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[講習会]5月12日(日)呼吸がテーマの講習会を開催致します

数年前まで結構頻繁に対面での講習会を開催していまして、コロナ騒動が起きてからはオンラインに切り替えてトランペット講習会や楽典講習会をしていました。

オンライン講習会はパワーポイントのようなものでスライドを作っておくと大変解説しやすく、なかなか気に入っていたのですが、やはりトランペットの話をする際には音を直接伝えることができないために、もどかしく感じる部分がありました。その中でも最もやりにくかったのが呼吸についてです。

呼吸の原理は解説できても、実際に体をどのように使えば良いかは、実際に見てもらったほうが理解してもらえるし、解説したことが正しく伝わっているかをリアルタイムで確認しないと間違った状態で覚えてしまい逆効果になりかねないのです。

コロナ騒ぎもひと段落し、日常が戻ってきてくれたので、そろそろ再開してみようかなと思い試験的に1回開催することにしました。
それが今回ご紹介する「管楽器奏者のための呼吸講習会」です。


レッスンで最初に解説するのは呼吸について

レッスンでは必ず最初に呼吸についての解説や実践を行います。その理由は2つ。

1.呼吸で演奏の質がまったく変わるから
2.正しく理解できていない方(正しく体を使えていない方)が大半だから

です。
呼吸、特に音を出す際の呼気でどのように体を使うかが演奏の質を180度変えてしまいます。これは比喩ではなく本当に面白いくらい真逆の結果になります。

そもそも呼吸が様々な体の使い方や意識の持ち方でできてしまうことも混乱する原因です。例えば、

息を吸うとお腹がへこむ or 膨らむ

で意見が分かれたことありませんか?これ、確かにどちらでも息を吸うことができてしまいます。しかし当然ですが体の使い方はまったく違います。他にも「鼻で吸う or 口」で吸うで意見が分かれたりといろいろありますが、これらはすべて呼吸の仕組みを正しく理解していないことから起こる意見の分かれです。

すべての管楽器奏者にとって大切な呼吸

呼吸を正しく理解し、それを演奏に使えるようになることは、トランペットに限らずすべての管楽器奏者にとって大切なことです。
今回の講習会はぜひトランペット以外の方にもご参加いただきたいと思っておりますので、ぜひ吹奏楽部や吹奏楽団に所属されている皆様お誘い合わせいただければ幸いです。
また、吹奏楽指導に携わる部活動の顧問の先生や、地域の部活指導員の方などの指導者さんにも今一度呼吸に関して確認も含めてご参加いただければと思います。

講習会の主な内容(予定)

今回の講習会は、以下のような流れで行う予定です。

1.呼吸とは何か
2.日常の呼吸の仕組みと働く器官
3.管楽器演奏における呼吸とは
4.管楽器演奏における吸気
5.管楽器演奏における呼気
6.実践(演奏におけるブレス)
 ※楽器をお持ちの方は音を出しながら実践
7.質疑応答

間に休憩を挟んで2時間程度を想定しております。

ということで、開催はもう少し先ですが、ぜひ今からご予定を空けていただければと思いますし、こんなイベントがあるよ、とお仲間にお伝えください。
以下は概要です。

管楽器奏者のための呼吸講習会

2024年5月12日(日)14:00-16:00
テーマ:管楽器における正しい呼吸の理解と実践
定員:14名(先着順)
参加費:3,300円(税込)
会場:池袋駅近く(お申し込み後に詳しくお伝え致します)

対象者:管楽器を演奏している方(主に吹奏楽や管弦楽で使用される木管楽器と金管楽器、経験年数不問)、吹奏楽部の顧問や管楽器指導者、吹奏楽部指導員など

講師:荻原明(おぎわらあきら)/トランペット奏者、東京音楽大学講師
オフィシャルサイト:https://www.trumpet-ogiwara.com/

持ち物:お持ちであれば演奏されている管楽器をご持参ください。楽器がなくても問題ありません。

お申し込み開始:2024年3月1日(金)10:00(募集中!)
お申し込み締切:2024年5月10日(金)23:59
https://ogiwara.base.shop/items/83154516

備考:
・お申込み後、こちらからメールにて詳細をご連絡致します。
・一度お申し込みいただいた後の受講される方の都合によるキャンセルにおいては原則返金は受け付けておりません。
※お車、バイクでのご来場の場合はご自身の責任でパーキング等お調べいただいた上で駐車いただくようお願い致します(自転車駐輪場は会場にございます)

お申し込み受付はこちらから。

ご参加、お待ちしております!


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。