見出し画像

トランペットを演奏する上での正しい腹筋の使い方とその部分

音楽教室など継続でレッスンにいらしてくださっている方を中心に、最近お腹の力のかけかたについて再度解説をしています。

お腹の力…腹筋のどこをどんなふうに使うかで、トランペットのコントロールは大きく変わります。というか、ここで間違った方法を使ってしまうと、他の部分をどんなに効率良く使おうとしても思ったように演奏できないことがわかっています。

具体的には、腹筋トレーニングのように腹直筋を使ってしまうのが良くないのですが、「腹筋」と聞くとほとんどの人が真っ先にそこをイメージしてしまうために、いきなりハードモード突入してしまうわけです。

レッスンをしていてもやはりその傾向にある方が多く、というか最初の段階ではほぼ全員が腹直筋を使っているので、大なり小なり腹筋についての解説は必ずするようにしています。

詳しく話したり、実践を交えて腹筋についてやってしまうと、それだけでレッスン時間をほとんど使ってしまうために、継続してレッスンに来てくださる方を中心にこのお話をしっかりとさせていただいている、というわけです。

今回は腹筋の使い方のお話でしたが、当然吸気のことや、音を出している時の舌のこと、そもそもの音が出る原理などについて理解し、実践できるようになれば、トランペットのコントロールやサウンドはかなり良くなります。


そのあたりのお話を5月12日に「呼吸講習会」と題して開催します。

人間の呼吸の仕組みから、演奏する上での最も効率良い体の使い方などを詳しく解説し、実践しながら身につけていきます。

目に見えない空気だからこそ誤解や勘違いをしやすい空気や呼吸についての曖昧な知識やあやふやな部分をこの講習会で解消しませんか?

内容(予定):
1.呼吸とは何か
2.日常の呼吸の仕組みと働く器官
3.管楽器演奏における呼吸とは
4.管楽器演奏における吸気
5.管楽器演奏における呼気
6.実践(演奏におけるブレス)
 ※楽器をお持ちの方は音を出しながら実践
7.質疑応答

このような内容を2時間かけて行います。
この講習会はトランペットに限らず、すべての管楽器と、学校の顧問の先生や部活指導員の方などにもご参加いただきたいと思っております。

詳細、お申し込みはこちらから。

定員14名です。ぜひ同じ部活やご友人などもお誘い合わせの上、ご参加ください!
お待ちしております。


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。