しんめん たつき 〜 競泳コーチ 兼 体幹トレーニングコーチ 〜

幼い頃から泳いでいたスイミングスクールへ就職し、競泳の選手育成を本格的に開始。 約20…

しんめん たつき 〜 競泳コーチ 兼 体幹トレーニングコーチ 〜

幼い頃から泳いでいたスイミングスクールへ就職し、競泳の選手育成を本格的に開始。 約20年のコーチ生活の中で、日本選手権出場選手2名・各種全国大会のべ30名を輩出。 現在は、水泳指導・スキー指導の経験を活かし、なかでも体幹運動の重要性を伝達する活動を、積極的に行っている。

最近の記事

  • 固定された記事

僕の使命は、水泳の普及活動

僕の指導は選手育成だけじゃない!!! コーチの育成もするし、泳げない子供の指導もめっちゃ得意!!!! 5月から月2〜3回の指導で小学2年生のお子様をプライベートレッスンで指導している!!その子が10月31日ハロウィンの日になんと!!!! 50m完泳しちゃいました!!! 最初は、伏し浮き程度の泳力だったそのお子様は、今ではクロール・背泳ぎ・平泳ぎが25m泳げる様になっている😊 手前味噌ではあるが、これだけでも素晴らしい事だと思う🏆 そこで感じた、僕の使命 水泳の普及活動が僕

    • 2024年関西学生選手権を終えて

      4月から学生の指導に復帰してから、一つ目の節目が来た。 それは関西学生選手権。 レギュラー3枠をチーム内で争い、結果を残したものが、このレースで自分を発揮できる。 だからこそ、レギュラーを獲得したメンバーが結果を出すことはmustで必要。 だからこそ、レギュラーの責任は、出れなかった人への思いやり。 だからこそ、みんな必死でレギュラー争いを強豪校ではするんだと思う。 ここで、長水路で結果を残す人と短水路で結果を残す人の特徴を伝えようかと思う。 僕の経験値での話にはなるが

      • 第98回関西学生選手権Day2

        関西学生も2日目‪👍🏻 ̖́-‬ 今日も嬉しい結果が- ̗̀ 👏🏻👏🏻👏🏻 ̖́- 昨日に引き続き、800自由形で無事にインカレ突破🎉 この大会で、改めて実感したのは、中長距離種目の大切な所。 それはいかに、自分のペースを周りに惑わされずに貫くか! これをしっかりやろうと思うと、日々のトレーニングにおいて、自分のレースで使いたいタイムを何回反復できるかが肝になる。 分かりやすく説明すると、 今回の場合800mでインカレ突破するには9:03 これを100mで割ると1:0

        • 第98回関西学生選手権(DAY1)

          昨日から3日間、第98回関西学生選手権が京都アクアリーナで開催される 僕は、今回も競技役員でのお手伝いにはなるが、今回はまた違った感覚でレースを見ている。 4月から始まった大学水泳部コーチとしての目線での選手の分析をしている自分が居てる。 予選・決勝があり、予選から全力でチャレンジしないと決勝に行けない選手もいれば、予選で感覚を確かめる余裕のある選手もいてる。 一番、キツイのは決勝ラインギリギリの選手が、決勝に残った時に、もう一つでもいいから上のランキングに上げてあげる

          夏休みの水辺の事故を防ぐために

          夏シーズンが本格化し、子供たちが楽しみにしている夏休みが始まりました。 しかし、水辺での事故が多発する時期でもあります。 特に昨今では、新型コロナウイルスの影響や学校での水泳授業の減少により、子供たちが水に慣れていないケースが増えていると感じます。 学校の水泳授業では、多くの場合、一人の先生が多くの生徒を指導するため、生徒の泳力差が大きいことが監視の難しさを増しています。 先生方の苦労は想像に難くなく、命に関わる環境で気を抜くことができないため、授業内容を慎重に吟味する必要

          JAPAN MASTERS In Tokyo

          今日からJAPAN MASTERS (長水路) パーソナルレッスンで受講されている方が、3位となったがパーソナルベストを更新🏆 元オリンピック選手がマスターズに出てきて、まだまだ現役のように日本記録を塗り替える中、堂々と結果を出してくれました! 長水路練習が少なかったせいもあり、出発する前から少しナーバスになっていたご様子。でも、初日のレース結果を見てホッと一安心。 長水路シーズンには、プルの関係性が勝敗を分ける。だからこそ、プルの強化に取り組んできた。 キックと手のタイ

          関西国公立大学選手権

          6月末の2日間は、和歌山県の秋葉山県民水泳場にて競技役員のお手伝い🥳 毎度の事ながら、学生のレースからだけではないが、レースから学ぶべきところがとてつもなく多い! 競技役員の控え室での一コマ 先輩というには烏滸がましい(おこがましい)ぐらいの、諸先輩方との会話で日本記録についての話になった。 背泳ぎの日本記録が、先日引退した入江くんの2009年の記録がいまだに破られていない。ちなみに世界記録は、2022年に更新されている。 これが日本の水泳界・スイミング業界の現状なんだ

          2024年度大阪府選手権

          4月から大学生の指導にあたるようになり、久々の大阪府選手権(国体選考会) なんとも言えないワクワクした感じを久しぶりに思い出した! 大学生は、関西学生選手権での各校レギュラー争いの最終戦になっている学校も多いのではないだろうか…。 だから、なおさら色んな思いが交錯する大会でもある。これでレギュラーの3名枠に入れなければ、引退という人も出てくるから、しっかりとレース成績を出させてあげたい。 スイミングに勤めていた時の心境としては、国体選考にかかる選手がいた為、各区分で一番の

          飛び込みの時に注意すべきこと

          最近、大学生の練習を見ていてずっと思っていたことを、徐々にレクチャーしていっている。 それは、飛び込み姿勢をした時に、スタート台に対してニュートラルポジションを取れている選手が非常に少ない。 僕は20代の時にスキーとスノーボードのインストラクターをしていた経験から、水泳のスタート動作に違和感をすごく感じていた。 斜面に立って運動する時に、乗っている位置じゃないという違和感。 スキーを滑る時、必ず脛の前傾がブーツで分かりやすい位置で保たれている。しかし水泳のスタート動作で

          マスターズグループレッスン

          6月1日 TTK SWIM Lab.でマスターズグループレッスンを開催しました! 今回は、奈良のマスターズスイマーから依頼があり、レッスンをさせて頂きました😊 練習内容はこんな感じ 練習の注意点は、こんな感じの内容。 ・スカーリングの推進力のかかり方 ・スカーリングの主導筋 ・推進力のかかるプルの仕方 ・背泳ぎのキックがなぜ大切なのか? ・重心から離して打つキックの意味 ・飛び込みの際の身体の使い方 ・飛び込みの際に必要なポジショニングについて ・スプリント能力に必要なコ

          大学生でのトレーニング【Part.2】

          大学生でのトレーニングは、乳酸との付き合い方を中心に前回記事にしたが、内容は下記のリンクから確認してね! 今回は、ウエイトトレーニングの考え方について ウエイトトレーニングを高校生・大学生から取り入れる選手は多く存在する。そんなウエイトトレーニングでのメリット・デメリットは前回の記事で話してる。 ウエイトトレーニングを取り入れる考え方を、今日は説明しよう思う。 ウエイトトレーニングによって付ける筋肉は、概ねアウターの筋肉になる。 だから、インナーマッスルの細い選手は、

          大学生でのトレーニング【Part.1】

          大学生ともなると、人生の岐路に立ち、水泳から離れる子供も多いなか、競技を続けている選手は、競技生活も終盤に差し掛かっている年齢帯である。 大学に入り、ドライトレーニングを思い切りできる環境になっている選手も多いので、ウエイトトレーニングなどを取り入れ、スピード強化を課題にしている選手も多いと思う。 だかここに、大きな落とし穴がある。 ウエイトトレーニングをすると、体の表面に近い筋肉の強化につながる。 これによって、スピードは一気に上がってくる。 これは大きなメリットだと

          高校生のトレーニングについて

          高校生のトレーニングともなると、だいぶ専門的な要素が必要になってくる。 低年齢から育ってきた環境も大きく左右するので、しっかりと中身を見ていく必要があると思う。 心肺機能は成長期真っ只中。 この年代は、スピード持久力トレーニングがピークになってくる年代。 上半身が大きくなっていくタイミングなので、大きな身体をしっかりと足元から押せるキックが必要になる。 スプリント能力の優劣は、キックが大きく関与しているからである。 (泳速とプルの関与率で触れていたように、毎秒1.8m以上の

          中学生のトレーニングその①

          男女ともに神経系の発達もピークを迎え、体組織の成長段階も心肺機能・循環器系統の成長過程に入ってき始めるのがこの頃。 女の子は男の子に比べ、やや成長が早い傾向にあるので、小学校高学年からこの考え方が必要かもしれない。 だがやはりそれぞれに違いがあるので、しっかりと観察が必要であろう。 この段階になると、上半身の成長や筋肉が大きくなり始める時期でもあるので、少しづつ乳酸との付き合い方を学んでいかなければならないと思う。 強度の高い練習をし始めると、全然平気な子供もいるし、め

          ジュニア期後期でのトレーニングで意識してほしいこと

          前回に続き、ジュニア期でも小学校高学年になってきた時に意識してほしいトレーニング方法について、整理してみたいと思う。 参考に、読んでみてね! 前回の記事で述べた内容を再度確認してもらって今日の記事を読むとめっちゃ理解しやすいよ! 小学校高学年になると、少し大人への成長がはじまってくる。 キックの下地はまだまだ継続中 理由は、泳速が 毎秒1.8m を超えるスピードが出ないとプルの関与率が増えないというデータが指し示すように、この年代の主たる推進力がキックであるという、

          ジュニア期後期でのトレーニングで意識してほしいこと

          ジュニア期の競泳選手に必要なこと

          12月に入り、自ら保有している、競泳コーチ4資格の 毎年の義務研修をオンラインで絶賛受講中。 今年のオンライン研修はめっちゃグイグイ入り込んで視聴してしまった。 なぜなら、自分が競泳のコーチをしていて、一番勉強したし、今でもそれを意識してトレーニングを考えているからだ! それをしっかりと考えていくと、競泳選手に必要なことがすごく明確に👍 今日は、”ジュニア期に必要なこと”をテーマに書いてみようと思う その中でも、 小学生中学年(10歳以下まで)をテーマに掘り下げようと