ではあるが

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2024年度大阪府選手権

2024年度大阪府選手権

4月から大学生の指導にあたるようになり、久々の大阪府選手権(国体選考会)
なんとも言えないワクワクした感じを久しぶりに思い出した!

大学生は、関西学生選手権での各校レギュラー争いの最終戦になっている学校も多いのではないだろうか…。
だから、なおさら色んな思いが交錯する大会でもある。これでレギュラーの3名枠に入れなければ、引退という人も出てくるから、しっかりとレース成績を出させてあげたい。

スイ

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飛び込みの時に注意すべきこと

飛び込みの時に注意すべきこと

最近、大学生の練習を見ていてずっと思っていたことを、徐々にレクチャーしていっている。

それは、飛び込み姿勢をした時に、スタート台に対してニュートラルポジションを取れている選手が非常に少ない。

僕は20代の時にスキーとスノーボードのインストラクターをしていた経験から、水泳のスタート動作に違和感をすごく感じていた。
斜面に立って運動する時に、乗っている位置じゃないという違和感。

スキーを滑る時、

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マスターズグループレッスン

マスターズグループレッスン

6月1日 TTK SWIM Lab.でマスターズグループレッスンを開催しました!

今回は、奈良のマスターズスイマーから依頼があり、レッスンをさせて頂きました😊
練習内容はこんな感じ

練習の注意点は、こんな感じの内容。
・スカーリングの推進力のかかり方
・スカーリングの主導筋
・推進力のかかるプルの仕方
・背泳ぎのキックがなぜ大切なのか?
・重心から離して打つキックの意味
・飛び込みの際の身体

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大学生でのトレーニング【Part.2】

大学生でのトレーニング【Part.2】

大学生でのトレーニングは、乳酸との付き合い方を中心に前回記事にしたが、内容は下記のリンクから確認してね!

今回は、ウエイトトレーニングの考え方について

ウエイトトレーニングを高校生・大学生から取り入れる選手は多く存在する。そんなウエイトトレーニングでのメリット・デメリットは前回の記事で話してる。

ウエイトトレーニングを取り入れる考え方を、今日は説明しよう思う。

ウエイトトレーニングによって

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大学生でのトレーニング【Part.1】

大学生でのトレーニング【Part.1】

大学生ともなると、人生の岐路に立ち、水泳から離れる子供も多いなか、競技を続けている選手は、競技生活も終盤に差し掛かっている年齢帯である。

大学に入り、ドライトレーニングを思い切りできる環境になっている選手も多いので、ウエイトトレーニングなどを取り入れ、スピード強化を課題にしている選手も多いと思う。

だかここに、大きな落とし穴がある。

ウエイトトレーニングをすると、体の表面に近い筋肉の強化につ

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高校生のトレーニングについて

高校生のトレーニングについて

高校生のトレーニングともなると、だいぶ専門的な要素が必要になってくる。
低年齢から育ってきた環境も大きく左右するので、しっかりと中身を見ていく必要があると思う。

心肺機能は成長期真っ只中。
この年代は、スピード持久力トレーニングがピークになってくる年代。
上半身が大きくなっていくタイミングなので、大きな身体をしっかりと足元から押せるキックが必要になる。
スプリント能力の優劣は、キックが大きく関与

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中学生のトレーニングその①

中学生のトレーニングその①

男女ともに神経系の発達もピークを迎え、体組織の成長段階も心肺機能・循環器系統の成長過程に入ってき始めるのがこの頃。

女の子は男の子に比べ、やや成長が早い傾向にあるので、小学校高学年からこの考え方が必要かもしれない。
だがやはりそれぞれに違いがあるので、しっかりと観察が必要であろう。

この段階になると、上半身の成長や筋肉が大きくなり始める時期でもあるので、少しづつ乳酸との付き合い方を学んでいかな

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ジュニア期後期でのトレーニングで意識してほしいこと

ジュニア期後期でのトレーニングで意識してほしいこと

前回に続き、ジュニア期でも小学校高学年になってきた時に意識してほしいトレーニング方法について、整理してみたいと思う。

参考に、読んでみてね!

前回の記事で述べた内容を再度確認してもらって今日の記事を読むとめっちゃ理解しやすいよ!

小学校高学年になると、少し大人への成長がはじまってくる。

キックの下地はまだまだ継続中

理由は、泳速が 毎秒1.8m を超えるスピードが出ないとプルの関与率が増

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ジュニア期の競泳選手に必要なこと

ジュニア期の競泳選手に必要なこと

12月に入り、自ら保有している、競泳コーチ4資格の
毎年の義務研修をオンラインで絶賛受講中。

今年のオンライン研修はめっちゃグイグイ入り込んで視聴してしまった。

なぜなら、自分が競泳のコーチをしていて、一番勉強したし、今でもそれを意識してトレーニングを考えているからだ!

それをしっかりと考えていくと、競泳選手に必要なことがすごく明確に👍

今日は、”ジュニア期に必要なこと”をテーマに書いて

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8歳との練習で感じてるコーチ像

8歳との練習で感じてるコーチ像

先日、選手育成コースのお子様と練習をした。

体操は、カエルになってジャンプしたり、ワニ歩きをしたり、遊びの中に体操を組み込んで、すごく楽しそうに遊んでた

プールの中に入ると、ちゃんと練習したけど内容はほぼキック!
こんな風景は、ごく自然な光景だったが、今はすごく珍しくなってきた。

昨今のスイミングでは、ほとんど人員不足の影響で、ベテランコーチが小さな選手を育てるノウハウがあるのだが、ゆっくり

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飛び込みのスタンス

飛び込みのスタンス

飛び込みのパフォーマンスですごく重要な足の幅について説明しようと思う。

僕の結論は、腰幅を意識する!これに尽きる。

ジャンプ動作から着地した際、足首・膝・股関節の3関節を使って着地をすると音も立てずに着地できる。
要するに、落下する圧を3関節で吸収し着地をしているということになる。
その時のスタンスは絶対に足を閉じてはないはず!

適度に足幅を広げて、着地を行う。
その時のスタンスはスキーで言

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15mの底力

15mの底力

僕が競泳のコーチをしていてすごく大切にしていること!
それは、『15mの底力』

これは何かというと、『スタート後15mの速さとターン後15mの速さ』

仮に50mを30秒で泳ぐ選手同士の泳ぎをきちんと分析。
まず、ラップタイムをきちんととってみる。
50m長水路なら
15m/10m/10m/10m/5m
でラップタイムを計測

50m短水路なら
15m/10m/15m/10m
でラップタイムを計

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バタフライキックの進め方

バタフライキックの進め方

今日も和歌山県の秋葉山県民水泳場でのレッスンでした。

僕が水泳指導で、とても大切にしていることは、身体の動作をいかに正確にこなせるか🏊‍♂️
その中でも、体幹からの動作というものに特化していつも指導している。

なぜかというと、人間の胸部には骨が多く存在し、構造上すごく頑丈にできている。
同じく、骨盤周辺の股関節周辺も骨盤という大きな骨が存在し、こちらも頑丈にできている。

だがしかし、腹部を

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それぞれの進化

それぞれの進化

10月31日(火)僕はいつものようにプールのレッスンに出向いていた!

今日は感動するような受講者の進歩が見れた1日だった👍🏆

マスターズスイマー進化中今年の5月頃から、マスターズ日本記録を狙いたいと目標にしている選手の方と
マンツーマンでのプライベートレッスンを月8回ペースで継続中!

元々選手で泳いでいたとはいえ、初回にレッスンで泳ぎを見ていくと、
細かなところで修正した方が良いところが

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🎖️世界のメダル🎖️

🎖️世界のメダル🎖️

先週閉幕した、福岡での世界マスターズ水泳大会で、僕がプライベートレッスンで指導している受講者の方がメダルを獲得したよ🎖️

しかも3つも🥈🥈🥉

その方は元々長距離の自由形の選手だったけども、結婚・子育てを経て、役20年振りにマスターズの舞台で復帰✌️

それだけでもすごいのに、マスターズの日本新記録が出したいとの意向で、今年の3月あたりからプライベートレッスンを開始!

初めの僕の印象は

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